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【珈琲をしづかに】大人に憧れる少年の恋と成長の物語【あらすじと感想】

今回は苦い、のに甘酸っぱい背伸びの恋の物語を紹介します。

 

珈琲をしづかに』(みやびあきの

どんな内容?

高校3年生の少年・波多野貴樹(はたの たかき)は“大人”への憧れを抱いていました。

身長も低く子供っぽいため、2つ下の妹・知沙希(ちさき)にも下に見られる始末。

貴樹にとって理想の大人とは貴樹の12コ上の兄・まさ兄のような珈琲の似合う人でした。

 

ある日、貴樹は友人の松尾から幽霊喫茶の話を聞きます。

なんでも貴樹の家の近くにある長らく閉店していたはずの古びた喫茶店に幽霊が出るらしいのです。

喫茶店の珈琲に興味を持った貴樹は帰りに例の喫茶店へ寄ってみることにしてみます。

すると店には灯りがついていました。

静かにカウンターに佇む和服姿の年上の女性に貴樹は心を奪われてしまいます。

どこかはかなげな「しづ」と呼ばれる彼女が気になって仕方ない貴樹は、お小遣いを節約して、喫茶ユカリに通うようになります。

そして貴樹は喫茶ユカリを訪れる様々な客とのふれあいを通じて少しずつ”大人”というものを知っていくのでした。

ここが魅力的!(ネタバレ注意)

この漫画は少年と年上の女性のほろ苦い恋と成長の物語です。

 

大人に憧れる貴樹は喫茶ユカリで様々な大人と出会い、ちょっとずつ大人を知っていきます。

恋愛部分も面白いですが、貴樹の考え方などが少しずつ成長していくのを見守っていく感じがとても面白いですね。

 

ヒロインの紫都香(しづか)さんの和装姿がとても良いですね。

そして紫都香さんの過去もとても気になります。

貴樹が喫茶ユカリで最初に座った席には何か悲しい思い出があるようですし、「何かが壊れてしまう瞬間が苦手で…」とも言っています。

これは「健吾くん」という人物が関係していそうですね。

紫都香さんは指輪などはしていないようなので現在結婚はしていないようですが、紫都香さんの涙やセリフから推測すると、「健吾くん」とは別れてしまったのか、もしくはすでに亡くなっているのか。

貴樹はそんな紫都香さんの心をどう動かしていくのでしょうか。

今後、喫茶ユカリで出会う人々を通じて大人というものを知った貴樹がどう変わっていくのかも楽しみです。

 

この物語、どういう風に終わるのかも気になります。

2人は無事結ばれるのか。

年上の女性との恋なので貴樹が思いを告げて2人とも温かい雰囲気で終わるのか。

数年後、大人になった貴樹がもう一度紫都香さんに会いに行くなんていうのも考えられますね。

色々想像ができて面白いです。

 

あと気になったのはタイトルの『珈琲をしづかに』の「しづか」の部分です。

これって紫都香さんの「しづか」と大人っぽく「静か」に珈琲を飲む感じの両方の意味があるのかなって個人的に感じました。

このタイトルの意味も今後分かってくるのでしょうか。

 

この先、物語がどう進んでいくのかとても楽しみです。

モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト「モアイ」やコミックDAYSなどで第1話が試し読みできますので気になった人はぜひ読んでみてください。

 

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おわり