カッパ室長です。
今回はマガジンポケットで連載中の作品『黒猫と魔女の教室』第7巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
YouTube“マガジンチャンネル”より
『黒猫と魔女の教室』第6巻の紹介記事はこちら↓↓
『黒猫と魔女の教室』
著者:金田陽介
魔女が呪いを解く為に×××にキスする話(1/18) pic.twitter.com/1MSBJgXnY7
— 金田陽介@黒猫と魔女の教室1巻 (@yousukekaneda) July 8, 2022
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
期末試験 開始!!
新年を迎えいよいよ迫る期末試験。
中間試験で不合格だったスピカは今回落とすと進級試験が受けられず実質落第となるため、試験まで猛特訓をしていた。
そんなスピカにちょっかいをかけてきて、さらにはスピカの一等級魔術師になるという夢までも笑うアリア。
夢をバカにされたスピカが「いつか勝って絶対謝らせてやる」と怒っていると、クロードに「次の期末 合格するだけじゃぬるい。アリアに勝て。いつかじゃない今勝つんだ」と目標を課せられるのであった。
そして試験当日。
船に乗ってクロードカヴンがやってきた場所は「アスピドケロンの島」。
課題はトレジャーハント。
この島に隠された40個の宝石を集めポイントを稼ぐというもので、0ポイントだった者は不合格となる。
宝石の種類によってポイントも異なり、生徒同士の宝石の奪い合いもアリ。
スピカたちはそれぞれ一番を目指し行動を開始する!
ルビー争奪レース
島中で宝石探しが行われる中、生徒同士の宝石の奪い合いも活発化していく。
ポルックスとアリアの対決を目撃してしまったスピカはそのバトルのレベルの高さに圧倒されてしまう。
弱気になりかけるスピカだが、一番になるため必死に宝石探しを続ける。
すると「鎧ハゲワシ」が50Pのルビーを咥えているのを発見。
しかしそのルビーはカペラ、ユゥ、レオの3人も狙っていて…
感想
今回から期末試験編が始まりました。
スピカはアリアに勝つため1番を目指して奮闘していきます。
まずは試験前に行われたタリスマンのお話から。
このタリスマンでスピカたちの魔術師としてのポテンシャルが可視化されました。
スピカは発想力が高く、他は平均的らしいです。
ライバルのアリアは全項目高くてまさに天才という感じでした。
あとタリスマンの評価が個人的な好みが加えられていて面白かったです。
スピカのハーフツインやアリアの縞々ニーソが好みで、タリスマンの中身がキモオタみたいでしたね。
アリアと夢について語るシーンでは、特に夢がないアリアがスピカに「夢あるのがそんなに偉いわけ?」と急に真顔になって言っていたのが気になりました。
これは何かありそうですよね。
幼い頃に何か嫌な出来事があって夢を持つことをやめたとか、そんな感じなのかも。
この辺りは今後描かれるだろうから楽しみに待っていようと思います。
そして期末試験に突入。
試験会場が無人島なため、みんなセーラー服を着てるのが可愛いです。
スピカがネバネバな粘液に捕まるシーンはご褒美でしたね。
この試験中に今まであまり登場しなかったメロウ・パイシーズの活躍も描かれています。
彼女、ずっと歌っててスピカもつられて歌ってるのが面白かったです。
場を盛り上げるために陸に魚を呼んでピチピチさせてるのが鬼畜すぎます。
あとメロウの解説ページで、漁師である父親が獲ってきた魚をメロウが全部リリースするせいで家が貧乏というエピソードには笑いました。
そして今回の見どころであるスピカ、カペラ、ユゥ、レオの4人で行われたルビー争奪レース。
みんながハゲワシを追う中、スピカは逆に呼び寄せる戦法をとっているのが良かったですね。
いつの間にかスピカの植物を操る魔法も進化していたのにも驚きです。
植物で鳥籠を作って捕獲したり、盾を作って攻撃を防いだりと主人公らしい迫力があってカッコイイシーンでした。
植物について猛勉強したスピカはこれからより才能を発揮して活躍していきそうですね。
第7巻のラストでは無人島が実は大きなカメだったことが判明。
地図に書いてあった「金剛石は心臓に眠る」というのはこのカメの心臓部にダイヤがあるということみたいです。
次の巻は試験の後半戦。
ダイヤを巡り、スピカとアリアの対決が見れるようです。
どんな戦いになるのか楽しみです。
単行本第8巻は2024年7月9日(火)発売予定です。
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