カッパ室長です。
今回はビッグコミックスペリオールで連載中の漫画 ビッグコミックス『スーパーボールガールズ』第6巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
第5巻の紹介記事はコチラ↓↓
『スーパーボールガールズ』
原作:金城宗幸
作画:平本アキラ
『ブルーロック』などの大ヒット作を持つ原作者 #金城宗幸 氏と、『監獄学園』などの大ヒット作を持つ #平本アキラ 氏がタッグを組んだ、誰も見たことのない超絶最新作が登場!
第1集本日発売https://t.co/0sr7frymGU
— 『スーパーボールガールズ』作品公式@スペリオール💋 (@SBGirls_Supe) February 28, 2023
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
新しい『イチ』
巨大スフィアーズとの戦闘に巻き込まれ命を落とした一好瑛太(イチ)だったが、想いを込めたエリザのキスでイチとエリザは同化し、チョコレートにも耐える最強生物として再生した。
スフィアーズを倒した後、「全部終わったら一緒に帰ってみんなで鍋をする」という約束を守るためイチは皐月を張り倒し、天井をぶち破ってシューカとキッカとともに新型不明生物緊急対策本部から脱出するのだった。
同僚・鈴本雀や先輩社員だった有馬も呼んで鍋パーティーを開催するイチ。
鈴本から今後どうするのかと尋ねられたイチは「一好瑛太っていう人間は死んだけどさ、エリザにもらった「イチ」として、この身体でできるコトを探していきたい」と答え、新たな人生をスタートさせる。
その夜、みんなが寝静まった頃、有馬がイチの身体を触り始め…
『スーパーボールガールズ』第6巻 P49,50よりバズるオウカ
街でスカウトされ芸能界デビューをはたしたオウカはSNSでバズり大人気となっていた。
素敵な恋愛を探しているオウカにプロデューサーは「このまま売れてけば、キミのコトを大好きな人間がいっぱい現れる!そしたら選び放題だ!!」と教え、オウカは今の仕事を頑張ることにした。
そしてオウカに大人気格闘技のラウンドガールの仕事が舞い込んでくる。
笑顔で仕事に取り組むオウカだったが、チャンピオンがオウカに手を出してしまい…
感想(ネタバレ注意)
第6巻では最強生物として再生したイチが新たな人生を歩みだす様子や、オウカが芸能人として大人気になってしまうお話などが描かれました。
今回はスフィアーズとのバトルなどはありませんでした。
前回一好瑛太はエリザと同化し、見た目はエリザで中身は一好瑛太の「イチ」に生まれ変わってしまいました。
ここでまさかのTSものになってしまうとは驚きでしたね。
そして「この身体でできるコトを探していきたい」と言って最初にしたことが有馬のアレを手でしてあげることだなんて。
一体何を見させられてんだ俺は…って感じでした。
イチは見た目女の子でも中身は男だから、実質男同士のイチャコラなんですもんね。
有馬も両腕折られてるのに普通に気持ちよくなってるの怖すぎます。
もうテンションがハイになりすぎて痛み感じてないのかもしれないですね。
てっきり有馬はシューカとペアになると思っていたのですが、この感じだとそれはもうないのかな?
スフィアーズのボスであるサラは『デスサランヘヨ』事件後、過疎化が進んでいるとある村に身を潜めていました。
そこの村長を誘惑し、業務提携と言ってイチャイチャする代わりに増殖を手伝ってもらっています。
『スーパーボールガールズ』第6巻 P82,83よりサラはまずこの閉鎖的なコミュニティを支配し、徐々に勢力を強めていく作戦に変えたようですね。
部下も流されちゃってるし、この村は完全に終わったな。
今は対等な関係のようにしていますが、人間がスフィアーズに依存してしまったらもう手も足も出せなくなり、最終的に家畜みたいにされちゃうのではないでしょうか。
サラは「この村を球類帝国にし我がその王となる人類支配の『物語』」と自分の信じたい『物語』を都合よく創って生きていて、自分があれだけ否定してきた人間と同じ思考になっていて愚かだと恥ずかしがっていました。
それと同時に自分が超進化していることも自覚し始めています。
目標への活力が生み出されているし、やはり人間が行う『物語』を創るという行為は愚かなことではないことが証明されましたね。
イチは身体的に最強になっていますが、サラのほうは知識や頭脳などが最強になっていきますね。
サラは最終的にはイチを抹消したいようですが、今後二人がどんな戦いを見せるのか気になります。
オウカは格闘技のチャンピオンをワンパンしてしまったことで一気に世間から注目されるようになってしまいました。
これがきっかけでスフィアーズタレントが流行していくのかもしれませんね。
オウカのおかげで球類の新たな生き方が作られていくかも。
またオウカは人気になったことで様々な人間が集まるようになったので、その中から自分に一番の人間を選び、当初の目的である「恋愛」をしていくのかな?
イチのほうは鈴本さんと一緒にお風呂に入ってイチャイチャしていたかと思えば、再び有馬がやってきたり、皐月がやってきたりとモテモテ状態。
鈴本さんとのイチャイチャは美女同士の絡みだからウェルカムですが、有馬と皐月は勘弁してほしいですね。
皐月は自分がイチに恋していることを認めたくなくて自分のタマを銃で撃ちぬいたりしてるし、ヤバすぎて怖いです。
次回、イチはオウカやシューカ、キッカへの監視を解き、安全を保障してもらうために皐月と遊園地で手つなぎデート(制服コスプレで)を実行するようです。
『スーパーボールガールズ』第6巻 P213,214より
そしてなんと『スーパーボールガールズ』は次の巻で完結してしまうそうです。
これは本当にショックです。
まだまだ物語は膨らませそうなのに…
というかあと1巻で綺麗に終わらせられるのでしょうか?
エリザは同化していなくなってしまったと言いますが、それは本当なのかとか。
イチの耳が勝手に動くのとか、エリザが実は生きている伏線だと思ったのに…
イチがまたエリザを生み出すとかも予想しているのですが、どうなんだろう。
また、オウカが自分が納得する恋愛ができるのか、また連れていたレイメイたちはどうなるのか。
てっきりレイメイが殺されてオウカが闇落ちするルートとかになると思っていたのですが、違いそうですね。
あとキッカに一目惚れしてた高松とかいう高校生とかどうなったのかとか。
他にも村で着々と侵略の準備を進めるサラたちや、イチとの決着などなど。
サラとの戦いが始まったら1巻では終わらないですよね。
というかイチが最強すぎるから、バトルにはできないのかもしれませんね。
はたしてこの物語はどんな結末を迎えるのか。
最終巻が楽しみです。
単行本第7巻は2026年初頭発売予定です。
コチラの作品もオススメ
『ジャガーン』


