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【凪のお暇】リアルな日常がとにかく共感できる!疲れたときに読んでほしい漫画

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こんにちは。

 

周りの目って気になりますよね。

嫌われたくない。

周りにうまく溶け込んでいたい。

そのせいで余計な気を遣って疲れてしまう。

 

本日はそんな「気にしい」な方に是非読んでほしい漫画を紹介します。

 

 

凪のお暇』(コナリミサト

 

女性コミックですが男性が読んでも共感できることがたくさん詰まっています。

「このマンガがすごい!」2019オンナ編で第3位、第8回ananマンガ大賞で大賞受賞、SPRiNGカルチャーアワード2018マンガ部門で大賞受賞と様々な賞を獲得している人気作品です。

 

7月からドラマもスタートします。

主人公の大島凪役は黒木華さん、元カレ役は高橋一生さんです。

とても楽しみです。

どんな内容?

都心で働くOL・大島凪(おおしまなぎ)は自己主張せず、ひたすら「空気」を読んで他人にあわせて過ごしてきました。

仕事中も、同僚とのランチ中でもずっと。

同僚から仕事を押し付けられても、常に笑顔で耐え忍んでいました。

凪の唯一の生きがいは「節約」で、部屋で豆苗を育てたり、こまめにコンセントを切って公共料金を下げて喜ぶという地味なものでした。

そんな凪にも唯一誇れる「カード」があります。

それは同じ会社の営業部のエース・我聞慎二(がもんしんじ)と付き合っていることです。

彼がいるから凪は今のこの生活にも耐えられるのでした。

しかしある日、凪は営業部の前を通ると慎二が同僚に「体の相性がイイから会っているだけ。ケチ臭い女は生理的に無理」と話しているのを聞いてしまいます。

ショックを受けた凪はその場で過呼吸になってしまいます。

そのとき「空気は読むものではなく吸って吐くもの」と悟った凪。

郊外のボロアパートへ引っ越し、仕事も彼氏も服も家具もすべて捨てて、人生のリセットを行います。

28歳で無職となり、貯金残高100万円で節約ライフを糧にして、しばしお暇をいただくことに。

ここが魅力的!

一番の魅力は誰にでも共感ができるリアルな日常が描かれているところだと思います。

凪の姿はとても親近感を覚え身近に感じ、まるで自分のことのように思えてくるのです。

今の世の中、凪のように空気を読んで生活をしてストレスをためている人も多いと思います。

そして「こんな生活いやだ。」と思っているのではないでしょうか。

凪は実際に行動に移し、郊外へ引っ越し、ボロアパートで節約生活を始めます。

今までの生活は大変でしたが、そこから逃げ出しても、貯金を切り崩して生活していく厳しい現実です。

しかしそんな将来の不安などにも負けず少しずつ前進していこうとする凪を見ていると自然と応援したくなります。

貧しい生活も得意の節約術で楽しい生活に変えていこうと努力している姿が描かれています。

 

また、ボロアパートの住人たちは皆、貧しいけれど、生活を楽しむ知恵を持っていたり、情熱をささげるものを持っていたりします。

この漫画を読むとお金だけではない豊かさがあることに気づかされます。

周りの人からの目など気にせず「自分らしく」生きるため、日々を工夫して楽しんでいる人を見て凪も徐々に周りの目を気にせず自由に過ごし始めるようになっていくのです。

読んでいると私も「こんな風に生きたいな」と思えてくるんです。

 

空気の読みすぎは良くないということもこの漫画を読んで感じました。

凪は自己主張せず空気ばかり読んでいると前述しました。

そして元カレの慎二もおちゃらけているように見えますが実は物事をしっかり考え、気を遣った発言をする人間でした。

お互いが空気を読んでしまっていたため、本心を口に出すことがなく、面倒臭い状態になってしまい、結局すれ違いになってしまいました。

大事なことはしっかりと口に出して伝えないといけないということを再認識させてくれます。

 

この漫画を読んで私は「もっと自分らしく生きていこう。まわりのことを気にしすぎず、楽しく過ごしていこう。」と思えるようになりました。

仕事に疲れたとき、人間関係に疲れたとき。

そんなときに読みたくなる漫画です。

空気ばかり読んでしまう「気にしい」な方に是非読んでほしい作品です。

 

おわり