こんにちは。
カッパ室長です。
今回はマガジンポケットで連載中の作品 KCデラックス『念願の悪役令嬢(ラスボス)の身体を手に入れたぞ!』第7巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第6巻の記事はこちら↓↓
『念願の悪役令嬢(ラスボス)の身体を手に入れたぞ!』
原作:羽田遼亮
作画:中島零
キャラクター原案:潮一葉
ネーム・構成:赤衣丸歩郎
『 #念願の悪役令嬢(ラスボス)の身体を手に入れたぞ!』
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— 中島 零 (@Nakajima_0) December 29, 2023
目次
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
苦学生カレンのアルバイト
七大悪魔の一角『嫉妬』のファウラに身体を乗っ取られたマリアンヌを救うため、壁ドンから顎クイの名前呼び捨て命令口調という『お姉様コンボ』で見事マリアンヌの意識を取り戻したエリザベート。
マリアンヌの身体に魔力を流し込むことで、エリザベートの闇魔力がファウラごと染め上げていく。
たまらずマリアンヌの身体から逃げ出したファウラだったが、待ち構えていたカレンの大浄化魔法『神罰』によって倒されるのであった。
正史ゲームでは『悪役令嬢マリアンヌ編』の次は『苦学生カレンのアルバイト探し編』となり、カレンが四騎士の仲間達とバイトを通して仲を深めるイベント。
しかしこの展開がメチャクチャの時空ではエリザベートたちはルクス殿下がプロデュースした下町のメイド喫茶でアルバイトをすることになり…
『風の騎士』セシル
ついに3人目の聖なる四騎士が見つかった。
その人物は『風の騎士』セシル・マテウスで、貿易商の息子でゼルビア学院の1年生。
しかし、セシル本人から学院の退学届けと四騎士の任を辞退したいという申し出があった。
エリザベートたちは話を聞いて説得を試みるためセシルに会いに行くと、マテウス商会は商品となる魔石が取れる鉱山迷宮で魔獣災害が発生し大変な状況にあり、セシルが実家の危機を救うため迷宮探索依頼に参加しようとしていることを知る。
そこでエリザベートたちもセシルを助けるため任務に加わることにし、ともにドル=ナザール砂鉱国へと向かう。
黒猫はこれまでの人物と違いセシルは正史とほぼ同じで安心していたが、セシルの着替えを目撃し衝撃の事実を知ってしまうのだった。
『念願の悪役令嬢(ラスボス)の身体を手に入れたぞ!』第7巻 P124,125より感想(ネタバレ注意)
第7巻では大悪魔ファウラ戦が完全決着となり、今回から新章「風の騎士セシル編」に突入していきます。
前回ファウラがエリザベートの身体を奪おうと彼女の精神に繋がったら、果てさえ見えない深層領域で格の違いを見せつけられていました。
そして今回逃げ出せたと思ったら今度は聖女カレンの大浄化魔法にやられる、マジで可哀想でしたね。
本当だったら苦戦するはずのボスキャラなのに、一方的にボコボコにして二度と復活できないくらいの心傷ダメージを与えるとかヤバすぎでしょ。
というかエリザベートもカレンもファウラが本当は強いボスだということも認識してなさそうですね。
ファウラを倒したことよりもマリアンヌがエリザベートにぞっこんになってるほうが大問題と捉えているし。
嫉妬心全開のカレンが可愛かったです。
そして今回の戦いを終えてカレンの左手の甲に「仮」という紋章が浮かび上がってきました。
聖なる四騎士にも似た紋章がありましたね。
「仮」ということはカレンはまだ聖女として認められていないということで、今後また悪魔などを倒していくと正式に聖女と認められるのかもしれませんね。
次はカレンたちがアルバイトをする話。
正史ではカレンが四騎士それぞれとバイトをするみたいですが、今回はエリザベートとマリアンヌと一緒にメイド喫茶でアルバイトしてました。
『念願の悪役令嬢(ラスボス)の身体を手に入れたぞ!』第7巻 P38,39より黒猫さんも彼女たちの可愛い姿を見れて嬉しそうにしてたから、むしろこっちで良かったのかもしれませんね。
カレンはよくある「萌え萌えキュン」をやってくれていますが、エリザベートのほうが酷かった。
お客様をVIPルーム(闇の空間)に堕としてお金を巻き上げるとかえげつなさすぎます。
そして今回から始まった新章「風の騎士セシル」編。
やっとまともなイケメン騎士が登場したかと思ったら、実はセシルは女の子でしたというオチ。
今までキャラの性格が変わることはありましたが、ついに性別まで変わってしまいましたね。
また美少女キャラが増えてしまったか…
最初セシルはエリザベートたちに対して「僕の人生の礎になってくれたまえ!」と威勢よく言ってましたが、エリザベートたちの力を目の当たりにした途端小魚みたいにピチピチ震えてるのが可愛かったです。
レウスはもうエリザベートたちの力を見ても平然としてるし、今後彼女が常識人ポジションとしてやっていくことになりそうですね。
セシルとレウスは馬が合わなそうですが、でも妙にセシルがレウスを意識しているような感じもするし、もしかしたらこの二人がカップリングされる可能性とかもあるのでは!?
女の子同士のイチャイチャは飽和状態だし、そろそろ男女のイチャイチャが見たいですね。
いつレウスやエリザベートたちがセシルが女の子だと気づくのか楽しみです。
というかなぜセシルは男のフリをしているのでしょうね?
父親を見る限り、親が強要しているようには見えませんでした。
「僕が僕として生きるための唯一の道」とか言ってるし、何か深い理由がありそうですね。
迷宮では入口に集まっていたミイラたちをカレンが『輝放』で一掃。
だんだんカレンもエリザベートみたいになってきましたね。
そして入口の門の上にいた怪しい人物は第7巻のラストでゼルビア王国王立学院非常勤のドワーフ族の大賢者リフカティーン(通称:リフカちゃん)だと判明。
てっきり悪者かと思っていましたが仲間側のキャラでした。
見た目は子どもみたいだけど、ドワーフ族の大賢者というから大人みたいだし、これは合法〇リ登場ですね。
次回はリフカちゃんも加わり迷宮探索が始まるようです。
はたして迷宮にはどんな強敵が待ち受けていて、エリザベートがどう無双していくのか!?


