こんにちは、こんばんは!
カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載中の『HEART GEAR』第4巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
『HEART GEAR』第3巻の記事はこちら↓↓
『HEART GEAR』
著者:タカキツヨシ
約2年あたためた新刊が明日発売です!!!!
ものは言いようですね!!!!!!!
よろしくお願いします!!!!!!!!!!https://t.co/CnAbaPlSau pic.twitter.com/G9Ab4K9CeX— タカキツヨシ@HEART GEAR④巻発売中! (@takatsuyo320) August 3, 2022
前回までのお話
ヴォーダンはルゥが人間だと見抜き、ルゥを使ってヴァルハラの全戦闘ギアに強制更新を実行し、戦闘ギアたちを支配してしまう。
クロムはルゥの危機を察知し、ヒルドの協力で廃棄場を脱出。
そしてルゥを助けるため孤軍奮闘するカメラギアのロックと遭遇し、ともにルゥを救出に向かうのであった。
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
vs巨大ギア
ヴァルハラの中枢サーバーに繋がれたルゥを救出することに成功したクロムたち。
しかし突如大きな揺れが発生し、ヴァルハラの外から攻撃を受け、中央制御室は吹き飛ばされてしまう。
なんとか逃げ出せたクロムたちの前に現れたのは巨大なギア。
このギアはかの大戦中、とある企業が『神槍機人』という計画で建造を進めていたもので、それをヴォーダンが長い時間をかけて蘇らせたものだった。
『神槍機人』に乗り込み攻撃を仕掛けるヴォーダン。
今この場から逃げても『人間の確保』という目標をからすでに『ただの闘争』にシフトしてしまったヴォーダンは確実に自分たちを殺しに来ると考えたクロムはこの場でヴォーダンと戦うことを選択する。
しかし、あまりにも大きな戦力差に苦戦するクロム。
そんなときヒルドが助太刀にやってくる。
クロムとヒルドの二人が醜悪な巨大ギアに立ち向かう。
感想
約2年ぶりの新刊です!!
楽しみにしてました!!
今回はついにヴァルハラに君臨し続けていた将軍・ヴォーダンとの戦いでした。
まさか巨大ギアと戦うことになるとは。
バトル漫画の王道なら、ボスが巨大化するのは第2Rからなのですが、今回はいきなりでしたね。
ヴォーダン、あんなにカッコいい見た目をしてるから通常状態での戦闘も見てみたかったのですが。
そこが少し残念でしたね。
しかし、『神槍機人』との戦闘は迫力満点で最高でした。
やはり巨大メカはカッコイイですね。
殴りも蹴りも強い、胸のあたりから生える二丁の銃、そして口からビーム。
そんな巨大ギアにクロムはヒルドと協力して挑んでいきます。
闘技場で戦った者同士がこうして手を組んでボスと戦う展開は激熱です。
巨大ギアに対しても臆することなく挑んでいく二人。
というか巨大ギアの指を斬り落としたり、横腹蹴ってよろめかしたりと、この二人の攻撃力が凄すぎます。
そしてとどめはヒルドのブレードを借りて、クロムが自身のエネルギーを使った特大のブレードで『神槍機人』を真っ二つ。
中にいたヴォーダンも真っ二つでした。
ヴォーダンは戦争で戦うために生まれたのにも関わらず戦う前に戦争が終わってしまい、存在意義を求め、このヴァルハラを創り上げたようです。
最後にクロムやヒルドといった強者によって屠られたことは彼にとって本望だったことでしょう。
こうしてヴァルハラ編は終幕し、クロムたちには新たにロックが仲間に加わりました。
ヒルドはヴォーダンがいなくなったヴァルハラで代わりに指揮を執るようです。
もしかしたら物語の終盤とかでまた登場したりして。
クロムたちがピンチのときに助けに来てくれるかもしれませんね。
そして再びヘブンランドを目指すクロム一行。
そんな彼らを狙う新たな敵?が登場しました。
“R”と呼ばれる女性ギアと“D”と呼ばれる男性ギア。
彼らはヘブンランドの共同管理者だそうです。
“R”と“D”はそれぞれ異なる考え方を持っているようです。
“R”は人間を排除すべき対象とし、“D”は歓待すべき対象と見ています。
そして二人はそれぞれ“討伐部隊”と“回収部隊”をクロムたちのもとへ向かわせました。
以前から登場していたレイスと呼ばれる女性ギアは“討伐部隊”側のようです。
“回収部隊”が先にクロムたちの前に現れれば、彼らに保護してもらい簡単にヘブンランドに行けそうですが、“討伐部隊”が先の場合、また凄まじい戦闘が始まりそうですね。
はたしてクロムたちの前に現れるのはどちらが先なのか。
次の巻が楽しみです。
おわり