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【暴力万歳 第2巻 見どころ紹介】総合格闘技ヘビー級王者vs.女子高生!?“技”と“暴力”がぶつかり合う!!

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カッパ室長です。

 

今回はヤングマガジンにて連載中の漫画 ヤンマガKC暴力万歳』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

『賭ケグルイ』河本ほむら先生×『サツドウ』なだいにし先生の最強タッグが贈る暴力奇譚です!

 

第1巻の紹介記事はこちら↓↓

【暴力万歳 第1巻 あらすじと感想】少年は暴力至上主義JKと出会い、“暴力”の世界に足を踏み入れる!!こんにちは、こんばんは。 カッパ室長です。 今回はヤングマガジンにて連載中の漫画 ヤンマガKC『暴力万歳』の第1巻を...

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

暴力万歳

原作:河本ほむら
漫画:なだいにし

 

第2巻の見どころ(ネタバレ注意)

暴力至上主義女子高生vs.総合格闘技ヘビー級王者

賢く生きることがモットーだった男子高校生・秋田あきた正道まさみちは“暴力至上主義”のJK・六道りくどうせつなと出会い、暴力の世界に足を踏み入れる。

六道を殴るためにもまず彼女から喧嘩を教えてもらうことにした秋田。

すると六道は秋田に「そのへんのチンピラに喧嘩を売ってきてください」と言い出す。

さらに、「これひとつで誰でもカンタンにほぼ確実に喧嘩に勝てる技」を伝授するのであった。

その技とは「カーフキック」。

相手の前脛骨筋という柔い筋肉を狙う蹴りで、強烈な痛みを与えると同時に相手は足を安定させられなくなるという強力な技だった。

『暴力万歳』第2巻 P21,22より

秋田はこの技ひとつで本当にチンピラに勝利してしまうのだった。

 

しかしカーフキックだけではすぐに限界が来てしまうと考えた秋田はさらに強くなるため格闘ジムに体験入会してみることにした。

そのジムにはなんと総合格闘技MMAヘビー級王者の不破ふわスバルがいた。

彼は「男子ヘビー級だけが格闘技、それ以外はスポーツ」と発言し炎上していた有名人。

秋田のあとを追ってきた六道はそんな不破に「私と喧嘩してもらえませんか?」と勝負を挑んでしまう。

感想(ネタバレ注意)

第2巻は暴力が花開く覚醒編ということで、秋田がチンピラと喧嘩し勝利する様子や、六道と総合格闘技ヘビー級王者の喧嘩などが描かれました。

 

まずは秋田がチンピラと戦うお話から。

六道せつなを殴るため、六道から喧嘩を教わる秋田。

勝つためだったら倒すべき相手から教えを乞うのもなんとも思わない秋田は意外と強くなる才能を持っていると思いましたね。

そして自分を倒すために成長しようとする秋田を見て嬉しそうにしている六道も強者の貫禄があり過ぎてカッコイイです。

秋田が六道から最初に教わった技は「カーフキック」でした。

ローキックとはまた違う技のようですね。

調べてみたらローキックは太ももを狙い、カーフキックはふくらはぎを狙う蹴りらしいです。

ふくらはぎの方が神経や筋肉が集中しているため効果が大きく、相手のバランスやフットワークに直接的なダメージを与えやすいとのこと。

先手でこれを当てることができればかなり有利になりそうですよね。

実際に喧嘩初心者の秋田が簡単に勝てていましたから。

でもこれだけではまだ六道の足元にも及ばない様子。

六道はカーフキックの対策もしっかり心得ていますし。

今後、秋田はこのカーフキックを軸に様々な技を覚えて喧嘩していくことになりそうです。

はたして次はどんな技を覚えるのか楽しみですね。

 

次に今回のメインでもある、六道せつなと総合格闘技ヘビー級王者・不破スバルの喧嘩。

「男子ヘビー級だけが格闘技」と絶対的な自信を持つ不破に向かって「総合格闘技MMAとかいうスポーツ」と煽っていく六道が凄すぎます。

そして始まる5分1Rの1本勝負。

ヘビー級の不破と普通?の女子高生である六道では体格差があり過ぎて勝負にならないと思いますよね。

実際、六道は不破のジャブで殴り飛ばされているし、飛びつき腕十字という関節技も力で防がれてしまっていました。

それでもあらゆる手を使って勝つのが六道の“暴力”でした。

初手で金的を狙ったり、目突きをしたり、マウントから脱するために平気で嘘をついたり。

さらにはタイマーの時間を進めて油断させたり。

ルールに縛られる格闘技では絶対に起きないことも、喧嘩では普通に起きるし、六道はそれらを平気に使っていきます。

まぁ 「何をやってもいい」と不破が言っているし、ルールには反していないのですが。

「ただ目の前にいる人間をぶちのめすだけ」

それだけのために笑顔で戦う六道を見て、優勢だったはずの不破が六道に恐怖を覚えどんどん後ずさりしていくのが面白かったです。

『暴力万歳』第2巻 P120,121より

やはり得体の知れない存在って王者でも怖いと感じてしまうようですね。

最後は六道が不破に裸締めを決め、見事勝利。

一瞬不破が拘束から逃れて逆転したかと思いましたが、それも気絶した不破が見ていた夢というオチでしたね。

油断があったとはいえヘビー級王者を負かせてしまう六道がマジで凄すぎました。

その後、六道と出会ったことで不破は今までの理詰めのファイトスタイルから野獣の如く暴力的なスタイルに変わっていったそうです。

このように六道と関わった人間は何かしら影響を受けて変わっていってしまうのかもしれませんね。

 

次回は秋田は六道の提案で地下格(地下格闘技)に出場するようです。

街でチンピラを倒した次が地下格って、一気にステップアップしすぎな気がしますが。

しかも次章は絶望編とか書かれているし…

はたして秋田は無事生き残ることができるのか。

 

単行本第3巻は2025年11月発売予定です。