カッパ室長です。
今回はシリウスKC『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第4巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第3巻の紹介記事はコチラ↓↓
『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』
原作:モリタ
漫画:U4
キャラクター原案:nima
食いしん坊少女が転生した世界で現代メシをバズらせる話#漫画がよめるハッシュタグ
(1/20) pic.twitter.com/GD5CCAmxby— U4 (@U4_amamiman) July 7, 2023
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
新人
ある日、シャーリィたちはメイド長のクレアに呼び出され、「お前たちの班に新人を二人入れます」と言われる。
しかしやってきた新人はクロエとサラというお子様だった。
彼女たちは半年前にシャーリィが作ったチョコレートを食べて感動し、是非シャーリィたちの下で働きたいとお願いしてきたのだ。
さっそくパン作りでお手並みを拝見すると二人は想像以上に上手く、シャーリィたちは驚かされる。
だがクロエはとっても慌てん坊で何かとすぐ焦ってミスをしてしまい、サラは完璧主義者のこだわり屋さんで全ての作業に時間をかけてしまうという弱点があった。
そして仕事を教えるのに慣れていないシャーリィたちは新人に上手く教えることができず、逆に仕事が増えてしまい…
塔の魔女、そして念願のお米作りへ…
シャーリィの父親に頼んで東方のアレコレを買い付けてもらい、届いた荷物を確認していると、中にシャーリィが最も欲しかった“お米”の種が入っていた。
あまりの感動に涙を流しながら畑の魔女・アガタのもとへ走るシャーリィ。
そしてアガタに田んぼの作り方について相談をすると、塔の魔女なら良い仕組みを思いつくかもと言われ、シャーリィは塔の魔女に会いに行くことした。
塔の頂上にいたのは食事に興味を持たずにひたすら研究を続け、ガリガリにやせ細った塔の魔女(正式には“創造の魔女”)ジョシュアがいた。
彼女の描いた設計図を見てシャーリィはついこの世界にない「飛行機」のことを口にしてしまう。
「それが何なのか分かるのか?」と問い詰められたシャーリィはジョシュアから何でも頼み事を一つ引き受ける代わりに飛行機について正直に話すよう言われ…
感想(ネタバレ注意)
第4巻ではシャーリィたちの班に新人がやってきたり、塔の魔女が登場したり、そしてシャーリィ念願のお米作りのお話などが描かれました。
今回は癖つよな新キャラがたくさん登場しましたね。
『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第4巻 P9,84より
まずは新人のクロエとサラのお話から。
シャーリィはメイド長のクレアに呼び出される時、いつもキレてますね。
そしていつも二人で多忙な五班に新たな人員が加わると思ったら、まさかのお子様2名。
これはクレアのシャーリィに対する嫌がらせかと思いましたが、クレアも申し訳なさそうにしてたから上からの命令だったのでしょうね。
今はシャーリィのことを尊敬しているクロエとサラ。
今回も田植えや収穫なども楽しそうに手伝っていますが、いつ彼女たちがアンたちのように悲壮感のある顔になるのか楽しみです。
ウィリアム王子もクロエたちがシャーリィの班に入ったのを可哀想な目で見てたのが面白かったですね。
二人ともちょっとした弱点はありますが必死に頑張っていてとても可愛らしいです。
今はまだ手伝えることは少ないだろうけど、今後どんどん活躍していきそうですね。
次に塔の魔女のお話へ。
田んぼ作りの相談をするため塔の魔女ジョシュアに会いに行ったシャーリィでしたが、飛行機の名前を出してしまったことで、彼女に前世の世界の話を打ち明けました。
前世の話を打ち明ける初めての相手がジョシュアになるのはちょっと意外でしたね。
てっきりクレアやアン、ウィリアム王子あたりになるかと思ってたのに。
でもジョシュアに打ち明けることで今後地球にあった便利な道具がどんどん開発されて、より多くの料理を再現できるようになっていくのかも。
そしてシャーリィ念願のお米作りのお話。
田んぼ作りや田植えなどがどれだけ大変な作業かシャーリィたちの辛そうな顔を見れば一目瞭然でしたね。
だいたいの異世界漫画での農作業ってチートスキルであっという間に出来ちゃいますが、彼女たちは自分たちの手で全部行っていましたから。
でもその分、収穫したお米でご飯ができた時の嬉しさは人一倍で、シャーリィがご飯を食べれた感動で涙を流している姿にグッときてしまいました。
そこからの一気にゴツイ作画になっておにぎりを握り始めるのは笑ってしまいましたが…
『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第4巻 P146,147,148よりお米もできたし、次の巻ではウィリアム王子にお米を使った料理を振舞うのかもしれませんね。
どんな料理を作るのか楽しみです。
第4巻で他に描かれた料理はクレープ、クラブハウスサンド、総菜パンや菓子パンでした。
この作品、料理の作画もメチャクチャ良いから読んでて本当にお腹が空くんですよね。
『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第4巻 P44,69,87より
あと今回シャーリィたちに言いがかりをつけてきた貴族たちが気になります。
小物っぽいし一度限りのモブキャラかなとも思いましたが、何かよからぬことを企んでいそうでした。
彼らが言っていた“あの方”というのも誰だか気になりますね。
もしかしたら今後シャーリィは王位継承問題とかにも巻き込まれていくのかも。
次の巻はどんなお話が描かれるのか楽しみですね。
単行本第5巻は2026年春頃発売予定です。
原作小説はコチラ


