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【黒猫と魔女の教室 第12巻 見どころ紹介】黒蛇教団のメンバーは狂科学者のアジトへ!&スピカたちは学園祭の準備に取り掛かる!

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こんにちは、こんばんは。

ファンタジーもの大好き、カッパ室長です。

 

今回はマガジンポケットで連載中の作品 マガジンポケットコミックス黒猫と魔女の教室』第12巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

YouTube“マガジンチャンネル”より

 

『黒猫と魔女の教室』第11巻の紹介記事はこちら↓↓

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黒猫と魔女の教室

著者:金田陽介

第12巻の見どころ(ネタバレ注意)

狂科学者マッドサイエンティスト・アレイスターのアジトへ

王宮の襲撃事件でクロードと対決し深手を負った黒蛇教団ブラック・サーペントフォーマル・ハウト

ハウトはすぐにでもクロードを殺しに行きたかったが、腕を失っただけでなく腹部や尻尾、羽もやられていたため今行っても返り討ちにあうだけだとボスであるカノープスに止められイラだっていた。

するとカノープスはハウトの傷を治す方法が一つだけあると言い、「魔術研究者のアレイスター・クロ―リスのもとへ行け」と提案をする。

マッドサイエンティストのアレイスターは人為的に動物同士を融合した“キメラ細胞”を作りだし、これにより手や尻尾を失っても新たに生成できる不死身の化け物を誕生させていた。

カノープスはハウトにそのキメラ細胞を取り込めば欠損した部位も治る可能性があると説明する。

ハウトはその提案に乗り、リンクスシスター・ベガイータ・カリーナとともにアレイスターのアジトへ向かうのだが、そこにはアレイスターと彼が作り上げたジャンヌ・キメラが待ち構えていて…

「魔女たちの夜祭」に向けて

ディアナ魔術学校では生徒たちが主体となり魔法に関連した催しを行う学園祭「魔女たちの夜祭ヴァルプルギス」の時期になった。

今年は安全面を考慮して入場者は親族のみに制限しての開催となる。

ヴァルプルギス祭は①ショー部門②模擬店部門③競技部門の3つのイベント部門があり、来場者からのポイントを集め、その総合点で優勝カヴンが決まる。

そのため教師たちも自分のカヴンを優勝させて他の教師たちよりも優れていることを証明しようとお互いバチバチ状態になっていた。

クロードカヴンでは統括リーダーをカペラ・カプリコーンに任命し、ショー部門のリーダーをメロウ・パイシーズ、模擬店部門のリーダーをタルフ・キャンサー、そして競技部門は期末試験4位5位のスピカ・ヴァルゴアリア・アクエリアスがカヴンの代表としてエントリーし、それぞれ準備に取り掛かる。

男子たちは模擬店で売る物を決めるために王都の魔法市を視察に行くことに。

ショーのほうはみんなでミュージカルをやることに決め、メロウは主役はハナ・サソリジョウにしたいと言うが…

『黒猫と魔女の教室』第12巻 P83,84より

感想(ネタバレ注意)

第12巻は前半は黒蛇教団側のお話が描かれ、後半からはディアナ校の学園祭の準備のお話が描かれました。

 

黒蛇教団のメンバーはハウトの傷を治すためにマッドサイエンティストのアレイスターのアジトへ乗り込んでいきます。

ここで敵である黒蛇教団側のお話が読めるのは面白かったです。

仲間同士の面白い会話などが見れたり、彼らが黒蛇教団についた理由なども知る事ができました。

こういうのを見ると敵キャラだけど愛着が持てて良いですよね。

そして今更ですが彼らの名前もフォーマルハウトやイータカタリーナなど星が関係していることにも気づけました。

スピカたちの名前も星座だし、その辺りは繋がりを持たせているんでしょうね。

あと単行本のキャラクタープロフィールにはイータは“憤怒”、ベガは“色欲”など、黒蛇教団幹部それぞれが七つの大罪の一つを司っていることも書かれていました。

ハウトが憤怒だと思ったからイータが憤怒なのはちょっと意外でした。

リンクスは怠惰っぽいし、ハウトは強欲か傲慢あたりかな?
そうなるとアルクはどれだろう?

 

アレイスターはディアナ校の現・校長ジャンヌ・オリオンを作るためキメラ開発を始めたようですが、出来上がったのはジャンヌから程遠い化け物でしたね。

校長がこれを見たらどう思っただろう…

アレイスターとハウトたちの戦いでは前回戦っていなかったリンクスが大活躍。

重力を操る魔法を使うリンクスは疑似ブラックホールも作り出してしまうほどの実力者でした。

『黒猫と魔女の教室』第12巻 P61,62より

普段は手を抜きがちの彼ですがボスを悪く言う相手には容赦ないようですね。

そして倒したキメラを食べてキメラ細胞を取り込んだハウトは傷は治りましたが、まさかの若返って子供の姿に。

怖いイケメンお兄さんから可愛い生意気少年に早変わり。
最高すぎません?

ホント敵にしておくにはもったいないくらい良いキャラしてますね。

今後この黒蛇教団のメンバーも改心してスピカたちと共に戦う展開とかになってほしいな。

 

ヴァルプルギス祭の準備のお話では男子たちがガキ過ぎて面白かったです。

カストルは見た目クールなのに小学生男子が買いそうな龍のキーホルダーとかが好きだし、キロンはスピカのブロマイド欲しがってるし。

魔法市ではカペラも加わってみんなでサングラスしてるのも笑えました。

入れ替わりクッキーでは中身がタルフになったカペラが可愛すぎたし、アリアが中身のイオもかなりアリでしたね。

『黒猫と魔女の教室』第12巻 P104,105,106より

 

今回の学園祭ではハナにメインスポットが当たりそうでかなり嬉しいです。

ハナの姉と母親が観に来るようだし、この学園で成長した姿を見せる感じになりそうですね。

そしてショーは「シンデレラ」に決まり、王子様役はまさかのスピカに。

ハナはスピカに助けられて乙女の顔してたし、スピカが王子様役に決まってから演技も上達しまくってて、どんだけスピカのこと好きなんだよって思っちゃいましたね。

 

そしてスピカとアリアが出場する競技部門では新たなライバルのペルセポネというイケメンが登場。

彼はスピカと同じ植物魔法使いのはずなのに炎魔法も操っていました。

何かカラクリがあるようですが、一体どうやっているんでしょうね?

よく見ると彼はオッドアイみたいだし、それが何か関係してたりするのかな?

本番の戦いではデートもかかっているし、スピカは勝つためにもカラクリを解かないとですね。

 

単行本第13巻は2025年12月9日(火)発売予定です。

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