どうも。
ファンタジーもの大好き、カッパ室長です。
今回はマガポケで連載中の漫画 KCデラックス『ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~』第10巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
第9巻の紹介記事はこちら↓↓
『ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~』
原作:LA軍
作画:中島零
キャラクター原案:潮一葉
ネーム原案:赤衣丸歩郎
日常でも戦闘でも便利すぎる! 『 #ダメスキル【自動機能】が覚醒しました』 チートな『自動機能』の数々を紹介! #マガポケ – マガポケベース https://t.co/UuWJRMrirN
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第10巻の見どころ(ネタバレ注意)
『自動戦闘[Ⅱ]』パーティー・オーダー
シャーロットを救うべくダンジョン「仄暗き地底湖」を探索していたクラウス一行は、今回の「魔獣暴走」を起こしていたのは深層にいた伝説の「巨大な殻を持つクラーケン」であることを知る。
また、シャーロットとも再会を果たし、彼女が一人でこのクラーケンと戦っていたことも知る。
このクラーケンの眠りを覚ましたのは以前クラウスが討伐した厄災竜だったため、シャーロットは「特別な絆」の元メンバーとして責任を取ろうとしていたのだ。
その話を聞き、クラーケン討伐に協力することにしたクラウス。
あの強固な殻と皮膚を持つクラーケンに「最初の一撃」を入れ『自動戦闘』を発動させるために、クラーケンの目に刺さっているS級武具「絶死のジャベリン」を利用することに。
みんなの協力もあり、クラウスはなんとか一撃を入れることに成功する。
だが、『自動戦闘』の画面はバグった状態で表示された。
それでもこの危機的状況を打破するためにクラウスは『自動戦闘』を開始する。
するとシャーロットやリズ、メリムに「パーティー・オーダー」という指示が届く。
これは『自動戦闘[Ⅱ]』によるもので、「ぼっち仕様」だった自動戦闘が「パーティー仕様」に進化していたのだった。
『ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~』第10巻 P62,63,65より感想(ネタバレ注意)
今回は「仄暗き地底湖」編のクライマックス!
クラウスたちが伝説の「巨大な殻を持つクラーケン」を討伐します。
まずはクラウスの『自動戦闘』を発動させるため、クラーケンに一撃を与えに行きます。
クラウスはカッコよく戦いに向かうように見せて、足が活きの良いお魚さんみたいに震えまくってるのが面白かったです。
戦闘が始まったら、他のモンスターたちに追われながらもシャーロットの転移能力で一気にクラーケンのもとへ。
やはりシャーロットの能力もチートすぎますね。
簡単に空間移動もできるし、刃を作って敵を切り裂くこともできるし。
クラウスの能力も超強力ですが、最初の一撃を与えるのが大変という弱点がありました。
ですがシャーロットのサポートがあればかなり容易に条件を達成できてしまいます。
シャーロットは「特別な絆」を抜けたし、今後はクラウスたちと一緒に行動するはず。
これは強力な仲間が増えますね。
そして今回の見どころでもあるクラーケンとの『自動戦闘[Ⅱ]』での戦い。
今までの『自動戦闘』はクラウス一人が敵と戦う「ぼっち仕様」でしたが、今回の『自動戦闘[Ⅱ]』はクラウスがパーティーに入れたメンバーにオーダーを出して一緒に戦ってもらう「パーティー仕様」に進化していました。
『自動移動[Ⅱ]』は[Ⅰ]よりも危険な走りをして移動時間を短縮するというものでしたが、『自動戦闘[Ⅱ]』では確実に敵を倒し、かつ時間を短縮するために仲間に手伝ってもらうということみたいですね。
これは面白い能力です。
これまでは能力が発動してしまうとクラウスが一人で戦うだけでメリムたちは見守ることしかしてませんでしたからね。
これならメリムたちが活躍するシーンも増えて見ごたえのある戦闘を楽しむことができます。
今回メリムたちは「パーティー・オーダー」でクラウスがクラーケンと戦うために必要な武器や道具を集めるために奔走しました。
「8メートルの帯」が見つからなくて、メリムの大きな胸を隠すためのさらしが使われてたのが面白かったです。
あと、私が一番驚いたのがクラウスの愛馬(ロバ)のシルバーもパーティーに加わっていたこと。
シルバーは『自動移動』の時はいつも目隠しされていましたが、今回はそれもしていません。
でも自ら目をつぶってクラウスの指示通りに動いていました。
コイツそこらの馬よりも有能なんじゃないか!?
そしてクラウスは厄災竜戦の時と同じようにその場にあるものやモンスターを活用してクラーケンにダメージを与えていきます。
『ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~』第10巻 P116,117,118より焼いたドラゴンのお肉があそこまで活躍するとは思いませんでしたね。
ダメージを与えた後、しっかり煽っていくスタイルもカッコイイ!
クラーケンも煽られて、クラウスのことを倒すべき敵だと認めていましたが、その時にはもう遅く、最後は「絶死のジャベリン」で神経締めをされて終了。
厄災竜の時はお料理セットでとどめを刺していましたが、今回はカッコイイ武器でとどめを刺していましたね。
戦闘後はレベルラッシュでそれぞれ10~20ほどレベルアップしてしまいました。
シルバーもちゃんとレベルアップしてましたね。
あまりの衝撃にみんな動けなくなっていて、クラウスがメリムのオ〇パイに顔をうずめて眠っているのが羨ましかったです。
第10巻のラストでは王都セントラルで姫様と呼ばれる女の子が登場したのですが、その子の姿がまさかのリズそっくり。
これは他人の空似?
それともリズと何か関係があるのでしょうか?
もしかしたら次のお話でリズがクラウスと血の繋がっていない義理の妹になった詳細が明かされるのかもしれませんね。


