カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている漫画 週刊少年マガジンコミックス『カッコウの許嫁』第29巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
第28巻の紹介記事はコチラ↓↓
YouTube“KADOKAWAanime”より
『カッコウの許嫁』
著者：吉河美希
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単行本の表紙はちょっとオトナな雰囲気のひろが目印💕
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第29巻の見どころ（ネタバレ注意）
それぞれの進路
夏休みに入る直前に、教師から進路希望調査票が配られる。
成績表がオール10の海野凪はとりあえず“上から順番に”大学を書くと言い、瀬川ひろは学力重視でいくか専門分野でいくか迷っていると言う。
勉強会にも参加せず家のプールで遊んでいる天野エリカは進路をどうするのだろう？と凪が疑問を持っていると、突然エリカから「静かで涼しい所に行きたくない？」と言われ、ふたりで水族館に行くことに。
そこでエリカから「私も大学行った方がいいのかな…」と悩みを打ち明けられ、凪は「天野さんは大学行って勉強するよりやるべきことがある気がするよ」と答える。
その言葉を聞いてエリカはこの夏休みを満喫して自分の進路を見つけるから協力してねと言うのであった。
そして夏休み初日。
天海ハウスに望月あいが突然やってきて「今日からあいを泊めてください」と言われ…
お泊り女子会＆海の家でバイト
模試帰りにひろとデートをする凪。
一緒に食事をしていると、ひろから「海野君は今…好きな人いるの…？」と聞かれ、上手く答えられずにいるとそこに偶然エリカとあいが通りがかり、天海ハウスでお泊り女子会をする流れに。
そこであいとひろがバチバチ状態になり、あいはひろに「あなたは一度凪ちゃんをフッて傷つけたんです！！だからもう一度凪ちゃんを好きになる資格はありません！！今すぐリングからッ退場してくださいッ！！」と言い放つのだった。
『カッコウの許嫁』第29巻 P135,136よりそんなこんなで女子会は幕を閉じ、凪たちは海の家で1日限定の海野亭を開くことになり…
感想（ネタバレ注意）
今回から高校最後の夏休み編がスタート。
凪やエリカが卒業後の自分の進路や将来について考え始めていきます。
凪は大学進学は確定のようですね。
成績優秀だし受験も問題ないでしょう。
エリカも何も考えていないように見えて、実は進路のことを考えていて、自分もみんなと同じように大学進学したほうが良いのか悩んでしました。
水族館で一匹だけ別の方向に向かって泳いでいるマグロを見て、自分と同じだと思ってしまったのでしょうね。
無難にみんなと同じ方向へ進んでいった方が良いのか、それとも自分の思った道を突き進んだ方が良いのか。
まぁ 自由奔放なエリカは凪の言うとおり大学に行かず他のことを頑張った方が良さそうですよね。
凪の後押しもあってエリカはこの夏休みに進むべき道を見つけていくようです。
エリカは美人で有名インフルエンサーだしホテル王の娘だから、モデルやタレント、ホテルの看板娘など色々できちゃいそうですね。
次にあいが天海ハウスに泊まりに来るお話。
これまで犬用ベッドで寝てた凪ですが、あいのおかげでベッドが2つに分かれることに気づき、やっと人用のベッドで寝れるようになりました。
そして寝ている凪の布団にあいが潜り込んで「あいはもう…ガマンの限界です…！！」というドキドキの展開に。
と思ったら夜中に一人でトイレに行けなかっただけとは…
まぁ あいのおトイレシーンを見れたし、これはこれで良かったのかな。
さらには寝ぼけたエリカが凪をトイレの便座だと思って下着を脱いで座ってくるし…
これ、下手したら凪の膝の上で用を足しちゃうところでしたね。
『カッコウの許嫁』第29巻 P58,62より
あいは十分な睡眠もとらずに一生懸命お仕事に励んでいました。
エリカは「どうしてそこまでお仕事がんばれるの？」と尋ね、あいの「あいにとっての歌は天職…！」という答えを聞き、自分の天職を見つけたいという思いが強まっていました。
色々な人の意見を聞いてエリカは自分の進路を見つけていくようですね。
凪は模試の帰りにひろと食事したり芸術を楽しんだりとデートを満喫していました。
ひろは「もう少しだけ…海野君といっしょにいたいな」と甘えてきたり、「私だけはずっと海野君の味方だからね」とヒロインムーブしまくりです。
『カッコウの許嫁』第29巻 P98,99,101よりここにきて再びひろが凪にアタックしまくりですね。
ですがそれを良しとしないあい。
凪をフッて傷つけたことを許せないのですね。
これは私も同意見です。
理由があったとはいえ一度フッたくせにまた平然と近づいてくるのは面白くないです。
凪も他にたくさん素敵なヒロインがいるんだから、元カノになびかないでほしいですね。
このあいが怒るシーン、自分が凪に好かれたいからではなく、凪が傷つくのが見たくないから怒っているというのがとても良かったです。
そしてギスギス状態をなんとか和ませようと頑張る幸が可愛かったです。
最後は海野亭が1日限定で海の家を開くお話。
ここでは店員を楽しむエリカ。
また一つ将来の選択肢が増えちゃいましたね。
あと凪のほうも将来について父・洋平と話していきます。
洋平からは以前海野亭を継いでほしいと言われた凪。
ですが、今回は継がなくても良い、デカい会社に入社して楽させてくれ、おまえの人生なんだからおまえが“行くべき道”に行けとアドバイスを受けます。
これで凪は天野宗一郎のホテルを継ぐ道ができちゃいましたね。
個人的には凪には海野亭を継いでほしいから、ちょっと無理矢理ですがホテルのレストランを海野亭にするなどのみんなを幸せにする道をとってほしいなと思いました。
それならホテル経営だけでなく、凪の料理スキルも活かせるし良いと思うんだけどなぁ。
あと海ということでエリカや幸の水着姿だけでなく、母・奈美恵の水着姿も見れちゃいました。
ホント奈美恵さん見た目が若すぎるんですけど。
宿の温泉でさらに若返ってたし。
夜は凪と幸がふたりで線香花火を楽しんでいました。
ここで幸が最近凪と距離ができてる気がして寂しい、もっとお兄に会いたいよと可愛いことを言ってくれました。
これで凪が幸ともっと一緒にいたいと思って、幸をヒロインに選んでくれれば嬉しいな。
そしてエリカは一人宗助のもとへ。
ラストに宗助はエリカに「オレと結婚しよう」とプロポーズをぶっこんできました。
これは何かの作戦なのか、それとも本当にエリカのことが好きなのか！？
幸推しの私からしたらエリカが宗助のほうにいってくれれば、凪が幸と結ばれる可能性が高まるからアリなんですけど、はたしてどうなるのでしょう。
今後凪がエリカをかけて宗助と戦う展開もありえそうですね。
『カッコウの許嫁』第30巻は2025年11月17日発売予定です。
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