カッパ室長です。
今回はマガジンポケットで連載中の作品『念願の悪役令嬢（ラスボス）の身体を手に入れたぞ！』第4巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第3巻の記事はこちら↓↓
『念願の悪役令嬢（ラスボス）の身体を手に入れたぞ！』
原作：羽田遼亮
作画：中島零
キャラクター原案：潮一葉
ネーム・構成：赤衣丸歩郎
『 #念願の悪役令嬢（ラスボス）の身体を手に入れたぞ！』
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— 中島 零 (@Nakajima_0) December 29, 2023
目次
第4巻の見どころ（ネタバレ注意）
魔族 襲来！！
闇黒竜デスバーンを倒したことでエリザベートはカレンとレウスと共に学院長ザンダルフから呼び出された。
エリザベートは自分達に「暗黒の竜滅乙女達」という変な二つ名をつけた学院長を埋めるためにも学院長室へと向かう。
しかし部屋に入ると、ザンダルフはすでに何者かにやられて倒れていた。
そしてエリザベートたちの前に突如現れたのは『魔王』の眷属。
魔王の眷属はレウスやカレンでは攻撃することもできず、しかもエリザベートの拘束魔法も抜け出すほどの実力の持ち主だった。
空間の位相をずらされたことでエリザベートの攻撃も当たらなくなってしまうが…
女の戦い 勃発！？
カレンが魔王を討伐する役目を引き受けたことでゲームのストーリーが正規ルートに沿い始めホッとする神使ルナ。
これからは魔王封印に必要な『聖なる四騎士』を揃え、絆を育んでいくことになる。
『炎の騎士』レウスと『土の騎士』ルクスが合流し、ルナは次は修行パートだなと思っていたが、間に一つ忘れていたイベントが発生する。
それは「ルクスルートの悪役令嬢マリアンヌの登場」だった。
本来はカレンとルクスの恋愛を阻む恋敵のはずなのだが、なぜかマリアンヌはエリザベートがルクスにお近づきになろうとしていると勘違いしているようで、エリザベートに決闘を申し込んでくるのであった。
『念願の悪役令嬢の身体を手に入れたぞ！』第4巻 P122,123より感想
今回は魔族が登場したり、新たな悪役令嬢が登場したりとゲームのシナリオが次のステージへと進んでいきました。
エリザベートたちの前に現れた魔族は魔王軍でもかなり上位の存在だったそうです。
でもそんな魔族をエリザベートは軽々と倒してしまいましたね。
「全力100倍」でレベル94500とか、化け物すぎです。
空間を操り攻撃が当たられなくなっても、力尽くで貫くエリザベートのスコップが強すぎです。
『念願の悪役令嬢の身体を手に入れたぞ！』第4巻 P38,39よりこれもすべて「鍛え抜かれた健康」によるものなんだそうですが、この漫画を読んでいると健康がいかに大事なのかがとてもよく分かりますね。
魔王の眷属が現れたことで、魔王軍七大悪魔の封印が解かれたことが明らかになりました。
そして近いうちに魔王の封印も解かれる可能性があるため、カレンが魔王を倒す役目を引き受け、その話を聞いたエリザベートもカレンに協力することに。
というか、このゲームの魔王ってエリザベートじゃなかったっけ？
魔王が魔王を倒すことになりそうですが、ゲーム的に問題ないのでしょうか？
またゲームが正規ルートから外れて、主人公と魔王が協力して新たな敵と戦う感じになるのかもしれませんね。
もしくは途中でエリザベートが自身が魔王であるに気づき、カレンと戦う激アツ展開になっても面白そう。
あと、魔族との戦い後にザンダルフがしっかりと埋められていたのが面白かったです。
修行パートの前に「ルクスルートの悪役令嬢マリアンヌの登場」イベントが発生してしまったエリザベートたち。
マリアンヌも本来は冷徹な野心を燃やすお嬢様のはずなのですが、感情剥き出しの面倒なお嬢様になっていましたね。
レウスもそうでしたが、やはりエリザベートのせいで本来のキャラと違う感じになってしまったキャラが多そうです。
マリアンヌは真・四騎士隊を結成させ、エリザベートたちに対抗してきました。
しかもゲームの終盤で手に入るはずの聖女専用光属性最強装備『星の杖』を持って。
魔界にあるはずのものを彼女は一体どうやって手に入れたのでしょうね？
『星の杖』の威力は相当なもので、あのエリザベートの服がボロボロに破れてちょっぴり♡♡♡な感じになっていました。
でも最強のエリザベートはそんな『星の杖』も壊してしまいます。
『念願の悪役令嬢の身体を手に入れたぞ！』第4巻 P154,155よりこの時のエリザベートはザ・ラスボスって感じがしてカッコよかったですね。
暴走する『星の杖』からマリアンヌを助けたことで、マリアンヌは敵対していたはずのエリザベートを「お姉様」と呼んで慕うようになってしまいました。
エリザベートに近づくマリアンヌを見て、ムッとしているカレンが可愛かったですね。
これは今後カレンとマリアンヌがエリザベートをめぐって女の戦いを繰り広げてくれるのかもしれません。
魔王を封印するための『星の杖』も壊れてしまい、どんどん正規ルートから外れていきますが、これからどうなるのか。
次回から七大賢者の一人で『迷いの森』の管理人・ウィンディーネのもとで修行をするそうです。
はたしてどんな修行になり、エリザベートがどう無双していくのか。
単行本第5巻は2025年3月発売予定です。
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