みなさん。
他人の心の声がわかればいいなって思ったことありますか?
私はあります!便利そうですよね。
でも実際はどうなんでしょう。
良いことばかりではないのかもしれません。
本日は他人の心の声が視えてしまう女の子のラブコメディ4コマ漫画を紹介します。
『妄想テレパシー』(NOBEL)
どんな内容?
他人の心の声が”視”えてしまう、地味でエスパーな女子高生・中野彩子さん。
春から同じクラスになった戸田隼人くんは、成績優秀、サッカー部に所属していて運動神経抜群、無口でポーカーフェイスな人気者……
と思っていたら、頭の中は中野さんへの妄想であふれかえっていたのでした。
戸田くんは中野さんのことが大好きで、授業中も常に中野さんとイチャイチャする妄想をしています。
口には出していなくても中野さんには全部視えてしまっているのです。
他人の心の声が視えるのはドラマなどではいいことのように描かれていますが、視たくもない心の声ばかり視えてしまう中野さんはこの超能力が嫌いでした。
クラスの学級委員長を決める時も周りのみんなが嫌がっているのが視えてしまい、自分で立候補してしまいます。
当然中野さんと仲良くなりたい戸田くんも立候補して二人で学級委員長になります。
クラスで提出物を回収するときも地味な中野さんは存在感がないため、提出物も集められません。
こんな自分をみたら戸田くんも幻滅するだろうと思っていましたが、戸田くんはここは自分の出番だとクラスのみんなに提出物を出すように声をかけるのでした。
戸田くんにお礼を言うと「俺も委員長なんだから当たり前じゃん」とカッコよく返す戸田くん。
「もしもテレパシーなんて使えなかったら戸田くんのこと好きになっていたかもしれない。」と思っていた中野さんでしたが、後ろから戸田くんの卑猥な妄想が大きく視えてしまい、恋する気持ちがスッと下がっていくのでした。
ここが魅力的!
この漫画は妄想の部分はカラーで描かれていて、現実の部分はモノクロで描かれているというちょっと変わったところが魅力です。
カラーとモノクロで描き分けてあることで読者はとても読みやすくなっています。
心理描写もとても秀逸に描かれていて面白いです。
心の声が視えるということを良いことではなく、大変なことだと描いているのもポイントです。
みんな一度は他人の心がわかればいいのになと思いますよね。
ですが他人の心の声が視えるということは必ずしも良いことだけ視えるというわけではなく、嫌なことの方が多いということです。
自分のことをどう思っているのかわかってしまう、集中したいときも周りの人の考えが嫌でも目に入ってしまうということがあるのです。
不気味がられることもしばしばで、中野さんは人の心の声が視えてしまうが故に心を閉ざしてしまっています。
戸田くんは人気者ですがポーカーフェイスのせいで周囲に自分の気持ちを伝えるのが苦手な男の子です。
心が読めるせいで友達がいない中野さんと人気者だが気持ちを伝えるのが下手な戸田くん、正反対な二人の出会いで中野さんはどのように変わっていくことができるのでしょうか。
これから二人の関係はどのように進んでいくのかとても楽しみです。
あと中野さん地味だけど巨乳でメガネという萌え要素の塊なんです!
くそダサい私服も見物ですよ。
最新巻はこちら↓↓
作者のNOBELです。ツイ4読者のみなさま、最後まで読んでいただきありがとうございました!ここのリプ欄も楽しく拝見してました。
休載期間中も応援や暖かいメッセージを頂き、とても嬉しかったです!
重ねてになりますが本当にありがとうございました!
今日発売の単行本もよろしくお願いします!!! pic.twitter.com/3jscCGaXV9— NOBEL (@NOBEL827) April 12, 2020
おわり