今回はヤングマガジンにて連載中の『雪女と蟹を食う』第4巻の見どころを紹介していきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
前回の記事はこちら↓↓
『雪女と蟹を食う』（Gino0808）
死ぬ前に人妻と蟹を食いに行く話① pic.twitter.com/V77DVJHOZy
— Gino0808@雪蟹4巻！ (@0808gino) June 7, 2019
前回までのお話
無事に銀山温泉に辿り着いた北と彩女。
そこで北は彩女から誘惑され何度も体を重ねてしまう。
しかし体を重ねていくうちに、北は彼女の行為は享楽ではなくただの自暴自棄だと気づく。
彩女もこの旅で死のうとしていたのだ。
彩女が死のうとしていることに心を痛める北は彼女になぜ死のうとしているのか問いかける。
第4巻の見どころ（ネタバレ注意）
『雪女と蟹を食う』
北と彩女はとうとう旅の終わりの地、北海道へ到着する。
まずは北海道のグルメを堪能する2人。
彩女もいつも以上にテンションが高かった。
地図も見ずに歩き回る彩女を見て、歩きなれているようだと感じた北は「札幌に土地鑑があるんですか？」と尋ねる。
すると「憧れだったんです。北海道も札幌も六花亭のスイーツも。だから今とっても幸せ」と答えるのだった。
その言葉を聞いた北は一瞬彩女がこっちを見ていなかったような気がして、それは要するに自分ではなく、他の人と行きたかったのではないかと感じていた。
観光を続ける2人は迷子の少年と出会い、親を捜すために本屋へ行くことに。
そこで北は衝撃的な本を目にする。
『雪女と蟹を食う』著：雪淵一騎
この本は彩女の旦那が書いたものだと確信する北。
そして北は彩女がなぜ死のうとしているのか、彼女について何も知らないまま死ぬのは嫌だと思い、夜、彩女に隠れて本を買いに行く。
しかし、本を買った北であったが、ホテルの場所が分からなくなり、迷子になってしまうのであった。
感想
新章、北海道編が開幕しましたね。
彩女さんが死にたい理由はまだはっきりとは描かれていませんね。
しかし、北と同じ理由と答え「終わりにしたいのもう…。繰り返す日常を、私という人間の…つまらない…物語を…」と語っています。
何かありそうですね。
北の死のうとしていた理由は「孤独」だったからのようです。
ということは、彩女さんも孤独だったのでしょうか？
さらに「あなただって健康な体があっても働くのを放棄している」と言っています。
これって彩女さんは何か治らない病気を持っている可能性もありますね。
また、彩女さんも北が見ていたTV番組を見ていたようです。
これも何か関係があるのかもしれませんね。
まだまだ謎が多そうです。
そして、その謎に近づけるであろうものが今回登場しました。
『雪女と蟹を食う』
この漫画のタイトルと一緒。
ということは、この本、物語にとってかなり重要な存在ってことですよね。
早く内容が知りたいです。
しかし、本は買ったけど、北が迷子になっちゃうし…
彩女さんと離れ離れ。
本の内容と彩女さんの謎が明かされるのはもう少し後のようですね。
そしてここでまさかの新キャラ登場。
これは新たなヒロインで三角関係に発展するのかな。
この出会いによって、北の考え方や行動がどう変わっていくのか。
そして彩女さんと無事合流することはできるのか。
続きが楽しみですね。
『雪女と蟹を食う』第5巻は2020年6月上旬発売予定です。
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おわり
