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【転生したら最愛の家族にもう一度出会えました 第1巻 あらすじと感想】前世の記憶を活かし、美味しい料理で家族を幸せに!!

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こんにちは、こんばんは。

ファンタジーもの大好き、カッパ室長です。

 

今回はコミック アース・スターにて連載中の漫画 アース・スターコミックス転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~』の第1巻を紹介させていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~

漫画:みずち泉巳
原作:あやさくら
キャラクター原案:CONACO

 

どんな内容?(ネタバレ注意)

前世の記憶を活かし、料理を通して人々を幸せに

元日本人女性は異世界の公爵家の長女に転生した。

しかし、初雪の日に生まれた赤ん坊は翌年の初夏の夜、メイドによって攫われてしまい森の中に放置されてしまう。

いくら前世の記憶があってもこんなところに置いていかれたら死んでしまうと必死に泣き叫ぶ赤ん坊。

泣き声を聞いて駆けつけてくれたローズという女性に拾われ、赤ん坊はアーシェラと名付けられバーティア家に迎え入れてもらい、彼女たちは家族となった。

 

それから3年が経ち。

バーティア家で愛情いっぱい育てられるアーシェラ。

バーティア子爵領は王都からかなり離れた場所で、そこで叔父のローディンといとこのリンクはバーティア商会を経営している。

前世で農家の娘だったアーシェラは領地の畑で米栽培をしているが上手くいっていないことを知り、田んぼを作るというアドバイスをして見事稲作を成功させる。

さらには前世の記憶を活かし、時間が経って硬くなってしまったパンを使ってラスクを作成しみんなを驚かせる。

『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~』第1巻 P38,39より

前世の料理、稲作、養蜂などなど、アーシェラの提案が暗雲立ち込める大陸にかすかな光をもたらしていき―。

感想(ネタバレ注意)

この作品は異世界に転生したヒロインが前世の記憶を活かし、愛情いっぱいの料理でオナカもココロも満たしていくハートフルストーリーです。

ちっちゃいアーシェラがとても可愛くて、見ているだけで癒やされます。

 

いきなり捨て子という可哀想なスタートでしたが、そのおかげでローズに拾われ幸せな日常を送ることになったアーシェラ。

なぜメイドはアーシェラを攫い、森の中に放置したのでしょうね?

金目当てやアーシェラ目当てで攫ったのなら放置なんてしないだろうし。

公爵家にアーシェラがいたら不都合なことが起きてしまうから、その前に消そうと考えたのかな?

だとするとアーシェラは何か特別な力を持った子という可能性が高そうですね。

この異世界には魔法が存在し、商会の従業員のセルトが「私の力は私より魔力の弱い者にしか使えないのです。だからあなた相手では弾かれるのですよ。アーシェラ様」と言ってたことからアーシェラは生まれながらに凄い魔力を持っているのではないでしょうか?

今後アーシェラがどんな魔法を使えるようになるのか楽しみです。

そしてアーシェラが攫われた原因なども早く知りたいですね。

 

この作品の見どころの一つはアーシェラが作る料理です。

前世の記憶を活かして、ラスクに始まり日本食などなど様々な料理を作っていくようです。

この異世界、お米も存在するし、醤油や味噌もあるようですね。

今のところなんで3歳の子供がこんな色々知ってるんだ?と疑問に思う人はいないようです。

ローズも「アーシェはいつも料理の味見をしてくれるから味覚が優秀なのよ」で納得しちゃってたし。

ちょっと親バカなのかもしれませんね。

アーシェラが作り出したラスクによって今まで廃棄するしかなかったパンも有効活用されるようになりました。

蜂蜜を効率的に採取するための養蜂箱も発明しちゃったし、アーシェラによってかなり料理や技術が発展していきそうですね。

バーティア商会も大きく成長していきそう。

 

そしてもう一つの見どころはアーシェラたち家族のお話。

ローズはもちろん、ローディンやリンクもアーシェラのことが大好きで、この温かな家族の様子を見ているだけでほっこりした気持ちにさせてくれます。

そんな温かな家庭のバーティア家も過去に色々あったようです。

ローズは5歳年上の幼馴染・アーシュと結婚しますが、すぐにアーシュが外交先で投獄されてしまい生死不明の状況に。

しかしローズはアーシュとの子を身ごもったせいでアーシュの弟との後継者問題が発生し、いじめに遭っていたようです。

継承問題は貴族ではあるあるのお話ですね。

そしてローズの子は死産となり、ローズは家を出てローディンとともに暮らすようになりました。

その後すぐにローズはアーシェラを拾ったという流れのようです。

『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~』第1巻 P139,140より

死産になってしまった赤ちゃんに代わり、アーシェラがローズのもとに来てくれたんですね。

これはタイミングが良すぎる気がしますが、神様からの贈り物的な感じなのかもしれません。

アーシュはまだ死んだとは決まっていないし、今後彼が生きていたら後継者問題が再び起こりそうですね。

またこのアースクリスという国はアーシェラが産まれる半年ほど前から国境を接している三つの国と戦争中らしいです。

これバーティア家も戦争に巻き込まれる展開になっていったりするのかな?

 

これからこの物語はどう進んでいくのか。

次の巻でアーシェラがどんな料理を作ってみんなを驚かせてくれるのか楽しみです。

続きが待てない人は原作小説を読むのもアリですね。

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