カッパ室長です。
今回はジャンプコミックスの漫画『HEART GEAR』第6巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
『HEART GEAR』第5巻の記事はこちら↓↓
『HEART GEAR』
著者:タカキツヨシ
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第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
不気味な巨影
ヘブンランドからの「回収部隊」に保護されたルゥたち。
友好的な回収部隊のメンバーに対しルゥは好意的に接する一方、クロムやロックは警戒を緩めずにいるのであった。
ヘブンランドまで最短ルートで進むため、ルゥたちを乗せた車両「ルシオ」は巨大な湖の上を走る。
周囲を警戒していたロックがふと水面を見てみると、ルシオの真下に巨大な影があることに気づいてしまう。
それは巨大なエイのような姿をした狂機だった。
湖から出てきたその狂機は空を飛びながらルシオを攻撃し始める。
狂機の注意をシラハが引きつけている間、ミアはクロムに新たな武器「試作型携行用中性粒子砲」通称『バスター』を装備させ、狂機にとどめを刺してほしいと協力を仰ぐのであった。
襲撃
ヘブンランドを目視でとらえることができ、クロムたちの旅の終着点もすぐそこまでせまってきた。
しかしそこでレイスがクロムたちの行く手を阻む。
レイスは“死にたがりのマルベリー”とともにクロムたちに攻撃を仕掛け、シラハはレイスとクロムはマルベリーと戦闘を開始することに。
クロムがマルベリーの攻撃に苦戦しているとそこにアッシュが追いつき、アッシュはクロムと戦うつもりだったがマルベリーを見て「先にあんたと戦った方がたくさん楽しめそうだ」と言ってマルベリーと戦い始める。
クロムがアッシュとマルベリーの戦闘を眺めていると、今度は少し前に戦った討伐部隊の三姉妹の長女・イリスがクロムに復讐するため攻撃を仕掛けてくるのであった。
感想
今回ついにクロムたちの目的地であるヘブンランドに辿り着きます。
ですがその前にレイスなどの敵との戦闘が始まってしまいました。
回収部隊のみんなは完全に仲間キャラになっていましたね。
警戒するクロムやロックにも好意的に接してくれているし、最終的にはクロムもピートと一緒にゲームするくらい仲良しになっていました。
巨大なエイの狂機と戦う際はピートの体から色んな道具や武器が出てきました。
あの大きな体の中は意外にもスカスカで荷物入れとして使われているのかもしれませんね。
ピートから渡された“浮き板”はサーフボードのようなもので、それに乗って戦うシラハがカッコよかったです。
そしてここでクロムに新たな武器が渡されます。
『バスター』はいかにも必殺技っぽい威力をしていてかなり私好みの武器でした。
しかし、それも次の次の話で壊されてしまい本当に短い活躍でした。
次の第7巻が最終巻ということもあり、ここからかなり物語が駆け足気味で展開されていきます。
敵であるレイスやアッシュ、イリスにマルベリーなどが一斉にやってきたのもそのせいだったんでしょうね。
それぞれ各一体ずつ登場していくつも話数をかけて戦ってほしいキャラばかりでした。
レイスは最初の頃からラスボスもしくはラストバトル前に戦うライバル的ポジションの雰囲気があったのでクロムと戦うシーンとかも見たかったですね。
クロムの中にいるもう一人のクロムとの取引で本来の力を取り戻すという展開も、もう一人のクロムが言っていたように力を得る代償として支障や変化が起きるというのも元々は描く予定だったのではないでしょうか?
しかし話数の都合上それらはカットされたのかもしれませんね。
クロムの本来の力を得た状態もカッコよかったし、もうちょっと戦闘シーンを見ていたかったです。
ですが作者のタカキツヨシ先生が体調を崩して休載していたことも考えると多少駆け足気味になってしまっても作品をしっかり終わらせようと頑張ってくれたんだろうなと私は勝手に想像してしまいました。
クロムvs.イリス、シラハvs.レイス、アッシュvs.マルベリーの戦いはどれも決着がつくことはなく、ルゥがヘブンランドに到着したことで戦いは強制的に終了となっています。
ついに目的地であるヘブンランドに到着しましたね。
ここでルゥはヘブンランドの代表である「D」と「R」に歓迎されます。
はたしてルゥはこのヘブンランドでゼットを復活させることができるのか。
そして次の巻で物語は完結するとのことですが、どのような結末を迎えるのか。
最終巻第7巻を楽しみに待っていようと思います。
おわり