こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回はYKコミックス『アラバスターの季節』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
第1巻の記事はこちら↓↓
『アラバスターの季節』
著者:高津マコト
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
舟屋の夜
町田銀は美術部顧問の咲坂さくらとヌードデッサンの練習をしているのを幼馴染で美術部部長の月島紫に見つかってしまう。
こんなことしてはいけないと怒る紫に、さくらは適当な理由をつけて紫を納得させようとする。
しかし銀はそれは嘘だと言って、本当は「雪みたいに真っ白な先生の裸」が描きたかったからだと答えるのであった。
この一件のせいで銀とさくらは喧嘩状態に、そして紫も部活に出なくなり美術部は険悪ムードになってしまう。
カバンを持って美術室から飛び出していったという銀を探すためさくらは町を回る。
そして雨が降り出し雨宿りをしていると漁具倉庫の廃屋で釣りをしている銀を見つけるのであった。
2人で雨宿りをしているとそこに校区巡回をする奥田先生と黒木先生がやってきてしまう…
感想
今回は銀の幼馴染の紫にさくら先生とのヌードデッサンを見られてしまったところから始まりました。
紫は美術準備室でヌードデッサンをすることに反対しました。
紫は美術部だしヌードデッサンについては理解できるかもしれませんが、好きな男の子が他の女性の裸を見ていることが耐えられなかったみたいです。
そして銀も「さくら先生の裸が描きたい」と素直に言ってしまうから紫は余計にショックだったんでしょう。
この一件のせいで物語は今後ややこしくなっていきそうです。
紫のことを大事に思っている女子生徒・鐘ヶ淵牧が紫を悲しませたさくら先生に何かしてきそう。
牧は学校の奥田先生と不純な関係を持っているようです。
牧は奥田先生に美術準備室を見に行くように仕向けています。
これはさくら先生と銀の秘密がバレてしまうのかも。
そうなった場合、さくら先生が危険になってしまいますね。
奥田先生は女好きで何度もさくら先生を誘っていたみたいだから、これをネタにいかがわしいことをされる可能性もありますね。
もしくはさくら先生のことを良く思っていない黒木先生にチクってさくら先生が辞めさせられてしまうのかも。
もう美術準備室でヌードデッサンはしないとさくら先生は言っていましたが、はたしてどうなるのか。
銀も牧がさくら先生の事を聞いていたこと知ったし、どう対処するのか気になりますね。
牧は紫と二人仲良くできれば何でもよさそうですが、紫は銀や他のみんなと仲良く過ごせる美術部を大事に思っています。
この思いの違いで二人の仲が悪くなってしまうのか、それともお互いの気持ちをぶつけ合い仲を深めることができるのか。
でも牧って紫の家のお手伝いさんからお金らしきものをもらっていましたね。
牧は受け取りたくない様子でしたが、もしかしたら牧って最初は紫の家の人に頼まれて友達になっていたのかも。
そのあたりも今後物語にどう影響していくのか楽しみですね。
銀もさくら先生に対する気持ちに進展がありました。
漁具倉庫で雨宿りをした際、二人で巡回にきた先生たちから隠れるため体を密着させたり、さくら先生のヌードを描いたりしたおかげで銀は本当にさくら先生のことを好きになったようです。
これで以前より他の女性の裸に対する苦手意識が減ったり、絵もより上手くなっていくかもしれません。
銀は好きになった人を馬鹿にする大人たちを許せなくなり、そんな人たちにさくら先生のことを認めさせるためさくら先生と美術部で活動を始めるようです。
今まで「おやつ部」だった美術部がさくら先生と銀によってどう変わっていくのか。
あと、ちょっと気になったのが紫にヌードデッサンのことがバレた時にさくら先生が言ったウソは本当に全部ウソだったのか。
眼の事はウソかもしれませんが他は本当のことっぽいですよね。
これらを含め、さくら先生の過去が今後明かされていくのかもしれません。
続きが楽しみです。
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『渡り鳥とカタツムリ』
おわり