こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回はマガジンポケットにて連載中の漫画 シリウスKC『となりの黒川さん』第4巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第3巻の紹介記事はコチラ↓↓
『となりの黒川さん』
著者:伊藤京介
(2/12) pic.twitter.com/KfsG16AlC8
— 伊藤京介@となりの黒川さん連載中 (@itoukysk) February 7, 2025
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
南校舎資料室の呪いと黒川さんとの賭け
ある日、高橋一は放課後にクラスメイトの男子から屋上に呼び出されてしまう。
ついにこの時が来てしまったと青ざめる高橋。
ポッと出の自分が黒川さんと仲良くしていたら今まで崇拝していた人間は怒るに決まっている、きっとこれからイジメ的なアレやソレをされるのだろうと考えていた。
しかし高橋の予想は外れ、男子たちは高橋に土下座して「俺達に南校舎に行く方法を教えてくれ!!」と懇願してきた。
『となりの黒川さん』第4巻 P23,27より実は高橋は知らなかったがこの秀美高校には「南校舎資料室の呪い」という噂話があった。
その内容は、「進学校として有名な秀美高校が十数年前に異例の浪人生数を叩き出し、それに激怒した創立者が浪人生を資料室に集め全員虐殺したという。それ以来、殺された生徒の呪いで渡り廊下から階段を降りて南校舎2階に行くと補習落ち、さらに1階の資料室に行くと浪人する」というものだった。
2人が密会している資料室が不吉な場所だと知った高橋は黒川さんが浪人するのはマズイと考え、「もうここには来てはいけません!!」と黒川さんが資料室に入るのを止めようとする。
しかし黒川弥生はその噂話を知ったうえでここに来ていたことを明かし、さらに高橋にある賭けを提案する。
それは次の期末テストでどちらかが補習落ちしたら黒川さんの負けで二度と資料室には来ないが、2人共補習を免れたら黒川さんの勝ちとなり今後も資料室に通うというもの。
さらに高橋が1教科でも黒川さんに勝つことができたら「何でも1つお願いを聞く」と言い出し…
感想(ネタバレ注意)
第4巻では南校舎資料室の呪いに勝つため、期末テストで賭けをすることになった高橋と黒川さんのお話などが描かれました。
前回、高橋が自分にだけ変な顔を見せてくれないのは見栄を張っているからと言われた黒川さん。
それを「好きな相手だから見せたくない」ではなく「勝ちたい相手だから」だと勘違いしてしまい、またしても不可解な行動をとっていくようになります。
あそこで西園麗奈がはっきりと高橋が黒川さんのことを好きだからと伝えていたり、玄内さんが恋愛相談だと気づいていればこんな変なことにはならなかったのに。
次に今回のメインである南校舎資料室の呪いのお話です。
言われてみれば高橋や黒川さん以外の人が資料室に来ないのは不思議だなと思っていましたが、こんな呪いの噂話があったとは。
みんなこれを恐れて近づけなかったんですね。
創立者が虐殺をしたなどはデマらしいですが、実際に補習落ちと浪人のジンクスはあるようで、高橋たちの担任の先生も1浪したと言っていました。
先生は秀美高校の卒業生で、当時南校舎に入り浸っていたんだとか。
あと気になったのは先生の話で出てきた創立者が『恋マヴ☆』のファンということ。
南校舎は取り壊しになりかけましたが、創立者が猛反対してくれたおかげで今も残っているそうです。
「葵たんの居場所はワシが守る」と荒れ狂った姿は高橋に似ている気がしますね。
今後創立者が登場したら高橋と仲良くなりそう。
クラスメイトの男子たちに補習落ちしなかった秘訣を教えてほしいと言われた高橋は彼らに黒川さんからもらった対策ノートを見せてあげることに。
しかし彼らはこのノートを受け取ることはしませんでした。
実はこの対策ノート、要点はまとめられていますが量が凄まじいのです。
これをやるくらいなら補習を受ける方が楽だと思えるくらいに。
高橋はこのノートに書かれた問題を2~3周こなし、さらに市販の問題集も解いてからテストに臨んでいました。
それだけ努力していれば補習落ちすることはありませんよね。
高橋にとっては普通のことでも他の人にはできないことで、この努力を続けられるのは凄い才能です。
黒川さんもそんな高橋の才能に気づいているようだったし、妹の真央を必死に勉強を頑張る兄のことを尊敬しているようでした。
賭けの話を西園さんにしたら、西園さんから「エッチなお願いされたら…どうするの?」と言われフリーズしてしまう黒川さん。
ピュアすぎる黒川さんはそこまで考えていなかったんですね。
黒川さんだけだと恋愛の話が進みにくくなってしまいますが、西園さんや玄内さんのサポートがあると恋愛のほうも進展しやすくなって良いですね。
でもエッチなことや恋愛事に耐性のない黒川さんに急に色々情報を与えてしまうせいでオーバーヒートしたり挙動不審になってしまっているのですが。
『となりの黒川さん』第4巻 P64,66,69より
高橋は期末テストを見事突破。
しかし黒川さんはテスト中に具合が悪くなって途中退席してしまいました。
これにより賭けは黒川さんの負けとなり、資料室には高橋ただ独りに。
ここで高橋は資料室で黒川さんと話す時間が自分の中でとても大きなものだったことに気づき涙を流すのでした。
幻覚の黒川さんにしがみつく高橋でしたがそれは本物で、実は黒川さんは追試で補習落ちを免れていたのです。
ですが勝負は反則負けということで、高橋は黒川さんに1つお願いすることができることに。
そのお願いを「今後も資料室で一緒にお話してほしい」ということに使い、無事これまで通りの日常に戻りました。
やはり高橋はエッチなお願いはしませんでしたね。
黒川さんが南校舎の資料室に来ていた理由は「静かになれる場所がほしかった」だけでなく、「大学受験に落ちたかった」というのもあったようです。
祖父の言いなりになるのが嫌だったようですね。
これは黒川さんの祖父が物語のラスボスになりそうな予感。
黒川さんは高橋と一緒なら頑張れると言って、2人で同じ大学を目指す約束をしました。
先生にそのことを相談したら涙を流して喜ばれてるのは面白かったです。
『となりの黒川さん』第4巻 P130,131,138よりさらに仲良くなった2人ですが、黒川さんは本格的に高橋に恋してしまったようです。
キュンキュンする展開ですが、黒川さんだと挙動不審な動きをしそうでちょっと怖いですね。
あと今回のテストの話で、黒川さんがテストに出そうな場所が分かるのは他人の思考を精密に考察できるからだと判明。
高橋は黒川さんがそれを利用してキャラの模倣(葵たんを無意識に模倣)しているのでは?と考え始めています。
これってやっぱり黒川さんの親(もしくは親族)が『恋マヴ☆』の作者で、幼い頃に葵たんのキャラ設定などを聞いていた説が高まってきましたね。
ここら辺の謎も気になるし、早く続きが読みたいです。
単行本第5巻は2026年夏頃発売予定です。


