こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は裏サンデー、マンガワンにて連載されている裏サンデーコミックス『最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場』第8巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
『最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場』第7巻の紹介記事はこちら↓↓
『最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場』
漫画：小野洋一郎
原作：赤城大空
キャラクター原案：タジマ粒子
彼氏がまったくできないＳ級冒険者たちの話
（２/２４） pic.twitter.com/qBfJ21kssq— 小野洋一郎＠マンガ最強女師匠6巻発売中！ (@AXE416) December 11, 2023
第8巻の見どころ（ネタバレ注意）
精霊美少女を救うためレベル制限迷宮へ！！
師匠たちと遠征合宿を行っているクロスが次にやってきたのは迷いの森と呼ばれる場所だった。
そこには最高峰の司祭系《職業》を持つ元S級冒険者ロザリア・アルコバレーノが経営する孤児院があった。
ロザリアからの依頼内容は隠匿結界の触媒に使われる素材集めで、クロスの仕事はリオーネたちが素材を集めてくる間、孤児院で留守番をして子供たちの遊び相手をすることだった。
クロスはそこで精霊族のハーフの美少女シルフィ・ステラコットと出会う。
『最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場』第8巻 P15より彼女はただの精霊族ではなく、人の血を媒介に二つの隔世遺伝が混ざったことで普通の人間の身体はありつつ『雷』にもなれる世界唯一の存在だという。
雷そのものの性質を持つシルフィは誰にも触れられない自らの体質に悩み孤立しているが、自分を帝国から助けてくれたリオーネ達にはとても懐いていた。
シルフィは大好きな3人にちやほやされるクロスに嫉妬し、雷が制御できずにクロスに大怪我をさせてしまう。
またこの体質のせいで人を傷つけてしまったと孤児院から逃げ出し一人涙を流すシルフィ。
そんな時、卑劣な盗賊団に見つかりシルフィは誘拐されてしまうのであった。
盗賊団が逃げ込んだ先はリオーネ達では中に入ることのできないレベル制限迷宮。
そのためクロスがシルフィを助け出すため一人迷宮に潜っていくのであった。
感想
今回はクロスが精霊少女を盗賊団から救い出すお話が描かれました。
新たなヒロインは年下のツンデレ美少女でしたね。
リオーネ、テロメア、リュドミラが年上お姉さん、エリシア、ジゼルの同年代の女の子ときて、今回満を持して年下の女の子が登場したというわけですか。
年上、同年代、年下をコンプリートできたら、もうクロスのハーレムも完璧に近づくのでは！？
あとは獣人やエルフ、魔族などの人族ではない亜人種を攻略していく感じになるのかもしれませんね？
シルフィがリオーネたちを慕うのは自分を助け出してくれたというのもありますが、彼女たちになら何の心配もせずに触れ合うことができるからなんでしょうね。
シルフィに抱きしめられてバチバチに感電してるのに全然平気なリオーネたちは化け物すぎます。
クロスも順調に成長していけば彼女たちみたいになるのだと思うとゾッとしますね。
シルフィに敵視されるクロスはシルフィから嫌がらせを受けるのですが、全然気にしていないのが面白かったです。
クロスがイジメ耐性ありすぎて強いですね。
ジゼルたちのいびりに比べたら可愛いものらしいのですが、ジゼルどんだけクロスのことイジメてたんだよ。
そして今回の目玉である盗賊団との戦いへ。
第6巻あたりから盗賊系スキルの修行をしてきたクロスがここで集大成を見せるという感じですね。
盗賊団のボスは《盗賊》系に属しながら近接戦闘に長けた職業の《上級ローグ》。
《攻撃感知》をしながら高度な戦闘技術も試される、クロスにとってかなり都合の良い相手でしたね。
しかも格上の相手なため、クロスがまた戦いながら急激に成長しちゃってました。
時折、表情がリオーネみたいになっていたりと、クロスが師匠たちの影響を受けているのが分かるのも良かったです。
以前もクロスがテロメアみたいな表情になっていたし、どんどん師匠たちに似ていってしまいそうですね。
あと、敵がシルフィの電撃を奪って攻撃してくるのを何か策を練って倒すのではなく、ただひたすら電撃に耐えていくという力技だったのも面白かったです。
ここで電気耐性を手に入れるのかと思ったのですが、さすがにそう簡単には手に入りませんよね。
そして最後はいつもの必殺技《イージスショット》で決めるあたりも激アツだったし、ヴェアトロスが禍々しい形に変形しているのがメチャクチャカッコよかったです。
『最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場』第8巻 P146,147よりあれはヴェアトロスがクロスの《不在スキル》に合わせて変形したものだとすると、あんな禍々しい形にするクロスのスキルってかなりヤバいのでは…！？
盗賊団に勝ち、シルフィを助け出し仲直りもできてめでたしめでたしと思いきや、最後にまたヤバそうなモンスターが登場してしまいました。
相手は《魔術師殺し》と呼ばれるほど異常なレベルの魔法耐性があり物理攻撃しか効かないようです。
クロスも片腕を切られ絶体絶命。
ですが最後にまたしてもヴェアトロスが覚醒し、新たな姿を見せていました。
これはクロスだけでなくシルフィの能力にも合わせた形なのでしょうか？
そうなるとクロスは一緒に戦う仲間の力も武器にできてしまう最強戦士になってしまいそうですね。
はたしてクロスはこの武器でどうやってモンスターを倒すのか。
次の巻が楽しみです。
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