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【転生したら最愛の家族にもう一度出会えました 第2巻 見どころ紹介】日本食の材料と出会い、思い出の味を再現!&アーシェラに「女神様の加護」が!?

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カッパ室長です。

 

今回はコミック アース・スターにて連載中の漫画 アース・スターコミックス転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

第1巻の紹介記事はコチラ↓↓

【転生したら最愛の家族にもう一度出会えました 第1巻 あらすじと感想】前世の記憶を活かし、美味しい料理で家族を幸せに!!こんにちは、こんばんは。 ファンタジーもの大好き、カッパ室長です。 今回はコミック アース・スターにて連載中の漫画 ...

 

転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~

漫画:みずち泉巳
原作:あやさくら
キャラクター原案:CONACO

第2巻の見どころ(ネタバレ注意)

菊を使った料理で教会を救う!!

王都へ家族旅行に来たアーシェラはお世話になるデイン辺境伯の別邸の厨房で醤油と味噌と再会を果たす。

そして持ってきたお米とデイン領の特産である水産物などを使って、前世の思い出の味である炊き込みご飯やきんぴらごぼう、味噌汁などをみんなの力を借りながら再現していく。

『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~』第2巻 P6,7,8より

作った料理でデイン家の人達をおもてなしして、さらに今まで捨てられていたコンブも便利な食材だということを教えることができるのであった。

 

翌日、アーシェラはローディンリンク、セルトと共にデイン商会を見学に行く。

すると従業員のカインからとある相談を受ける。

それは商会が近くの教会に売れ残りの魚を寄付しているのだが、それを快く思わない者から嫌がらせを受けているということだった。

戦争の弊害で仕事が減った職人たちが教会の難民たちに「タダで毎回食事をもらうとは恥知らず!」などと当たってくるのだそう。

さっそくアーシェラたちは教会へ行ってみることに。

神官長と話し合い、教会の敷地を見て回っていると、庭の奥にある小さな森に花畑があった。

それは年中咲いている不思議な花と神官長は説明するが、アーシェラにはその花に見覚えがあり、前世の食用菊にそっくりだったのだ。

アーシェラはこの花が売り物になれば教会にいる難民たちの働き口にもなると考え、需要があることを証明するために菊を使った料理を作ろうとするが…

感想(ネタバレ注意)

第2巻ではアーシェラたちは王都へ行き、そこで前世の思い出の味を再現したり、教会を救ったりするお話などが描かれました。

 

今回は王都で醤油と味噌と再会できたアーシェラは日本食を再現して家族に振舞っていました。

もうすぐ4歳になる子がこれだけ料理の知識あるってもっと驚いてもいいと思うのに、ローズたちは相変わらず味覚が敏感なんだなで納得しちゃってるのがちょっと面白いです。

第1巻のラスクはパンに油と砂糖をかけるだけだから子どもでも思いつくのは分かりますが、今回の日本食は他の人達も見た事も聞いた事もない料理なんだからこんな子どもがパッと思いついてできる料理じゃないですよね。

しかも今まで捨てられていたコンブまで活用してるし。

もっと神童とか天才料理人などと騒がれそうなものですが。

もしかしたらローディンたちはアーシェラに危害が及ばないようにするためにこの程度のリアクションなのかもしれませんね。

 

次は食用菊を使った料理を作って教会にいる難民たちを助けるお話。

菊の酢の物とかは聞いたことがありましたが、スープなどにも使えるんですね。

しかも色々効能もあって薬にもなるとか便利すぎる。

これで難民たちの働き口も見つかり、新たな食材も増え、戦争に役立つ薬もできたとかアーシェラ大活躍すぎます。

そしてこのお話でアーシェラは「女神様の加護」を授かっていることも判明。

今のところ特殊な魔法が使えるなどは描かれていませんが、女神様と意思のやり取りができたり、女神様から守ってもらっているようです。

今回もアーシェラが女神様に菊を使わせてほしいとお願いしたら、神官長の魔法陣から女神様の水晶が出てきて「いい」と答えたり、菊の花をアーシェラの周りに浮かばせて祝福してくれたりしていました。

『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました ~あふれる愛をこの一皿にのせて~』第2巻 P66,67より

最後に女神様は「私たちのかわいい子―」と言っていたので、アーシェラは「女神様の加護」を持つ人間の中でも特別な存在なのかもしれませんね。

 

この旅行後にローディンとリンクが戦争に行くと知ったアーシェラは女神様に「どうか二人の命を守ってください」とお祈りしたことで知らぬ間に「祝福ギフト」を発動させたと描かれていました。

一体「祝福」とはどんな力なのか、詳細が気になりますね。

 

そして最後は王宮へ行き、王妃に会うお話。

王妃のフィーネとアーシェラの母・ローズは魔法学院の同級生なんだとか。

フィーネも「女神様の加護」を持っており、強い魔力を持っているため人より成長が遅く、今も若々しい姿のままなんだそうです。

アーシェラがいつも自分の名前を噛んでしまうのも成長が遅いせいだったんですね。

フィーネの瞳の印が見れたアーシェラはフィーネと同等またはそれ以上の魔力を持っているらしいのですが、どれくらいの力を持っているのでしょうね?

陛下たちの会議でアーシェラは王宮に引き取られそうになるが、女神様が反対の意思を示したおかげで今の生活が維持できるそうです。

ホント女神様はアーシェラのことが大事のようですね。

そしてフィーネがアーシェラを抱きしめた時、アーシェラはこの腕の感触や香りに覚えがあるような気がすると感じていました。

もしかしてアーシェラは捨てられる以前にフィーネと会ったことがあるのでしょうか?

フィーネの子というのはありえないだろうから、実は血が繋がっているとか?

本当に年の離れた姉妹だったとか、遠い親戚なのかも。

それなら二人が「女神様の加護」を持っているのも納得です。

一体アーシェラは王妃とどんな繋がりがあるのか、続きが気になりますね。

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