サスペンス

【神さまの恋人】現実と仮想世界がリンクするサスペンス漫画が面白い【あらすじと感想】

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こんにちは。

カッパ室長です。

 

本日はサスペンス漫画を紹介します。

 

神さまの恋人
原作:伊賀大晃
漫画:月山可也


『エリアの騎士』コンビが放つ近未来バーチャルサスペンスです。

どんな内容?

2022年、ブレインダイレクトインターフェイス(BDI)の開発により人類の脳はコンピュータネットワークと直接つながるようになりました。

そして開発から2年後の2024年には世界で最初の「仮想世界」、つまりバーチャルリアリティ技術で生み出されたもう一つの世界が誕生します。

 

主人公のジンタ(本名は神 太郎(じん たろう))は大学病院のコンビニで働く23歳。

しかし、コンビニのアルバイトはあくまで副業で、本業は仮想空間「64 TOKYO」の運営をしています。

ジンタはコンビニへよく買い物に来る研修医の柊 舞花(ひいらぎ まいか)に恋をしています。

ある日、エックス線技師の西 大輔(にし だいすけ)が舞花にしつこくつきまとっているところをジンタが助けます。

舞花からの感謝の笑顔をもらうことができ、感激していたところに親友の渋谷 智也(しぶたに ともや)が現れ、ジンタの仕事終わりを待って、二人は帰宅後、仮想空間「64 TOKYO」にログインします。

 

「64 TOKYO」ではジンタは現実の自分より少しやせていて背が高いアバターを使用しています。

智也は女子高生のアバターを使用しジンタをからかって遊んでいます。

二人が新しく見つけたカフェに入るとそこには舞花そっくりのアバターがウエイトレスとして働いていました。

驚きを隠せないジンタでしたが、そこへ軍人のような男が現れ、舞花を無理やり連れ去ろうとします。

ジンタはこの世界の「神さま」として力を使い、男を「消去」することに成功します。

その後、男は誰だったのか調べてみると現実で舞花につきまとっていた西大輔であることが判明します。

さらにその西大輔がジンタが「消去」したときのように現実でも胸を刺され死亡していました。

 

ジンタと智也は調査のため、再び「64 TOKYO」にログインし、カフェへ行くとそこへ死んだはずの西大輔そっくりのアバターが現れます。

彼は現実で死んだあとこちらの世界に転生してきたと言います。

そして彼はジンタに宣戦布告をするのです。

自分はこの世界で唯一神と張り合える存在と言い、自分の心臓を抉り取って見せたあと、忽然と姿を消しました。

 

ジンタは現実で西大輔を殺した犯人は西大輔のアバターを消去した現場を見た人物だと推測し、犯人捜しを始めるのでした。

ここが魅力的!

この漫画は近未来を舞台にしたバーチャルサスペンスです。

 

物語で起こる殺人事件は、仮想世界に刺激を受けて現実で行われた殺人なのか、それとも仮想世界が現実世界とリンクしているのか…

謎だらけですね。

また、仮想世界にいる舞花は本当に現実世界の舞花と同一人物なのか、それとも別の人物が舞花として過ごしているのか。

現実と仮想世界の舞花で性格や行動が全然違うので本物なのか全然わかりません。

ジンタはどちらの舞花に恋をするのでしょうか。

仮想世界の人物たちは智也のように性別も違う可能性があるから誰が誰だかわからないので犯人が誰なのか推理するのもとても大変です。

登場人物たちもみんな何かありそうな顔をするから余計怪しく見えてきます。

 

今後の展開が全く読めないので続きがとても気になります。

はたして西大輔を殺した犯人は誰なのか?

また仮想世界にいる舞花は本人なのか?

 

 

おわり