こんにちは。
ラブコメ大好き、カッパ室長です。
今回は週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の漫画 ビッグコミックス『ヨシダ檸檬ドロップス』第4巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
『結婚するって、本当ですか』『神のみぞ知るセカイ』の若木民喜先生の最新作です!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第3巻の紹介記事はコチラ↓↓
『ヨシダ檸檬ドロップス』
著者:若木民喜
一浪して京大に入ったら、知ってる地味女子が京大で一番有名な人物になってた話
(0/12)#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/IJlrIqLemp— 若木民喜@「ヨシダ檸檬ドロップス」「結婚ですか」アニメ4649 (@angelfrench) November 12, 2024
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
それぞれのNF
沢北陽子との初デートを終えた山川可志夫。
沢北の隣に立つため、彼女に追いつくためにマンドリンを頑張ってきたカシオだったが、今回のデートで沢北を目の前にしたら何もかも圧倒されてしまい、再び自分の空っぽさに気づかされ苦悩してしまうのであった。
一方、陽子のほうは映画館で手も繋げたしマンドリンの話もたくさん出来て最高だったと語る。
でも肝心の付き合う話にまでもっていくことができずにいたため、今後もプロレスでフォールを決めるが如く一直線にいくことを決意するのであった。
そして後期に突入した京都大学では関西最大級の規模を誇る学園祭・NFこと11月祭の気配が近づいていた。
陽子たちのプロレス同好会「フリーバード」はデルタ決戦を行うことになり、その前哨戦が同志社大学で行われることに。
完全アウェーということもあり、空気に呑まれていつもの動きが出来ずにいるフリーバードの面々。
1敗1分という状況でメインイベントのタッグマッチが始まり、「ザ・サンシャインキッド」こと沢北陽子と今回がデビュー戦となる「いまわの際のトト」こと丸山等々がリングに上がる。
『ヨシダ檸檬ドロップス』第4巻 P90,91より一方カシオのほうは、以前カシオの演奏を聴いていた法学部2回生の万里野薫から「ボクと一緒にコンサートをしませんか?」と誘われ、NFで演奏することに…
感想(ネタバレ注意)
第4巻は初デートを終えたカシオと陽子の様子や、フリーバードが同志社大学でNFの前哨戦を行うお話、そしてNF当日のお話などが描かれました。
まずはデート終わりのお話から。
デートの感想を二人から聞けて特等席だと喜ぶトトさんですが、二人とも真逆の感想を言っててアドバイスするのが大変そうでしたね。
カシオは陽子が可愛すぎて独占欲が強くなってしまったが、そんなことが言えるほど自分は陽子と対等ではないと悩んでいます。
ほんとネガティブ思考な男の子ですね。
それに対しカシオにカエル化することもなくサイコーだったと話し、今後も付き合えるように一直線に頑張ろうとする陽子。
でも自分はカシオと付き合っても大丈夫か不安になっていましたね。
陽子もカシオも100点の自分じゃないと相手と付き合うことができないと思っているようです。
自分のことばかりで相手のことを見れていない感じ。
そんな陽子に「お互いがそれでよかったら、何点でも合格やねんよ」と言ってくれるトトさんが良いお姉さんすぎて最高でした。
次にフリーバードとWWD(レスリング・ワールド・オブ・同志社)のNF前哨戦のお話。
ここでついに大型新人トトがプロレスデビューしました。
大型は身長のこともあるし、お胸のこともあるようです。
くノ一衣装もとても似合ってたし、実況も彼女を見て「最高!!」と興奮気味でしたね。
登場のインパクトは最高だったけど、まだプロレスの技術がないせいで試合内容はボロボロでしたが…
相手はシスター衣装の礼拝師ムラカミという女性とWWD部長のブラック・ナイトこと西大路沙夜。
今回の沙夜は西大路家のお家事情のせいでピリついていて、エンターテインメントとして観客にプロレスを魅せることを忘れ、あっという間に試合を終わらせてしまいます。
『ヨシダ檸檬ドロップス』第4巻 P106,107より沙夜の家は老舗の和菓子屋で、本来なら兄の一巳が次期当主になる予定だったが一巳が家を出て行ってしまったせいで消去法的に沙夜が次期当主となってしまったそうです。
沙夜はその消去法で決まったことが気にくわないようですね。
みんな心の底では一巳に当主になってほしいと思っていて、自分のことは全然見てないのだから。
これから沙夜は自分の凄さをみんなに認めさせるために、兄より凄いということを証明していくのかもしれません。
でも沙夜も本心では兄を慕っていそうなんですよね。
この家の問題がどんな風に解決していくのか楽しみです。
最後はNFで演奏することになったカシオのお話。
一度は実際に行って見てみたいです。
カシオを誘ってくれた万里野もまた不思議というかクセがあるキャラでしたね。
でも彼のおかげでカシオはNFで演奏することができ、また一つ成長することができたようです。
『ヨシダ檸檬ドロップス』第4巻 P170,171,172よりこの経験がカシオにとって沢北に追いつけたという自信になり、なんと第4巻のラストでカシオは陽子に「好きだ。…試合、がんばれ。」と告白します。
これは突然の出来事すぎて驚きましたね。
この告白を受けて陽子がどんなリアクションをするのか次の巻が気になります。
試合でもラブパワーで沙夜を圧倒するのかもしれないですね。
単行本第5巻は2026年1月末頃発売予定です。
若木民喜先生の別の作品紹介
『神のみぞ知るセカイ』
ゲーマーの間で「落とし神」と呼ばれるギャルゲー達人にして、現実女子からは「オタメガネ」と呼ばれる青年・桂木桂馬。
ある日、クラスメートの高原歩美に押しつけられた校舎屋上の掃除中、携帯ゲームのメールチェックをしていた桂馬の元に「攻略してほしい女がいる」との挑発メールが届く。
落とし神のプライドから即座に返信すると、上空から謎の女の子・エルシィが爆風と共に舞い降りてきて…!?
『結婚するって、本当ですか』
「結婚しませんか? 私たちの一人の生活を守るために」
首都圏の旅行代理店でツアーの企画を担当する会社員のタクヤとリカ。
共に人付き合いが苦手で目立たないが、人知れず充実した一人生活を送っている。
タクヤは保護した猫と、リカは地図さえ眺めていれば幸福な日々……
ところが日本からはるか離れた海外の支店開設により
<独身者が優先で海外派遣!!!>
国内でさえ人付き合いが苦手なのに海外に何年も行きっぱなし…?
こまったリカはタクヤにとある計画を持ちかけて……
ほとんどしゃべったこともない二人が、たったの365日後に結婚することに!?
猫好きメガネ男子と地図マニアの無愛想女子の令和の結婚コメディー


