サスペンス

【去勢転生 第1巻 あらすじと感想】もう一度想い人と出会うため、穢れた世界を生き抜く

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今回はヤングアニマルZEROにて連載されている『去勢転生』の第1巻を紹介します。

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

この作品は転生した主人公がバイオハザードな世界で想い人を探す物語です。

※けっこうバイオレンスなので苦手な人は注意してください。

 

『去勢転生』
原作:宮月新
作画:おちゃう

どんな内容?(ネタバレ注意)

転生先は男で穢れた世界!?

2年前、主人公の男子高校生・姉崎悟(あねざき さとる)の幼馴染で想い人でもある一ノ瀬由奈(いちのせ ゆな)が強姦殺人されてしまう。

想いを伝えられなかった後悔もあり、悟は由奈の仇をとるため、復讐の鬼と化し性犯罪者たちを探し出し殺害を繰り返した。

逮捕された悟は殺人罪により死刑が実行される。

しかし、悟は気がつくと死体の上にいた。

訳が分からない悟は周りを見る。

すると空にはおかしな太陽あり、悟が通っていた高校や街は廃墟になっていた。

そして女性は正常だが、男たちは理性を失い凶悪化していた。

女子生徒の中には悟を知っている人物や悟が知っている人物もいた。

女子たちに状況を確認すると、この世界の太陽が「メガフレア」を発し、世界が滅び、またフレアの影響で男たちの脳が破壊され目の前の女を襲うだけの「ケダモノ」と化したのだという。

悟は平行世界転生し、この世界にいた姉崎悟とチェンジしてしまったのだ。

そしてこの世界にはまだ由奈が生きている可能性があるという。

悟は由奈にもう一度出会うため、この世界で由奈を見つける旅にでます。

読んだ感想

この作品、だいぶバイオレンスなパニックサスペンス漫画ですね。

コミックスの帯に「史上最悪のバイオレンス転生譚」と書かれていましたが、まさにその通りでした。

絵も迫力があってけっこう怖いです。

グロ系が苦手な人には結構厳しい漫画です。

「女だけの世界で唯一”まともな男”はどう生きる」と書かれていたので内容的にちょっとエッチだったり、ハーレム展開もあるんじゃないかなと思っていたのですが、そういう要素は今のところ少なく、それ以上にバイオハザードな世界が展開されています。

そして転生ものだから、なろう系みたいに主人公に何かしらチート能力とか持っているのかと思っていましたが、そんなことはありません。

転生前のそのままの状態でいきなりバイオハザードの世界に送り込まれてしまいます。

一応、主人公が転生前はIQ200の超天才児なので、この先、知恵を使ってケダモノたちと戦っていくんじゃないかと予想します。

今のところ、悟たちの旅の目的は「幼馴染の由奈を見つける」ことのようですね。

由奈を助け出せたら、今度はこの世界を救うという展開かもしれません。

こんな危ない世界じゃ由奈を見つけても幸せに暮らせませんもんね。

メガフレアで壊れた男の脳を治す技術を手に入れるのか。

それとも男たちを全て倒すのか。

実は悟以外にも正常な男がいて、今後出てくるとかもありそうですね。

地下に隠れててメガフレアの影響をうけなかったとかで。

もしかしたら、由奈がラスボスっていう展開も面白いかもしれませんね。

色々予想しましたが、この先どうなっていくのかとても楽しみです。

 

 

おわり