サスペンス

【恋喰少女 第2巻 見どころ紹介】少女たちとの1回目のデートを終え、週末はみんなで旅行へ!!

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カッパ室長です。

 

今回はサンデーうぇぶりで連載中の漫画 サンデーうぇぶりコミックス恋喰少女』第2巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

■第1巻の紹介記事はこちら↓↓

【恋喰少女 第1巻 あらすじと感想】告白してきた5人の中から本物の恋心を持つ人間1人を見つけ出すラブコメサスペンス!! カッパ室長です。 今回はサンデーうぇぶりで連載中の漫画 サンデーうぇぶりコミックス『恋喰少女』の第1巻を紹介させて...

 

恋喰少女

著者:カワバタオ

第2巻の見どころ(ネタバレ注意)

恋喰の火野がぶり

本命の1人を見つけ出すため、金曜日に金瀬かなせばく、月曜日に月森つきもり守織まもりとのデートを終えた大石おおいしきょう

そして迎えた火曜日。

饗はデートの待ち合わせ場所付近で火野ひのがぶりが「恋喰」として男子生徒の恋心を捕食しているところを目撃してしまう。

火野がぶりは饗に恋喰だとバレても普段通りに接してきて危害を加える様子はない。

饗は「本命」を見つけるためにも恋喰の情報を得るため、火野がぶりとデートを続けることにした。

一緒に遊んでいるうちに饗は火野がぶりは恋喰で怖い存在だが、他の人と変わらないくらい普通の女の子であることに気づく。

自分がバケモノであることを気にしている火野がぶりは、ありのままの自分を受け入れてくれた饗のことが気になってくるのであった。

 

翌日、水曜日。

水戸部みとべもぐとのデートの日なのだが、水戸部もぐから突然「ウチ イッシー争奪戦から降りるわ。今日のデートナシで。」と言われてしまい…

みんなで旅行

木曜日に木更城きさらぎムーシャとデートし、これで全員とのデートを終えたが、結局火野がぶり以外は「本命」か「恋喰」かの判別がつかなかった。

今回のデートでは「全員可愛かった」ということが饗の頭に強く残るのであった。

鯉僅磊研こいわずらいけん先生にそのことを報告すると、いつまでも全員とデートしていたら「本命」の人に愛想尽かされるぞと言われ、先生の提案で週末にみんなで1泊2日の旅行に行くことに。

この旅行で「本命」の人を見つけようと意気込む饗。

みんなでアクティビティを楽しんだり、BBQをしたりと、旅行を満喫していく。

すると金瀬獏が突然「大石くんに一番好きな人を決めてもらおうよ。そして大石くんと選ばれた人はお互いの「お願い」を1つだけ聞く。ってのはどうかな?」と提案をしてくるのであった。

感想

今回は各ヒロインとのデートの続きで火野がぶり、水戸部もぐ、木更城ムーシャとのデートの様子が描かれました。

また、恋喰を見つけるためみんなで旅行するお話も描かれています。

 

まずは火野がぶりとのデートから。

第1巻のラストで火野がぶりは恋喰であることが判明していました。

そのことを饗に知られても火野がぶりは問題なさそうでしたね。

彼女と饗は小学校が同じでしたがその時はまだ恋喰に目覚めていなかったそうです。

火野がぶりは普段はぶりっ子で、裏では舌打ちしたり口調も荒くなってて結構怖そうでした。

しかしそれは自分が恋喰というバケモノになってしまい、見た目だけで好意を寄せてくる男子たちにうんざりしていたからのようです。

『恋喰少女』第2巻 P28,29より

ですが、饗がありのままの火野がぶりを受け入れたことで、火野がぶりは饗のことを捕食対象としてではなく気になる男の子として見るようになっていきました。

金瀬獏もそうでしたが、恋喰たちも恋心を食べたいという思いだけでなく、饗に対して恋をしていく感じになりそうですね。

でもそうなると余計に饗がどの娘を選べば良いのか悩んでしまいそう…

 

次に水戸部もぐとのデートへ。

陰キャな彼女は自身が負けヒロインだと思い込んでいるようで、デートをやめようとしたりかなり消極的な子でした。

そのためこれまでヒロイン達にリードされていた饗が逆にリードする立場になっていたのが新鮮でしたね。

饗が歩み寄ってくれたことで、水戸部もぐはより一層饗のことを好きになっているようでした。

そして彼女も幼い頃に饗と出会っていたようで、少しだけ回想シーンが描かれていましたね。

彼女とは一体どんな思い出があるのか、また饗は過去に出会っていたことにいつ気づくのか楽しみです。

 

次が最後のヒロイン、木更城ムーシャとのデート。

彼女はお嬢様で、高校に上がるまで恋愛にまつわるものを禁止されていました。

そのため、「恋愛とはこう」みたいなことが分からず、やたらと饗とキスをしたがります。

可愛いのですが、ちょっと怖いですね。

この「キスから始まる恋もある」を教えたのが付き人の花井さんだそうです。

花井さんの恋愛観もちょっと変わってそうですね。

木更城ムーシャのお話で一番気になったのは、最後に「大石さんは、私が…恋喰には喰べさせません。」と言っていたこと。

『恋喰少女』第2巻 P108,109より

これは木更城ムーシャが「本命」の女の子だから言っているのか、それとも彼女も「恋喰」で「私が(他の)恋喰には喰べさせない。(私が大石くんを喰べる。)」という意味だったのか。

こんなにはっきりと描いてあるのがちょっとミスリードっぽく見えてしまうので、まだ彼女が「本命」の女の子とは断言できないですよね。

彼女が舌足らずでよく言葉を噛んでしまうのも気になります。

これも「恋喰」だと周囲にバレないよう舌を隠して生活しているせいなのでは?と疑ってしまいます。

早く彼女が「本命」と「恋喰」のどちらなのか知りたいですね。

 

そして週末になり、先生の提案でみんなで旅行へ。

ここで「本命」を見つけ出すようですが、はたして見つかるのか。

金瀬獏に「「恋喰」のことを好きになったりしたのかな?」と聞かれ、饗が「ないですよ。オレは「本命」の人を探しているから。」と答えたことで、金瀬獏は大胆に動き始めます。

しかし饗は「でも…」と何か言いかけていたので、もしかしたら「「本命」のことを好きになってもいない。」と答えたかったのかも…

はたして饗は5人の中から誰を「一番好きな人」として選ぶのか。

また火野がぶりの作戦にはまり二人っきりになったことで、火野がぶりにキスされそうになっています。

これはどうなってしまうのか続きが気になりますね。

 

単行本第3巻は2025年春~夏頃発売予定です。