こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は月刊ビッグガンガンにて連載中のビッグガンガンコミックス『獄卒クラーケン』第6巻の見どころ紹介や感想などを書かせていただきます。
『アカメが斬る!』『魔都精兵のスレイブ』のタカヒロが贈る異世界エ〇ス+バトルファンタジーです!
『獄卒クラーケン』第5巻の紹介記事はこちら↓↓
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『獄卒クラーケン』
原作:タカヒロ
作画:戸流ケイ
2P目で異世界に飛ばされた俺が22P目で童貞を失う話。①#漫画が読めるハッシュタグ#マンガが読めるハッシュタグ#創作漫画 pic.twitter.com/hzaknjpmAM
— 戸流ケイ (@torukei) April 29, 2023
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
ケケットvs.ロザリンド
獄中対抗団体戦の一回戦で先鋒戦と次鋒戦に勝利した第九獄。
第三十獄のロザリンドからケケットが指名され、中堅戦はケケットvs.ロザリンドのAランク同士の対決となった。
リザード族と人間族のハーフであるロザリンドは“空”術で自分の戦闘力が上がる水場のある空間へケケットを引きずり込む。
『獄卒クラーケン』第6巻 P13,14,15よりケケットも“毒”術で自身の体に毒のドーピングを施し、圧倒的な力を見せて攻撃を仕掛ける。
しかしロザリンドは空間内に潜み、奇襲を仕掛けてきて…
コンビ戦
二回戦の対戦形式は二対二のコンビ戦。
クウマはケケットからマリアムとポリナは日常生活でも息があった時は良い連携を見せると言われ二人を組ませようとするが、二人はクウマを取り合って喧嘩を始めてしまう。
そこでクウマは二人の息を合わせるために「二人で俺を抱いてみないか?」と提案するのであった。
そして始まる獄中対抗団体戦の二回戦。
ガミィがいない第九獄は特別ルールとして、一回戦の相手の中からロザリンドをレンタルして挑むことに。
先鋒戦でケケット&ゼイナは敵の反射技をくらい自滅。
後がない状況でポリナとマリアムは“重”術使いのタネア&テクアの双子コンビと戦う。
“重”術を応用した攻撃に苦戦するポリナたちだったが、ここで“特訓”の成果を披露するのであった。
感想(ネタバレ注意)
第6巻は獄中対抗団体戦の一回戦の中堅戦や、コンビで戦う二回戦の様子などが描かれました。
今回はバトルがメインだったため、♡♡♡なシーンは少なめに感じました。
あと、第6巻の表紙はガミィだったのに本編では全然登場しなかったのが残念でしたね。
まずは一回戦のケケットとロザリンドの戦いから。
ロザリンドは空間を操る“空”術の使い手で、今回は自分に有利な戦場へケケットを引き込み戦っていました。
面白い能力ですが、ちょっと使い方が下手だなという印象でしたね。
空間術って自分もその空間に入らないと使えないのかな?
自分の周りに思い描いた空間を創る的な能力なのかも。
自分はその空間に入らなくて良いのなら、ケケットを水中空間や無酸素空間に閉じ込めれば簡単に勝てたのでは?と思っちゃいました。
空間を操る能力って他の漫画でもチート級の能力だし、ロザリンドは次の戦いではもっと色々な使い方を披露してほしいですね。
それに比べてケケットの戦い方は意外性があって面白かったです。
“毒”術は敵を毒にするというイメージが強いですが、自分に対しドーピングという意味の毒を使っていました。
そして毒泡という目立つ攻撃に注意をそらし、その間にこっそりと毒液を水に注ぎこんで水中に潜むロザリンドにダメージを与えるという頭脳プレイまで見せてくれました。
ケケットっておバカキャラだと思ったのに、戦闘は色々工夫を凝らしていて良いですね。
一回戦をストレートで勝利した第九獄。
敗北したロザリンドとワイゼラにケケット、ポリナ、マリアムが見下ろしながら一言うシーン、なんか既視感あるなぁと思ったらジョジョに似たようなポーズがありましたね。
バーンという効果音も寄せてきてる気がするし、これは意図的に真似たのかな?
この団体戦で一番の強敵である第五十一獄は猛獣たちを蹂躙している様子が描かれていました。
ムルジャーナというオバサンみたいなキャラは見た目に反してゴリゴリの近接格闘でしたね。
“骨”術という能力で敵の骨格を見ることができたり、自身の骨を強化することができるようです。
ディジュラも規格外過ぎる攻撃してたし、こんなのに第九獄が勝てるのかなぁ。
二回戦の前にクウマは敵である第二十七獄のリタンと♡♡♡なことをして情報を聞き出したり、ポリナとマリアムの息を合わせるために♡♡♡なことをしていました。
クウマを奪い合う修羅場的な状況を上手いこと3Pにもっていきましたね。
マリアムがクウマとポリナにいじられる可愛い展開かなと思いましたが、ポリナもやり返されていて二人とも可愛い姿を見せていました。
『獄卒クラーケン』第6巻 P96,97よりこんな♡♡♡なことをしただけで息が合ってあの技が完成したと思うとちょっと面白いです。
そして獄中対抗団体戦の二回戦。
一番強い組み合わせだと思っていたゼイナとケケットのコンビがあまりにもあっさり負けてしまったのが意外でした。
というかコンビのどちらかが戦闘不能になったら負けって結構厳しいルールですね。
中堅戦のマリアムとポリナの相手はタネア&テクアの双子。
彼女たちが使う“重”術もかなりヤバい能力ですね。
彼女たちは自身を軽くしたり重くしたり、マリアムを両側から重圧で挟んで動けなくしたりしていました。
重力系の能力なんだからマリアムたちの体を重くしたり、ポリナの放つ攻撃を重力で圧し潰すとかしたらいいのにと思ったのですが、そういうのは難しいのかな?
そしてポリナたちの特訓の成果は二人の能力で創り上げた「戦車」でした。
『獄卒クラーケン』第6巻 P146,147よりこの世界では存在しない兵器だからみんな驚いてましたね。
この戦車でカッコよく勝つのかと思ったら、結局戦車は囮でマリアムが殴って勝ってたのがちょっと残念でした。
でも今後もクウマのアイデアをもとに現代にある武器を作ってほしいですね。
次回は大将戦。
はたして助っ人のロザリンドは言うことを聞くのか。
二回戦前にクウマがロザリンドにどんな♡♡♡なことをしたのか気になりますね。
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