今回はコミックNewtypeにて配信されている『神サー!~僕と女神の芸大生活~』第1巻を紹介します。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『神サー!~僕と女神の芸大生活~』
原作：上江洲 誠
漫画：黒山 メッキ
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— 黒山メッキ🖋️神サー！①巻発売中 (@mekky_) November 9, 2019
どんな内容？（ネタバレ注意）
カップ麺から神様！？
1996年、春。
大阪芸事大学に入学した朝倉水貴（あさくら みずき）は名だたるアニメエリートを輩出してきた憧れのサークル”MAGI”へ入部するため部室へ向かいます。
しかし、水貴はその場でMAGIは去年廃部したことを知らされます。
水貴はMAGIを廃部にしたデザイン学科の助教授・影山十郎（かげやま じゅうろう）のもとへ行き、もう一度MAGIを復活させると宣戦布告します。
すると影山から「一週間以内にサークルと認められる最低人数5人を集める」という条件を出されてしまうのです。
家に帰った水貴は備蓄していたカップを食べようとお湯を注いだところ、出てきたのは麺ではなく、豊穣と享楽の女神・バステトだったのです。
オタクと神の共同戦線
バステトは古代エジプトの戦いでセクメトに消滅させられる前に自らを守るため封印されていました。
しかし、そのせいでバステトは神の力である「神力」を失ってしまったのです。
神の存在自体が疑われているということに悲しみを感じるバステトでしたが、水貴の部屋にあったアニメを観て数千年の間に芸術がこんなにも進化していることに感動します。
そして芸術に触れ、心が豊かになったバステトはほんの少しですが神力が回復したのです。
サークルを復活させたい水貴は神力を復活させたいバステトと共闘し、それぞれの願いを成就させるため動き出すのでした。
登場人物
朝倉水貴（あさくら みずき）
映像学科1年。
漫画やアニメをこよなく愛する。
こだわりが強く、人と話すときはやや語気が強くなる。
バステト
豊穣と享楽の女神。
古代エジプトでの戦いで力を使い果たしフリーズドライ状態に。
1996年の日本で水貴のおかげでよみがえる。
影山十郎（かげやま じゅうろう）
デザイン学科助教授。
MAGIの顧問を務めていた。
瀬戸保奈美（せと ほなみ）
デザイン学科1年。
水貴の幼馴染。
周囲と馴染めない水貴を心配している。
祁答院雅人（けどういん まさと）
デザイン学科1年。
女性アイドルに対して並々ならぬ情熱をもつ。
この時代には珍しいPCユーザー。
久留間信一（くるま しんいち）
映像学科2年。
映画を観るのも撮るのも大好きな映画バカ。
羽野よう子（はの ようこ）
舞台計画学科2年。
昨年MAGIに入部していた。
ここが魅力的！
芸大生と古代エジプト神の青春復活コメディです。
憧れのサークルを復活させるため、主人公が奮闘するといった物語です。
それと同時に現代によみがえった女神が芸術に触れることで神力を復活させていくというものになっています。
舞台が1996年ということもあり、少し古いアニメや漫画の話があったりして、昔のアニメとか好きな人はより楽しむことができる作品なんじゃないかと思います。
そしてこの漫画の魅力の一つはなんといってもバステトです。
いや、本当に可愛いです。
褐色美人で猫耳つきとか反則でしょ…
アニメや漫画にも興味津々なのもいいですね。
アニメや漫画に詳しくないバステトに説明するシーンが多くあるので、アニメとか詳しくない人にもより分かりやすくなっているんじゃないかと思います。
第1巻ではまずサークルに必要な部員集めがメインで進んできました。
まずは第1段階クリアーといった感じですね。
次はどんな試練が待ち受けているのでしょう。
最後にバステトの敵らしき人物が登場してきましたね。
彼女とは戦うことになるのかどうか。
この先どうなるのかとても楽しみです。
おわり
