こんにちは、こんばんは!
最近、なろう系の漫画にハマっているカッパ室長です。
今回はシリウスコミックス『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第8巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
第7巻の紹介記事はこちら↓↓
『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』
漫画:村上よしゆき
原作:茨木野
キャラクター原案:あるてら
今日から新連載!
村上よしゆきのなろう系漫画、水曜日のシリウスで始まりました。ニコニコで無料で読めます!
「落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~ 」
よろしくお願いしますー!!!https://t.co/NpFGXG2SKT pic.twitter.com/UYl4gIP8x7— 村上よしゆき (@murakami44) December 2, 2021
第8巻の見どころ(ネタバレ注意)
ユリウス同好会
エリーゼやサクラがユリウスにデートのお誘いをするが、ユリウスは弟・ガイアスの育成に付きっきりで毎回お誘いを断っていた。
これは由々しき事態だと嘆くエリーゼたちに魔王はユリウスを振り向かせるには正攻法でいくしかないと説明する。
それは「弟と同じ土俵に上がればよい」だった。
こうしてエリーゼ、ヒストリア、サクラはユリウス同好会を設立し、ユリウスにトレーニングをコーチしてもらう「いっしょにトレーニング大作戦♡」を決行するのであった。
トレーニングは恐ろしいほど厳しいものだったが、彼女たちは強くなりたい訳でもないのに意地を張り合い必死に地獄のメニューをこなしていく。
そして山奥でのトレーニング後にみんなで温泉に入るのだが、ヒストリアたちが男湯を覗きに行こうとして…
学園長との全面対決
ついにイセルス学園長が動き出す。
イセルスはユリウスに予言に出てくる破壊者とは勇者ユージーンであると語る。
そして魔王ユリウスとなって魔族を導いてほしいと言うのであった。
しかしユリウスは「オレはオレのやりたい事して生きていく。魔王になる気はねぇ」と魔族と手を組むことをあっさりと断る。
さらに世界の平和などには興味はなく、今の自分にとって大事なのは弟ただ一つだと答えるのであった。
その答えを聞きイセルスは学園上空に5000もの魔甲蟲を放ち、さらに天使を召喚しユリウスに襲い掛かる。
感想
第8巻はみんなでトレーニングからの学園長との全面対決が描かれました。
今回から負け(?)ヒロイン達もユリウスのトレーニングに参加するようになりました。
それにしてもこんなに可愛い女の子たちからのお誘いよりも弟を優先するユリウスはマジモンのブラコンですね。
サークルにはエリーゼ、ヒストリア、サクラだけでなく春虎も入っているのに驚きました。
そしてこのサークルには「抜け駆け禁止」という鉄則もあるようです。
お互い恋のライバルなのにこんなルール作ってしまってはまともに恋愛ができずに、最終的にガイアスにユリウスを盗られたままで終わりそうですね。
あと驚いたのは3人がしっかりトレーニングを続け、メチャクチャ強くなってしまったこと。
イセルスが放ったSクラスの魔甲蟲の大群をあっさり倒せるようになっていました。
もうヒロインではなく強力な仲間になっています。
トレーニングの回想シーンには面白いネタも描かれていました。
『龍虎の拳』のビール瓶切りや『鬼滅の刃』の大岩を一刀両断するシーンがあったり、さらには『HUNTER×HUNTER』のオーラの修行を真似た[闘気]制御などがありました。
他の作品を知っているとフフッと笑えるシーンでしたね。
読者へのサービスである温泉シーンもユリウスのラッキースケベが発動するのではなく、女性陣がまさかの覗きを決行するとは…
ふつう逆ですよね。
そしてガイアス君、髪をほどいていると女の子に見えるほどの美人です。
この温泉回でも女性陣を差し置いてユリウスとイチャイチャしているし、これは正ヒロインになるわけですね。
あと今回も魔王ちゃんが可愛かったです。
ゲームで徹夜したり、生徒たちと麻雀してたり、この子が一番この現世を満喫してますね。
イセルスとの戦いは案の定ユリウスの無双で終わりそうです。
イセルスも頑張ってユリウスを魔族側にスカウトしてましたが、弟には勝てませんでしたね。
緊迫した状況でも弟とののろけ話をするなんて、さすが究極のブラコンです。
イセルスも戦うために神となっていましたが、その容姿があまりにもダサい…
周りの天使ちゃんたちは可愛いのに、ボスがダサくてちょっと悲しかったですね。
そんなイセルスを倒すため、ユリウスも霊装を纏って神になっていました。
こっちはカッコよくて安心しました。
この戦いがどんな決着を迎えるのか楽しみです。
第9巻は2024年2月ごろ発売予定です。
原作小説はコチラ
おわり