こんにちは。
カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載中の漫画 ジャンプコミックス『魔都精兵のスレイブ』第19巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
少年ジャンプ+で3億7千5百万閲覧突破、コミックス累計580万部突破のバトルファンタジーです!
■第18巻の紹介記事はこちら↓↓
YouTube“shonenjump_official”より
『魔都精兵のスレイブ』
原作:タカヒロ
漫画:竹村洋平
『魔都精兵のスレイブ』最新コミックス19巻が本日発売です‼️
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— 竹村洋平 (@takemura4hey) September 3, 2025
第19巻の見どころ(ネタバレ注意)
優希、八雷神の奴隷に!?
ついに魔防隊の前に八雷神を束ねる最強の存在・大極が姿を現す。
圧倒的な強さを見せつける大極は複数人の組長を相手に傷一つ負わず、魔防隊に大ダメージを与えていく。
さらに空間に隠れていた紫黒によって和倉優希と朱々が攫われてしまうのであった。
八雷神の拠点に囚われた優希と朱々。
紫黒に殺されそうになる朱々を助けるため、優希は八雷神に取引を持ち掛ける。
優希の体内に宿る空折たちを助ける協力をする代わりに朱々に手出しをするなと。
こうして優希は八雷神の奴隷となり、彼女達に奉仕することになった。
『魔都精兵のスレイブ』第19巻 P135より精神世界にいる空折たちの伝言役になったり、紫黒たちの身の回りの世話を始める優希。
さらには体内に神エキスを注入するため八雷神と濃厚なキスをする日々を送ることに。
そんな状況でも優希たちはこの拠点で神側の秘密を少しでも手に入れて脱出するために行動していくのであった。
感想(ネタバレ注意)
第19巻では八雷神・大極の襲撃や、攫われた優希が八雷神の奴隷となり奉仕する様子などが描かれました。
今回は八雷神とのイチャイチャシーンが盛り沢山でした。
最初は七番組に復帰した久重遙乃とのお話から。
遙乃は自作の折り紙を式神として使役する遙乃式神という能力を持っていて、周りのサポートや醜鬼との戦闘、管轄内のパトロールなどができるかなり有能なお姉さんです。
そんな遙乃とのスレイブは「無窮の鎖・慈雨」という戦闘能力は皆無の回復特化の形態でした。
優希が手をこすると煙がもわもわと出てきて、それが雲になり癒しの雨を降らせるといったもの。
今の若い子とかもう知らないのかな?
癒やしの雨の力は自分を含め誰でも即座に治療ができ、腕などを切られてもくっつけることも可能らしいです。
範囲回復とかかなり便利ですね。
でも雨の範囲内にいる敵も回復されちゃうと思うし、慎重に使わないといけなさそう。
次に遙乃とのご褒美タイム。
内容は遙乃に膝枕してもらいながら耳かき、そしてキスからの授乳プレイという母性溢れるご褒美でした。
大きなお胸に顔をうずめて、羨ましすぎますね。
『魔都精兵のスレイブ』第19巻 P15,28より母性キャラだと東家の風舞希さんと被りそうだなと思いましたが、遙乃さんは保育士さん的な優しさがある癒しキャラだと感じました。
優希は東家の女性陣からも人気があり、今回も家に呼ばれて海桐花さんから「種をよこせ」と言われていたから、今後東家のみんなとイチャイチャするシーンとか描かれそうですね。
そして八雷神・大極が襲撃してくるお話へ。
二番組の上運天美羅と一番組の多々良木乃実が共闘し、さらには六番組と七番組も戦闘に加わったのに、全く表情も変えずに圧倒してる大極姉さん強すぎます。
ただ力が強いだけでなく、相手の陣形を見て何が一番厄介なのか見抜き対処する力もあって、頭脳戦でも一枚上手とかヤバすぎる。
やはり彼女を倒せるのは山城恋しかいないようですね。
最強同士の二人が戦ったらどんな激しい戦闘シーンになるのか、今からもう楽しみです。
次に今回の目玉でもある優希が八雷神の奴隷になるお話。
八雷神たちが優希の中にいる仲間たちを助けるためにイチャイチャするのですが、それがあまりにもえちちでした。
精神世界の空折や伏摩ともイチャイチャしてたから、本当に八雷神全員とのイチャイチャ回でした。
雷煉が打ち上げ花火になってるのは笑っちゃいました。
というか若雲は男だと思っていたのに女の子だったのには驚きです。
しかもかなり奇抜な見た目の子だったし。
イチャイチャに対しても実験の一種と思っているのか全然抵抗がなく、巻末おまけ漫画では紫黒と二人で優希と楽しくイチャイチャしてました。
鳴姫が意外とウブなのもとても良かったですね。
というか単純な子で可愛いです。
美味しいご飯を作ってあげるだけで加護を与えてくれてるし。
壌竜は一番仲間想いのお姉さんで、優希たちにも優しいのが良いですね。
あと背中を流してもらう時やイチャイチャの時はちょっと恥ずかしがっているのも可愛いです。
一番怖かった大極も敵対しなければ普通に優しいお姉さんでした。
今回のお話で八雷神たちの印象もかなり変わりましたね。
戦いがなければ彼女たちも人間たちと全然変わりません。
もしかしたら八雷神と戦わずに話し合いで解決できることもあるのでは?と思えてしまいました。
優希も今回の奴隷生活で彼女たちの素顔を知ってしまったし、今後戦いにくくなってしまいそうで心配ですね。
あと優希に宿る八雷神を助けるために残りの八雷神も優希とキスをしてしまったので、今後彼女たちが倒されたら優希の中に宿ることが確定しましたね。
『魔都精兵のスレイブ』第19巻 P169,171,172より優希の精神世界がとんでもないことになっていきそう…
そして今回八雷神が母と呼ぶ存在が「イザナミ」であることが判明。
桃の実だったり、八雷神という名が出たあたりから日本神話っぽいなと思いましたが、イザナミが出たことで日本神話が元ネタなのが確定しました。
単行本11巻であった「母の希望は最低でも一日千人誅殺」というセリフとか「1日に1000の人間を殺す」とイザナミが言った日本神話の有名なエピソードですもんね。
醜鬼もなぜ普通の鬼ではなく醜いのか疑問でしたが、醜くなってしまったイザナミから生まれたものと考えればその名前にも納得がいきます。
現在イザナミは黄泉津大山の奥にある社に籠っているそうです。
「清めの日」で醜い姿から解放された時にその姿を現す感じになりそうですね。
イザナミがいるということはその夫であるイザナギも存在するのかな?
醜鬼が現世を度々襲っているから現世にいるのかもしれないし、陰陽寮も怪しいですね。
個人的には八雷神すべてを宿した優希がイザナギと同等の力を得てイザナミと対峙する展開とかあったら面白いなと思っています。
はたして優希たちは無事に脱出し、京香たちのもとへ戻ることができるのか。
続きが楽しみです。
単行本第20巻は2026年1月発売予定です。
現在、ジャンプ+では『魔都精兵のスレイブ』の第1話や最新話が無料で読むことができます。


