どうも、カッパ室長です。
今回はマガジンポケットにて連載中の漫画 KCDX『屋根の下のアルテミス』第5巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第4巻の紹介記事はコチラ↓↓
『屋根の下のアルテミス』
著者:裏谷なぎ
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
夢か恋か
古本市の帰りに東雲雪那から告白もどきのアプローチを受け、東雲との関係に悩み始める佐良木佐ノ介。
そのことを椿紅三秋に相談してみるが、彼女は佐良木の状況が羨ましくて「殺すぞ!」と激怒するのであった。
そしていつまでもウジウジ悩む佐良木を見て、三秋は佐良木のスマホで勝手に東雲に「先輩、今度お話したいことがあります♡」とメッセージを送り、「(東雲と)ちゃんと話して」と活を入れるのであった。
一方、佐良木にフラれたと思い凹んでいる東雲は佐良木からのメッセージになんて返事をしたらよいのか分からずにいた。
友人に相談しても「状況的にまだ告白したとは言えない。もう一回ちゃんと話をしてみたら?」と言われてしまう。
だが東雲はすぐに行動できない理由があった。
実は東雲のもとに「夢」につながる一本の電話がかかってきていたのだ。
そして佐良木と東雲が思い悩んでいるその傍らで、小鉢古春は酒カスになっていて…!?
『屋根の下のアルテミス』第5巻 P40,41より感想(ネタバレ注意)
第5巻は東雲先輩が夢か恋かの二択に悩む様子が描かれています。
東雲先輩はメッチャヒロインしてるのに、もう一人のヒロインである小鉢さんはまたしても奇行に走っていました。
三秋と小鉢さんは帰宅してきた佐良木にバニー姿で酒を飲んでいるのを見られてしまいました。
三秋が恥ずかしがっているのに、小鉢さんは全然恥ずかしがらずに佐良木に絡みにいってるのが面白かったですね。
そして佐良木がバニーガールになっている自分たちに興味を持っていないのをキレ始める三秋。
恥ずかしがっていたかと思ったらキレたりと本当に忙しい子ですね。
二日酔いのまま登校した小鉢さんでしたが、体調最悪なのになぜか小テストで好成績を収めてしまいました。
これのせいで中間テスト当日も朝からビールを飲むという奇行に走り始めてしまったんですね。
普通だったら自分がこれまで毎日勉強を頑張ってきた成果だと思うはずなのに、酒の力で高得点が取れたと思い込む小鉢さん、天才なのかバカなのかよく分かりません。
佐良木が止めてくれたおかげで酒の力なしで中間テストに挑み、赤点を回避する点数を獲得できましたが、もしまた酒を飲んで高得点が取れてしまったらマジで酒カスになっていたのかも。
小鉢さんってのめり込むと戻ってこれなくなるタイプだから、ここで酒を手放せたのはマジで良かったと思います。
次に今回のメインである東雲先輩のお話。
佐良木にフラれたと友人に報告したら、友人が「えーー!?」と驚愕しながら武器を持ち出し佐良木の脳天をど突きに行こうとしてたの本当に面白かったです。
『屋根の下のアルテミス』第5巻 P61,62よりあと大学のキャンパス内で恋愛相談していたこともあり、友人の声が大きいせいで周りの人たちに丸聞こえでした。
東雲先輩のこと好きな男子たちはこれを聞いてショックを受けたでしょうね。
東雲先輩は出版社から声がかかり、昔からの夢である小説家になれるチャンスが到来します。
ずっと書き続けてきたことが報われる時がきましたね。
しかし書き続けてこれたのは佐良木が自分の書いた小説を面白いと言ってくれたから。
そのことに気づいた東雲先輩は一人涙を流していました。
佐良木がいたから今の自分がある。
それなのにあの関係を壊すようなことをしてしまったことに後悔してしまったんですね。
そしてちゃんと佐良木と話し合おうと決意し、会ってもう一度ちゃんと告白し直した東雲先輩。
ここで佐良木がしっかりと「俺もです」と言ってくれたのが本当に良かったです。
もしかしたら小鉢さんのことが頭によぎったりしちゃうのかな?と心配していたのですが、そういうことはなさそうですね。
告白を済ませた東雲先輩はさらに佐良木に自分が「すめらぎ」であることを明かします。
そして自分が小説家として生きていくか、佐良木と付き合うべきかを佐良木に選ばせてきました。
『屋根の下のアルテミス』第5巻 P140,146より佐良木にとっては苦渋の選択すぎますよね。
すめらぎ先生の書く小説も読みたいし、東雲先輩とも付き合いたい。
両方では無理なのかと尋ねても、小説家になるには他を全て犠牲にする覚悟で書かないと生き残れないと言います。
まぁ こんなことになったのも夢を諦めかけていたところに佐良木が現れて面白いなんて言われたからだし、責任取ってもらわないとですよね。
そして佐良木が出した答えが、まさかの「すめらぎ先生の連載が終わったら付き合う」でした。
なんてワガママな返事なんでしょう。
でも東雲先輩も小説家になるのはツラいことばかりだと知っているのに、佐良木に小説を書けと言われて嬉しがっています。
好きと言われるよりも小説を書けと言われる方がキュンキュンしちゃう東雲先輩もやはりどこかおかしいんでしょうね。
佐良木に「死ぬまで書いてください」と言われて、目にハートマークを浮かべてキュンキュンしてる東雲先輩可愛すぎです。
これで晴れて佐良木と東雲先輩は両想いになることができました。
ヒロインが東雲先輩だけならこれでハッピーエンドですが、この作品にはもう一人ヒロインがいます。
そうです小鉢さんです。
今のところ小鉢さんは佐良木に恋愛感情を抱いていないと言っていますが、絶対時間の問題だと思うんですよね。
東雲先輩の件で落ち込んでいる佐良木のために「群青」を読んで話し相手になろうとしているし、好きじゃない相手にそんなことできませんよね?
佐良木のことを好きだと自覚した時、小鉢さんはどうするのか。
気づいたときにはもう手遅れになっているのか、それとも大逆転ホームランをかますのか。
個人的には負けヒロインと思われていた東雲先輩が幸せを掴んだので、幸せのまま終わってほしいと思っているのですが…
あと第5巻のラストには以前登場した天才物理学者エマが再び小鉢家にやってきて、小鉢博士の研究資料を盗もうとしていました。
バールで窓をぶち破ろうとするのを誤魔化すために踊るのも面白いし、それに一応乗っかる佐良木も面白いです。
『屋根の下のアルテミス』第5巻 P185,186より次回は小鉢博士が何の研究をしていたのかが明らかになりそうですね。


