どうも。カッパ室長です。
今回は少年マガジンエッジ(講談社)にて連載中の『江戸前エルフ』第1巻の紹介をしていきます。
東京都の月島を舞台にしたJK巫女とオタクなエルフのゆるい日常生活を描いたコメディ漫画となっています。
作者は『ATRAIL ‐ニセカヰ的日常と殲滅エレメント‐』や『あしたのファミリア』の樋口彰彦先生です。
『江戸前エルフ』
著者:樋口彰彦
ウチの神社の神様がエルフだった話① pic.twitter.com/DBbYBTaOEk
— 樋口彰彦 (@higuchi_akihiko) November 14, 2019
どんな内容?
御神体はポンコツエルフ!?
東京都中央区 月島
江戸時代より400年以上の歴史を刻む『高耳神社』
15代目の巫女となった女子高生・小金井小糸(こがねい こいと)は驚愕の事実を知ります。
この神社に祀られている御神体”高耳毘売命(タカミミヒメノミコト)”は異世界から召喚されたエルフだったのです。
エルフの名はエルダリエ・イルマ・ファノメネル(通称:エルダ)。
困ったことにエルダはとある理由から引きこもりになっていたのです。
そして引きこもったエルダはゲームにアニメ、プラモ作りや食玩集めと現代の文明を満喫した自堕落な生活を送っているのでした。
でも町内の人達はそんなエルダのことが大好きで、いつもエルダの好きなゲームやお菓子を奉納してくれます。
400年前の友達(徳川家康)との約束で江戸を見守り続けているエルダですが、世界が変わっていくことを寂しく感じていました。
小糸はそんなエルダに世界が変わることは悪いことだけじゃないことを知ってもらうため、ともに東京を見て回ろうと提案するのでした。
こうしてポンコツエルフとJK巫女のゆるーい下町ライフが幕を開けたのです。
登場人物
エルダリエ・イルマ・ファノメネル(通称:エルダ)
400年前に小糸の先祖が召喚した異世界のエルフ。
不老不死で現在621歳。
友達(徳川家康)との約束で神様となり江戸を見守り続けているが、とある理由により引きこもりに。
ゲームや漫画、アニメ、フィギュアにと自堕落な生活を送るようになってしまう。
小金井小糸(こがねい こいと)
高耳神社の15代目巫女となった女子高生。
先代から引継ぎエルダのお世話をしている。
かっこいい大人の女性になって、10年前に会った『憧れの白い女(ヒト)』にもう一度会うことが夢。
夢のために精一杯背伸びをして高いバッグを買うが、まだそのバッグに似合う女性にはなれていない。
小金井小柚子(こがねい こゆず)
小糸の妹。とってもいい子。
小金井家とエルダのご飯を作ってくれている。
料理の腕はプロ級で魚の目利きは豊洲市場でも一目置かれるほど。
桜庭高麗(さくらば こま)
小糸の同級生で幼馴染の親友。
サバサバした性格で物事をなんでもズバッと言ってしまう。
本人は無自覚だがサラッとイケメン発言もするカッコいい女の子。
ここが魅力的!
エルダ様が可愛い!
なんといってもエルダ様が可愛いです。
普段の姿も綺麗なんですが、デフォルメ状態の姿が特に可愛いです。
神社の本殿にこたつやテレビを設置して快適なオタクライフを過ごしているのが面白いですね。
人見知りだし、ゲームや食玩集め、プラモ作りなどまさしくオタクって感じです。
そこがまたいいんです!
オタクの人にはエルダ様の気持ちとかすごい共感できちゃうかもしれません。
あとエルダ様って今も町の人に愛されていますが、徳川家康と友達だったと言っているので昔はもっとすごい存在だったのかもしれませんね。
あといつも抱えているナマズ(ドジョウ?)みたいなぬいぐるみも可愛いです。
月島の魅力がいっぱい
月島の風景やソウルフードのもんじゃ焼きなど月島の魅力もたっぷりと描かれています。
月島に行ったことがある、住んでいる人は「あっここ知ってる」というシーンもあるのではないでしょうか。
小糸が「東京を見て回ろう」と言っていたので、今後、月島だけでなく他の東京の名所も描かれるかもしれませんね。
1巻の終わりでは大阪から黒いエルフ(ダークエルフかな?)がエルダのもとへ向かおうとしていました。
これってエルダが元いた世界のときのライバルとかでしょうか。
はたして目的はなんなのか。気になりますね。
付き添っていた女の子も女子高生みたいだし、小糸の新しい友達とかにもなりそうで楽しみです。
第2巻は2020年春発売予定です。
樋口彰彦先生の他の作品
ATRAIL ‐ニセカヰ的日常と殲滅エレメント‐
平凡な日常を送る高校生・四十万伊織の前に、
その出現を機に、
あしたのファミリア
高校生・日月 明日が管理する集合住宅「日月館」に現れたのは、吸血鬼の少女ノイとその眷属でメイドの梔子嘲。
彼女たちは今は無き明日の祖父、日月明寿との約束により日月館に無理やり住み着いてしまった。
日月館を舞台に「家族」たちの大騒ぎの日々が始まる。
おわり