こんにちは!
ラブコメ大好き、カッパ室長です。
今回はヤングアニマルにて連載中の漫画『描くなるうえは』の第1巻を紹介させていただきます。
ヤングアニマルWebで第1位を獲得している人気作品です!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『描くなるうえは』
原作:高畑弓
作画:蒲夕二
マンガ家を目指すギャルとオタクが恋愛してみる話(1/13) #ad #マンガが読めるハッシュタグ pic.twitter.com/MCnkbZcTL7
— 蒲夕二@連載中🖋描くなるうえは (@kabatani42) August 28, 2023
どんな内容?(ネタバレ注意)
漫画のために疑似恋愛!?
2次元をこよなく愛する男子高校生・上原勇紀。
そんな彼の夢は漫画家。
しかし、漫画家への第一歩としてラブコメ漫画を出版社に持ち込んだが「何かあんま面白くない」と一蹴されてしまう。
夢を諦めようと処分する原稿を持ちながら学校に来た勇紀はクラスメイトでスクールカーストランク1位のギャル・宮本仁衣奈に原稿を見られてしまう。
バカにされてイジメられると思っていた勇紀だったが、仁衣奈は勇紀の漫画を見て感動してくれた。
そして仁衣奈は自分が描いたという漫画も見せてくれる。
その絵は勇紀が衝撃を受けるほど上手く、仁衣奈には担当もついているという。
自分の漫画とは比べものにならないほどものを見させられ、落ち込む勇紀はつい、昨日編集者に「ラブコメ描いてるのに恋愛のリアリティがない」と言われたことを愚痴ってしまう。
すると急に仁衣奈は勇紀に「あたしと付き合ってくれない?」と詰め寄ってくる。
仁衣奈も同じことを言われていたため、「経験がなけりゃ経験すればいんじゃね?」とお互いの漫画のために疑似恋愛をしようと持ち掛けてきたのだ。
こうして始まった二人の秘密の疑似恋愛。
初めてのことばかりでドキドキの勇紀、そして仁衣奈のほうも勇紀の行動にドキドキさせられていくのであった…
感想
この作品は2次元を愛する男子とスクールカースト1位のギャルがお互いの漫画のために疑似恋愛をする、漫画家×青春ラブコメディです。
最近オタクとギャルのラブコメが増えてきた気がしますね。
これもオタクに優しいギャル系の作品です。
でもこの作品のヒロインはギャルですが恋愛経験がないため、主人公とのピュアな恋愛を見せてくれます。
上原勇紀と宮本仁衣奈(ニーナ)はふたりとも漫画家を目指しており、お互い漫画でリアリティのある恋愛を描くために疑似恋愛をすることになります。
主人公だけが漫画家を目指すのではなく、ヒロインもというのが他にはない感じですよね。
恋人として仲良くなっていき、また漫画家としても良きライバルとなってお互い成長し合っていくというのが面白いところです。
今のところ、疑似恋愛をして勇紀のほうは効果が出てきていることが描かれていますが、ニーナのほうもレベルアップしているんでしょうね。
勇紀との恋愛がニーナの漫画にどんな影響を与えるのかも気になります。
この作品の見どころは、なんといっても勇紀とニーナのイチャイチャです。
授業をサボって二人でイチャイチャしたり、夜の学校のプールに入ったり、二人でおでかけからのお泊りだったり。
ニーナが無防備にもパンツや谷間を見せたり、積極的なスキンシップをはかるため、勇紀が顔を真っ赤にしてドギマギしているのが初々しくて良いですね。
陽キャな男子には大丈夫でしょうけど、恋愛経験のない陰キャ男子にはかなり大変ですよね。
勇紀がドギマギしているのも良いですが、それよりもニーナが赤面しているシーンがとても可愛くて最高でした。
初めて手を繋いだときや、マスク越しにキスしてしまったときのニーナの顔が最高すぎます。
完璧恋する乙女になっていましたね。
ニーナは最初は疑似恋愛で本気になる気はなかったと思いますが、今まで誰も気づいてくれなかった漫画に対する努力を褒められたことで勇紀のことが気になる存在になってしまったのだと思います。
そして一緒にいるうちにどんどん勇紀の良さに気づいてより好きになっていってるんでしょうね。
それは勇紀も同じで、自分には縁のない美人ギャルだと思っていたニーナが自分と同じ考えを持っていること、漫画に対し凄まじい努力をしていたことを知り好きになっていきます。
いつ彼らが疑似恋愛から本当の彼氏彼女の関係になるのか楽しみですね。
ラブコメ漫画だからこの先、勇紀にとって、またニーナにとっての恋のライバルキャラとかも登場すると思います。
そうなったら二人がどんな感じになるのかも気になりますね。
第1巻のラストではふたりでホテルという急展開をむかえていました。
これで一気にふたりのキョリが縮まるのか、それとも何もなく終わってしまうのか。
第2巻が待ち遠しいです。
現在、ヤングアニマルWEBで『描くなるうえは』の第1話が無料で読むことができるので気になった人は是非読んでみてください。
おわり