カッパ室長です。
今回はサンデーうぇぶりにて連載されている漫画 サンデーうぇぶり少年サンデーコミックス『アイツノカノジョ』第7巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第6巻の紹介記事はコチラ↓↓
『アイツノカノジョ』
著者:肉丸
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
うみみを助けに!!
文化祭前日の夜、石月リクは伊波うみみと一緒に学校に忍び込みデートをしていると、校庭にいた水瀬雫を見つける。
急いで外に出て雫を追いかけるリクだったが、雫は車に乗って去ってしまった。
リクはうみみを待たせていることを思い出し、急いで教室へ戻るが、そこにうみみの姿はなくスマホに「ごめんなさい」というメッセージだけが送られてくるのであった。
そして翌日、文化祭には雫はおらず、うみみも欠席で連絡が取れないまま終了してしまう。
リクはうみみの安否を確かめるため、うみみが住むアパートを訪ねる。
するとドアは開いており、そこには一人座り込むうみみの姿が…
うみみは涙を流しながら「先輩。私、独りぼっちに、なっちゃいました。」と言い…
転校
うみみとの一件に片がついたリクは三ツ矢やこに誘われ、放課後甘いものをはしごしていた。
最後に二人でプリクラを撮り、リクはやこに自分には好きな子がいることを伝えようとすると、それをやこに止められ「私、フラれてないですから。あきらめるつもりも、必要もないんです。だから…がんばってきてください。」と背中を押される。
やこやうみみのためにも絶対に雫と会ってケリをつけると意気込むリク。
しかし翌日登校すると、先生から「水瀬は先日限りで、転校することになった。」と言われてしまうのだった。
感想(ネタバレ注意)
第7巻はうみみのお話がメインで描かれました。
そして物語も核心に迫っていきます。
まずは前回の続きからで、夜の校舎に忍び込むお話から。
ここでリクは偶然雫を見つけるのですが、彼女はきっと学校に置いてあった私物を回収しにきていたんでしょうね。
『アイツノカノジョ』第7巻 P14,15よりそしてその時雫が落とした名刺には「北陸ツアパートナー」と書かれていたから、北陸の方へ引っ越すのかもしれません。
今後、リクがこの名刺を手掛かりに雫を捜し出すという展開もありえそうですね。
うみみをほったらかして雫を追いかけたリクは教室に急いで戻りますが、そこにはもううみみの姿はありませんでした。
そりゃ「待っててくださいね?」と言ったのに、いなくなられたら怒って帰ってしまうのも当然ですよね?
うみみは家庭のこともあり、独りぼっちになるのを嫌がっていたんだから尚更です。
まさにリクは「二兎追うものは一兎も得ず」状態でしたね。
そして文化祭もヒロイン不在となり一人で寂しい状態になってしまうリク。
そんなリクを元気づけにやってきた空野タクトがもはやヒロインでしたね。
うみみは一緒に暮らしていた祖母が亡くなってしまい、実家に連れ戻されそうになっていました。
祖母の家に入れないように鍵まで交換してる母親が酷すぎます。
父親が娘に手を出す〇リコン野郎だからうみみは逃げていたのに、母親はそれも知ったうえでうみみを連れ戻そうとしていました。
自分の幸せのために娘を生贄にしていたとか、最低過ぎるでしょ。
うみみを助けるためうみみを親から連れ去るリクはザ・主人公ムーブをしていてカッコよかったです。
そしてリクの家に一緒に住むことになり、問題解決と思ったら最後の最後に闇落ちしたうみみの母親がリクを刺しに来るし。
その後、ニュースで見覚えのある顔と名前が流れたと描かれていたからうみみの親は捕まったっぽいですね。
これでうみみの問題は一件落着かな?
今回もリクにお礼をするため、服を脱いで迫るうみみ。
『アイツノカノジョ』第7巻 P85,86より以前からうみみは積極的過ぎるというかヤンデレっぽい感じがするなと思いましたが、あの母親を見た後だとあの親にしてこの子ありだなと納得してしまいました。
風呂場では裸同士での告白シーンでしたが、リクは絶対息子をおっ勃ててたでしょうね。
そんな状態で「俺は…好きな子が、いるんだ」とか言ってると思うと全然説得力無くて笑えてきちゃいます。
今回でうみみ&やこの恋愛には片がついたから、残すは雫だけですね。
学校を休み、さらには転校もしてしまった雫は何かの手術を受けていました。
これがリクの前からいなくなる原因だったのでしょうか?
今回の手術は上手くいったようですが、他にも何かあるのかな?
そして「ありがとうね。私のワガママ聞いてくれて」というセリフから今の雫とタクトの関係は雫がお願いしたものだったことも判明。
てっきりタクトに弱みを握られているのだと思っていましたが、雫からお願いしていたようですね。
そのお願いの代償としてタクトは雫にある約束をしているようで、「あの時の続き」をするようです。
これって♡♡♡なことするってことですかね?
にしては雫が「あとの時間は、タクトのものだよ」と言って身体を差し出しているのに、「私はリクの事が好き」と言って流れぶち壊しているのがちょっと気になります。
身体はタクトにあげるけど、心は渡さないよって意思表示なのかな?
まだ何か秘密がありそうですね。
そして、またしても何も知らないリクさんは雫を見つけ出すことができるのか。
物語も終盤のようだし、どうなるか楽しみですね。
現在、「サンデーうぇぶり」では『アイツノカノジョ』の第1話や最新話が無料で読むことができます。
気になった人はぜひ一度読んでみてください!
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