こんにちは。
カッパ室長です。
今回は週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中の漫画 ビッグコミックス『駅伝男子プロジェクト』第5巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!
『駅伝男子プロジェクト』第4巻の紹介記事はコチラ↓↓
『駅伝男子プロジェクト』
著者:高橋しん
箱根駅伝を目指すぼくが受けた試験は、人気絶頂のアイドルが監督のまるでオーディションでした (1/11)#漫画が読めるハッシュタグ
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第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
入学イベント
「久米島合宿」が終わり、速田ハヤタたちはいよいよ桜翔大学の入学式を迎える。
入学イベントは監督である「アマチー」こと甘樹千尋のライブと一緒に開催される。
秋田くんとともに入学式前日に上京してきたハヤタはホテルにチェックイン後、行きたい場所があるからととある場所へ向かおうとする。
秋田くんは「オレ、案内するよ東京!」と言うが、ハヤタは「ぼく箱根の6区をちょっと走りに行きたい」ととんでもないことを言い出すのであった。
そして2人は電車やバスを乗り継いで箱根芦ノ湖6区スタート地点に辿り着くが、その頃にはもう帰りのバスはなくなってしまっていた。
どうしようかと2人が悩んでいると、DIYしたハイエースで旅をしている夫婦&ワンコのYouTuberと出会い、ご飯と寝床を提供してもらう。
翌日、ハヤタたちは目的である6区を走り始めるが、そこにある人物が現れ…
さらに東京ドームでは入学イベントの開始時間が刻一刻と迫っていて…
最初の「レッスン」は空き家のDIY!?
桜翔大学駅伝部「桜翔ステラータ」がついに本格始動。
アマチーはメンバーに大切にすることは「感謝を忘れないこと」だと語り、骨身に沁みる特別製のレッスンを用意したと言う。
メンバーは「寮」ごとのチームに分かれて活動することになり、ハヤタたちのチームが指定された場所へ行くと、そこは庭がジャングルのように生い茂ってしまった大正時代の空き家だった。
『駅伝男子プロジェクト』第5巻 P78,79,80よりアマチーからの最初のレッスンは「大正時代の空き家をメンバーが住める寮にせよ!」だったのだ。
日用品や食料の買い出しなどの役割分担を決めることになったが、誰もこの荒れた家の片付けだけはやりたがらなかった。
するとハヤタは「きっと駅伝やるのに必要なことなんだ。それに「この区間」が抜けたら、駅伝じゃなくなってしまう」と言って、1人で片付けを始めるのであった。
感想(ネタバレ注意)
第5巻はついにハヤタたちが入学式を迎え、プロジェクトが本格的に始動していきます。
東京での華やかな大学生活が描かれるのかな?と思いましたが、やはりそういうことにはなりませんでしたね。
まずは入学イベントのお話から。
アマチーのライブが1時間半あって、その後に30分入学式が行われるってまた斬新すぎますね。
というか午前中からライブが行われるのも珍しいですよね。
そして東京に着いて早々箱根の6区へ行くとかハヤタがまた驚きの行動をしてて笑えました。
岩手県からやってきたハヤタにとっては箱根ぐらいの距離はどうってことないのかな?
箱根6区を走るハヤタたちはそこでVR箱根駅伝で競り合った渋谷国際大学の相模ルカと出会いました。
『駅伝男子プロジェクト』第5巻 P38,39よりVRで一緒に走っただけだからお互い顔を知らないけど、これでライバル関係になれたのかも。
しかし相模ルカのほうがまだ圧倒的に強いようです。
これからハヤタがどう成長し、彼に追いつき追い越していくのか楽しみですね。
入学式ではアマチー監督がこの駅伝男子プロジェクトについて説明をしていました。
このプロジェクトは「箱根駅伝を目指す」だけではなく、「常識を打ち破る」プロジェクトなんだそうです。
今の陸上選手の「記録至上主義」ではなく、記録や順位など関係なくより多くの人間に応援してもらえる力「生き残る力」を重視していくと言っていました。
また新しい切り口でこの陸上を盛り上げていこうとしてくれていますね。
そしてハヤタたちは最初のレッスンで空き家を住める寮にするため奮闘していきます。
高井戸坂寮には岩手くんことハヤタの他に神奈川くん、岡山くん、石川くん、宮崎くん、秋田くん(+コタロウ)の計6人+犬1匹が暮らすことになりました。
このレッスン、与えられることが普通とは思わず、自分達で生きる場所を作り、すべてのものに感謝するようになるのが目的のようです。
さらに現在日本で深刻になっている空き家問題を解消することも目的になっていました。
これをすることで地域の人達に駅伝男子プロジェクトを知ってもらい、応援してもらえるようになって良いこと尽くしです。
畳屋さんのおじいさんは駅伝男子プロジェクトに否定的な考えを持った人ですが、ハヤタたちはアマチーから出されるレッスンを通してこういう人たちから理解され応援されていくようになるのでしょうね。
最後は箱根駅伝で走るハヤタたちを応援してくれるんだろうなと想像するだけでもう感動しそうです。
みんなが嫌がった家の片付けを1人(+コタロウ)でやってのけてしまうハヤタが本当に凄かったです。
絶対に投げ出したくなることでもやり続けることできるのはハヤタの才能ですね。
これを見てチームメイトの意識も変わったようです。
片付けも買い出しもすっぽかした神奈川くんも考えを改めてくれたようでした。
最初は神奈川くんが輪を乱す存在になるのかな?と思ったのですが、彼もあの合宿を一緒に乗り超えたメンバーだし仲はそれなりに良いから安心しても良さそう。
ラストはみんなで広大な「元」公園で「駅伝の道」を作るお話。
この練習場所も使われなくなった場所を再利用する感じのようですね。
ただの駅伝に向けた練習だけでなく、社会問題にも取り組む姿はプロジェクトって感じでとても面白いです。
荒れ果てて普通に走ることもできない元公園を何度も何度も走るのはGRIT「やり遂げる力」をつけるトレーニングであり、「故障しにくい」トレーニングでもありました。
実はメチャクチャ考えられたトレーニングだったんですね。
そしてメンバーが何度も走った跡が道になっていたのに感動しました。
何もない場所を自分たちの力で切り開いて道を作っていく、アマチー監督はこれをみんなに伝えたかったんでしょうね。
『駅伝男子プロジェクト』第5巻 P159,160よりこれのためにアマチーもアイドルなのに怪我をしながらスタッフと一緒に準備してるのもグッときますね。
アマチーが一番本気なんだと改めて思い知らされます。
これからこのプロジェクトは地域を巻き込んでどんな練習を行っていくのか。
あとちょっと気になったのは畳屋のおじいさんが言ってた「あの家は空き家なんかじゃない」というセリフ。
まだあの家には何か秘密があるのかも。


