どうも、カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載されている『鴨乃橋ロンの禁断推理』第1巻を紹介させていただきます!!
『家庭教師ヒットマンREBORN!』の天野明先生による新時代”探偵”活劇です!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『鴨乃橋ロンの禁断推理』(天野 明)
こんにちは!明日『鴨乃橋ロンの禁断推理』1巻が出ますのでよろしかったら見てください。
日々、連載の大変さに改めてビックリしつつ、楽しく描かせていただいてます。
皆さんに感謝です。ありがとうございます! 天野明 pic.twitter.com/ulAjKlESJF— 天野明[担当編集]公式 (@amano_akira_) February 3, 2021
どんな内容?(ネタバレ注意)
訳あり名探偵とピュアな迷刑事が難事件に挑む!!
警視庁捜査一課に配属する一色都々丸は熱い志を持つ若き刑事。
しかし都々丸はバカ素直すぎる性格のため、犯人の話に騙されて逃がしたり、夜中3時に住宅街を聞き込みして通報されるなど空回りの連続。
現在捜査一課が手こずっている連続殺人の捜査も迷惑だからと言われ参加させてもらえずにいた。
「連続殺人事件が起きて住民が怯えているのに…じっとしてるのがつらい…つらすぎる…」
そんな都々丸の嘆きを聞いた先輩刑事のキクは都々丸にある探偵を紹介する。
その探偵の名は鴨乃橋ロン。
彼はかつて探偵養育学校BLUEで、解けない謎はない天才と呼ばれた男。
都々丸はキクの指示通り、彼の住むマンションまで行くとそこにはボサボサのワカメかぶったみたいな男がいた。
だが、その男こそが鴨乃橋ロンだった。
キクから渡された写真のイケメンと全然違い困惑する都々丸。
ロンはとある理由で探偵稼業を辞め、外部の情報を遮断し失意と退屈の日々を送っていた。
ロンは自身には探偵として致命的な欠陥があると言う。
しかし、都々丸の「オレが君を完璧にサポートするから」という言葉を聞き、ロンは都々丸とともに再び謎を解くことを決意する。
連続殺人事件の現場に着いたロンは見事な洞察力で死体の状況を把握し、推理を進めていく。
そして警察が9ヶ月間必死に捜査して解けなかった事件をたった3分で解いてしまうのだった。
連続殺人の犯人を見つけるまでは良かったが、そこでロンの“欠陥”が発症してしまう。
ロンのいう“欠陥”とは無自覚のうちに犯人を死ぬほど追い詰めてしまうという病気のことで、気づくと犯人が死んでしまい、いままでの事件解決率は100%だが犯人検挙率は0%だったのだ。
今回も犯人を自殺に追い込んでしまったが、都々丸によってなんとか未遂で捕まえることができた。
このことでロンは自分に必要なパートナーは秀才ではなく、ピュアなマヌケだったということに気づく。
そしてロンは都々丸に舞い込む事件を都々丸に代わって自分が解くことを決めるのだった。
「心配ないさ 君の脳ミソは僕がひきうける
わかるかいトト?
今日から君は名探偵だ!!」
感想
この作品は訳あり名探偵とピュアでマヌケな刑事の異色コンビが難事件に挑んでいく探偵活劇です。
名探偵である鴨乃橋ロンが、マヌケな刑事である一色都々丸の代わりに推理をして犯人へと導いていきます。
まだ物語も序盤ということで謎がたくさんありますね。
なぜロンは犯人を追い込んでしまう病気になってしまったのか。
これは元からなのか、それとも探偵養成学校で何かあってこうなってしまったのか。
なんか学校側の人間も怪しい感じなので、もしかしたら学校の教官の中に敵がいるのかもしれませんね。
ロンの首元にある模様も気になります。
これにも何か意味がありそうですね。
教官たちはロンのような人を殺める探偵がいてはいけないと、ロンに対して調査員を派遣していきます。
第1巻では『追跡』に長けた教官が登場します。
ロンと都々丸はやってきた教官たちにロンのことを認めさせ、仲間にしていく感じになりそうですね。
そうやってどんどん色んな調査ができるようになり、より難解な事件も解決していくのでしょう。
ロンは普段はふざけた言動をしていますが、それが事件の証拠につながっていたりするのが面白いところです。
ロンが出すヒントや漫画内に描かれているもので、しっかりと犯人を見つけられるのも良いところです。
謎を解いたときのロンの決め顔もカッコよくて好きですね。
都々丸は今のところはちょっとマヌケだけど熱意のある刑事という感じですが、彼もロンと関わったことで今後意外な才能を開花したりしそうですね。
ロンのピンチをしっかり支えるベストパートナーとして成長してほしいです。
これからロンと都々丸にどんな難事件が襲い掛かるのか。
そしてそれを2人はどう攻略していくのか。
今後の展開が楽しみです。
現在ジャンプ+では『鴨乃橋ロンの禁断推理』第1~3話や最新話が読むことができます。
気になった人はぜひ読んでみてください。
おわり