サスペンス

【完結】【ドクザクラ 第5巻 ネタバレ注意】異能の目を持つ2人が迎える衝撃の結末とはー?

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カッパ室長です。

 

今回はマンガワンにて連載されていた作品『ドクザクラ』第5巻を紹介します。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

この第5巻で遂に完結。はたしてどんな結末になるのか!?

 

 

ドクザクラ

原作:MITA
作画:山本やみー


第5巻の見どころ(ネタバレ注意)

サクラvs犯人

マインド=インを使用し、襲い掛かってきたミユキを見事返り討ちにしたサクラ。

しかし、ミユキを引きずり部屋に戻ろうとするサクラに新たな敵がやってくる。

敵の正体は警視庁捜査一課の蔵前くらまえタダシ

彼はサクラをナイフで切りつけ、さらに味方であるミユキも用済みとして刺し殺してしまう。

負傷しながらもサクラは逃亡し、アツシとの待ち合わせ場所へ向かう。

蔵前は他の捜査員に嘘の説明をし、警察全員でサクラを追う。

マインド=インを駆使し、蔵前の追撃から逃れようとするが、サクラは重傷を負い、蔵前に捕まってしまう。

そんなとき、アツシは真犯人に向けて「真犯人が動かなければ1週間後、真犯人の名前を公表する」という告発動画を流したのであった。

最終局面

サクラを奪還するため、敵の本拠地である本城ユキヤのビルへ向かうアツシ。

猿田ユメノ、小岩るるな、日向エミの助けもあってなんとかビルに潜入し、サクラのいる3階のVIPルームへ行くことができた。

しかしアツシを助けたせいで彼女たちは敵に捕まってしまい、このままではユキヤに凌辱されてしまう。

さらにアツシがVIPルームに到着すると、そこには頭を射抜かれ転がるサクラの姿が…

絶望し、膝から崩れ落ちるアツシ。

 

そのころ、本城ユキヤはアツシの告発動画に対しての記者会見を行っていた。

そしてアツシが警察に確保されたという情報を聞き、ユキヤは勝利を確信した。

しかし、会見中だというのに蔵前がユキヤのもとへやってきて「時間です…!」と言う。

意味が分からないユキヤは「なんの時間だ…?」と問うと、蔵前は不気味な顔で語りかけるのであった。

「オシオキの時間だよお…♡」

感想

今回で3億円事件の真犯人との戦いも決着を迎え、この最恐の愛を描いた異能系ハーレムサスペンスも完結です。

あっという間な気もしますね。

 

前回真犯人が本城ユキヤだと判明しましたが、今回は警察内に潜む共犯者もついに姿を現しました。

共犯者は蔵前タダシで、1巻の最後の方に1コマだけ出てたキャラでしたね。

予想と全然違いました。

そして一番怪しそうな雰囲気を出していた草場刑事はただの真面目な警察で、まんまと蔵前に騙されてましたね。

彼は結局全然良いとこ無しで終わっちゃいましたね。

 

今回の見どころはなんといってもアツシと本城ユキヤたちとの最終決戦です。

ユキヤとの勝負の読み合い、サクラが死んだのを見たあとの予想外の動きに本当に驚きました。

アツシの作戦が凄いというより、サクラが最後まで有能すぎる感じでした。

マインド=イン強すぎでしょ。

本城ユキヤは人としてかなりクズ野郎でしたね。

殺人動機も当時遊んでいた女性が妊娠してしまい、産むと言ったからという自己中心的すぎるもの。

さらに顔がイイというだけで調子に乗って多くの女性を凌辱していました。

これほど捕まってざまあみろって思える犯人もそういませんよね。

 

そして最後に残ったサクラの正体について。

これが一番驚きました。

実は今までのサクラも本当のサクラではなく、別の人間に憑依してたという事実。

でもそれだと、これまでに能力を解除したとき、今のサクラに戻るのはおかしいんじゃない?という疑問が出ますよね。

目を見ないとその身体に入れないのに、目を閉じて意識のないサクラの身体に戻ってましたから。

まぁ、細かいことは気にするなということなのでしょう。

アツシが本物のサクラとの再会して物語は終わります。

最後はちょっと感動的でした。

 

登場する女の子たちも可愛いし、サスペンスの部分もドキドキ、ハラハラしてとても面白い作品でした。

全5巻と短めなので、ちょっと空いた時間に一気に読むこともできるので、気になった人はぜひ読んでみてください。

MITA先生の別の作品紹介

『実験島』

■あらすじ

じゃあ・・・全員これ飲んで。

製薬会社の研修で孤島に集められたボクら。

配られた謎の薬、変貌する同期―――

死の実験に巻き込まれたボクは一度死んだ・・・はずだった。

絶海の孤島から脱出せよ――――!!

薬剤パニック×サスペンス、開幕!!

Amazonより引用

 

おわり