完結済み

【完結】【かわいいひと】ピュアなふたりに癒されるオススメのマンガ【あらすじと感想】

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こんにちは。

今回はたくさんの「幸せ」が描かれている恋愛漫画を紹介します。

心温まるストーリーに癒されること間違いなしです。

 

かわいいひと』(斎藤けん

 

どんな内容?

主人公は死神系男子!?

主人公の花園森也は実家の花屋で働く27歳の青年です。

花が大好きで心優しい真面目な青年なのですが、三白眼で死神顔なため、いつもお客が怖がって逃げてしまいます。

花園くんはお店では接客より配達や仕入れをメインに担当しているため、お店の経営にはあまり影響していません。

しかし、生まれてから27年間、目が怖いと女の子に泣かれたり、呪術系の人に間違われたり、不良に絡まれたりと散々な目にあってきました。

そんな花園くんですが彼には大学のミスコンで1位に選ばれるほどの美人の彼女がいるのです!

 

二人の出会いと告白

出会いは1年前の秋、大学の学園祭に花を届けに来た花園くんは車を開けると中に花の精と見間違えるほど可愛い女の子・鈴木日和が乗っていました。

日和さんは友達に頼まれて断りきれずミスコンにエントリーしましたが、見た目で判断されたり、晒されるようなことが大嫌いなため会場を逃げ出してきて車の中に隠れていました。

そんな日和さんに花園くんは「きれいな花には荒んだ心を癒す力があるんですよ。晒されるなんて言わないで会場の人達を癒してきてあげたらどうですか?」と微笑みかけます。

後日、日和さんはミスコンで1位になったことを報告しに花園くんのお店にやってきます。

その後も日和さんは何度も花園くんのお店に来て花を買っていくようになりました。

ある日、日和さんが好きな人に渡すための花束を作ってほしいと花園くんにお願いをします。

花園くんは日和さんが好きな人と一緒にお店に来るようになったら嫌だなと思いながら花束を作ると。

日和さんは花園くんにその花束を渡し、花園くんが好きだと告白をします。

 

こうして二人は付き合うようになり幸せな日常を送るのでした。

ここが魅力的!

このお話は二人のピュアでほのぼのとした日常の幸せを感じる心優しい物語です。

特に恋のライバルが現れたりとか、二人の過去に大変な事件があったりということはありません。

楽しそうなふたりとその周りの優しい友人たちに癒される作品なのです。

 

タイトルの『かわいいひと』は最初日和さんのことだと思っていました。

しかし、物語の中で日和さんが花園くんを見て「かっわいいなあ」とこぼします。

確かに彼女のためにいろいろ頑張る花園くんはとてもかわいいのです!

なのでタイトルの『かわいいひと』は日和さんだけでなく、花園くんも含めふたりのことを差しているんだと思います。

 

しかし、日和さんはよく死神顔の花園くんのことを怖がらないなと思います。

周りの人からも花園くんは日和さんのストーカーだと間違われるくらいなのに、日和さんはそんな彼を見て頬を染めるわ、「世界一カッコいい」と言ったりするわ。

完全に恋のフィルターがかかってますね。

 

付き合いたてのカップルによくある小さな「あるある」がたくさん詰まっているので、共感できる方も多いのではないでしょうか。

たくさんの「かわいい」が詰まった癒しのマンガ。

花園くんと日和さんがこれからどのような恋愛をしていくのか。

気になった方は是非読んでみてください。

 

おわり