カッパ室長です。
今回は週刊少年ジャンプにて連載されている漫画 ジャンプコミックス『ウィッチウォッチ』第23巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
第22巻の紹介記事はコチラ↓↓
YouTube“ジャンプチャンネル”より
『ウィッチウォッチ』
著者:篠原健太
第23巻の見どころ(ネタバレ注意)
14歳になったニコ!思春期になり恋心も取り戻し…
ある日、ニコとモリヒトが住宅街を歩いていると、魔法の蝶を34匹取り込んだ男を見つける。
男が取り込んだ魔法はザコ魔法ばかりだったため、あっさりと回収することに成功。
そして大量の魔法を回収したことでニコの年齢は一気に3年分進み、14歳の中学二年生の姿に成長した。
それから2週間経ち、中学校生活にも慣れてきたニコは思春期に突入する。
それと同時にニコはモリヒトへの恋心も取り戻し始め、モリヒトのことを親ではなく気になる男性として見始めるようになった。
そしてモリヒトに好きになったもらうために髪を切ったり、使い魔たちの協力と魔法を駆使してモリヒトの気持ちを確かめようとするが…
『ウィッチウォッチ』第23巻 P76より乙木家に潜入!!
ネムの母親・宮尾摩夜は最近娘が男の子と電話をしていることが気になっていた。
ネムの電話相手はケイゴ。
付き合っているわけではなさそうだが「それ寸前」の男女の空気を感じ、お互い意識しているけど一歩踏み出せていないところが甘酸っぱいと思いつつ、この段階で足踏みしているような男ではダメなんじゃないかとも摩夜は思っていた。
そこで摩夜はケイゴがどんな男なのか一度調査してみることにした。
完璧に人間に変身することができる変身の魔女である摩夜はモリヒトが外出する日を狙ってモリヒトに変身し乙木家に潜入する。
感想(ネタバレ注意)
今回からニコが一気に成長し中学生に!
恋心も取り戻してラブコメ要素が少し強まっていました。
まずは成長する前の小学校でのお話から。
臨時の担任の広瀬先生見た目怖すぎでしょ。
なんでこんなヤクザみたいな格好で職場に来れてるのか謎過ぎますね。
そんなヒロ先(広瀬先生)にくす玉の中身を見られないようにするためニコやチャミが魔法でどうにかしようとする姿が面白かったです。
教室内でスニーキングミッションしてて笑えました。
最後は「ヒロセンイモヤロウ」と書かれた垂れ幕を見られてしまいますが、その紙を裏返して横から読むと「アリガトウヒロセ」になるというオチも良かったです。
篠原健太先生ってホントこういうネタ思いつけるの凄いなぁと思いますね。
そして大量の魔法を回収しニコが14歳になりました。
モリヒトが思春期の娘にウザがられるタイプの親になってて笑えました。
友達を家に連れてきたときの対応とか まんま過ぎてどこの家庭も一緒なんだなぁと思えてちょっと嬉しくもなりましたね。
ニコは姿が成長しただけでなく、モリヒトへの恋心まで戻っていました。
モリヒトに好かれるために髪切ってたの可愛すぎますね。
使い魔たち(モリヒト以外)もそんなニコの恋をしっかりサポートしてくれていて、普段おちゃらけてるけどこういう時本当に良い奴らだなと思います。
鈍感なモリヒトだけは気づいていないのも相変わらずだなと思ってましたが、モリヒトは今はニコが元の姿に戻ることを第一に考えていて、恋愛のことなんか頭にないようですね。
今はとにかく親代わりに徹するといった感じでしょうか。
ニコが普通の女の子として新しい人生を体験し直しているのを見守れるのが尊いことだと思う、自分の時間をニコに使うのがもったいなくない、ニコが大事なんだとモリヒトが語るシーンは本当にグッときましたね。
だからニコはモリヒトに恋してもらうためにも、自分が早く元の姿に戻れるように頑張るようですね。
ニコが友達にモリヒトたちがボディガードする姿を自慢する回では、それぞれがふざけた格好でボディガードしてて面白かったです。
モリヒトのターミ〇ーター姿は似合ってるし面白い。
ふざけているけどニコに危険が及びそうになったらマジになるからカッコいいですよね。
『ウィッチウォッチ』第23巻 P156,157よりあれは危険だ…
ネムの母・摩夜のお話はケイゴがどんな男か調査するはずだったのに、乙木家でモリヒトがどれだけ苦労しているのかを体験するだけになってましたね。
ご飯作りから話の聞き手、無茶なリクエストも先読みして用意してるとか、モリヒトって完璧なお母さんすぎます。
まぁ完璧主義者だから他人にやらせていないだけのようですが…
今回の潜入調査を経て、摩夜さんがネムに優しくなったというオチも良かったです。
そして今回も毎度お馴染みのみんなが変形してしまう回が描かれました。
『ウィッチウォッチ』第23巻 P164よりカンシはいつも通り酷い扱いで笑えました。
でも今回一番酷かったのはバンでしたね。あのバケモノみたいな姿は可哀想すぎます。
今回はニコも魔法にかかって地蔵みたいになっていて、加害者のくせに頭が固くなって責任取らないの面白すぎました。
第23巻のラストではニコの母・伊吹からの手紙が届いていました。
内容は「魔法を集め終わったらニコは乙木家を離れ悠仙郷で1ヵ月修行をする」というものでした。
まさかのニコとモリヒトが離れ離れになる展開。
モリヒトがこのことを知ったら大事に育てた子がいなくなってしまうと号泣してしまうのではないでしょうか?
二人の関係にどんな変化が起きるのか楽しみですね。
単行本第24巻は2025年12月4日発売予定です。
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