日常

【ニジとクロ】ヘンな生き物と白黒つけたい女子大生のちょっとおかしな日常【あらすじと感想】

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どうも、カッパ室長です。

 

今回紹介する漫画は『かんなぎ』で有名な武梨えりさんの最新作。

謎の生き物と女の子のちょっとおかしな日常生活を描いたコメディー作品です。

 

 

ニジとクロ』(武梨えり

どんな内容?

白星クロエ(18歳)はどんなことでも白黒ハッキリさせないと気が済まない女子大生

そんな性格も相まって同じ学部の人達とも話が合わず、ぼっちで過ごすこともしばしば。

 

ある日、バイト先でお客に体を触られたクロエは反射的に相手を殴ってしまいます。

クロエは正当防衛だから自分は悪くないと訴えますが店長から「こういうときは白黒つけようとする方が負けなんだよ☆」と言われ、お店をクビになってしまいます。

生きづらい世の中に不満を抱えながら家に帰る途中、クロエは近所のゴミ捨て場にケージごと捨てられている極彩色の羽をもった謎の生き物を発見します。

ここに置き去りにできないと思ったクロエは一時保護するために家に連れて帰ることにしました。

 

ネットで調べてみると謎の生き物の正体は「ニジイロテンゴクオウム(通称:ハッピーマウス)」。

声帯模写が得意な彼らはあらゆる音を取り入れることができ、人の言葉を真似してしゃべることもできるのです。

オウムと名付けられていますが、くちばしはなく鳥類として分類が難しいとされ、国内での飼育がものすごく少ない貴重な生き物でした。

クロエは動物園の飼育員に話を聞き、うちにいる間は大切に飼おうと一生懸命ハッピーマウスの世話をします。

するとハッピーマウスは突然、クロエに謎のダンスを踊り始めます。

再度、飼育員に話をするとハッピーマウスの謎のダンスの正体は「求愛ダンス」だったのでした。

そしてハッピーマウスは一度決めたパートナーと離れると死んでしまうほど愛情深い生き物とのこと。

ハッピーマウスに求愛されてしまったクロエは譲渡することができなくなり、うちで飼うことに。

こうしてハッピーマウスは「ニジ」と命名され、クロエとともに過ごすことになりました。

ここが魅力的!

白黒ハッキリつけなきゃ気が済まないクロエと珍獣・ニジとのちょっとおかしな日常を描いた求愛コメディー漫画です。

 

ニジは本当に謎が多い生き物ですね。

オウムと名付けられていますが、翼もくちばしもなく、四足歩行だったり立って踊りだしたり。

温泉に入ることもあれば、毒のある木に住むこともあるのだとか。

独自の進化遂げすぎですね…

そんなニジに求愛されてしまったクロエはしかたなくニジを飼うことにしますが、世話をするうちに段々可愛く感じてきています。

確かに変わった生き物ですが可愛さは抜群です。

求愛ダンスはちょっと怖いですが…

 

クロエは性格のせいで大学でも友達ができず、バイト先でもトラブルばかり起こしてしまうという真面目で良い子なのですが、ちょっと面倒くさい子です。

生きづらい世の中に疲れてしまうクロエでしたが、ニジの可愛さがクロエの心を癒していきます。

クロエはSNSで自分と同じようにニジイロテンゴクオウムを飼っているナナというアカウントを見つけ、つながりを持つようになります。

そしてクロエは偶然ナナと出会うことに…

 

不思議な生き物との出会いでクロエの世界がちょっとずつ広がっていきます。

 

ナナは明るくてとても可愛い女の子。

でもナナはクロエと正反対の性格してそうですね。

はたしてクロエは脱ぼっちとなるのか!?

続きがとても楽しみです。

 


 

武梨えりさんの前作はこちら↓↓


おわり