こんにちは。
ラブコメ大好き、カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第16巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第15巻の紹介記事はこちら↓↓
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』
著者:久世 蘭
学校No.1の美少女JKが自分に惚れない転校生に振り回される話(1/9) pic.twitter.com/ZCMEvk6qN1
— 久世 蘭 (@ranomannma) August 17, 2021
YouTube“マガジンチャンネル”より
第16巻の見どころ(ネタバレ注意)
メダカの誕生日
川井モナが登校するとクラスメイトが生徒手帳の顔写真の写りについて語り合っていた。
さらに4月からの新入生について話していると、モナは黒岩メダカが妙にそわそわしていることに気づく。
そしてメダカの顔写真も見ようということになり、メダカの生徒手帳を見ると今日3月1日がメダカの誕生日であることが発覚。
メダカがそわそわしていたのは今日が自分の誕生日だと周りに言いたいけど催促しているようで言えなかったからだった。
もちろん今日がメダカの誕生日だなんて知らなかったモナや難波朋はプレゼントを用意していない。
そのため放課後に湘南旭も誘ってメダカの誕生日会を開くことに。
そしてモナたちはメダカを喜ばせるのを優先して、今日は停戦しようとするのだが…
ホワイトデー
ホワイトデーが迫り、メダカは友人の木戸譲とともにお返しの品を買いに来た。
メダカが種類があり過ぎて悩んでいると、そこに偶然白浜美波がやってきて「私がアドバイスしてあげましょうか?」と救いの手を差し伸べてくれる。
メダカはみんなに同じお菓子を渡そうと考えていたが、美波に「誠意がない」とダメ出しをされてしまう。
そして「その人のことをよーく考えて… アレ好きそうとか、コレ似合いそうとか、真剣に考えて選んであげるべきです」と言われ、メダカは一人ずつちゃんと考えて選ぶことにする。
そしてホワイトデー当日…
感想
今回はメダカの誕生日を祝うお話や、ホワイトデーでメダカがバレンタインのお返しを選んでみんなに渡すお話などが描かれました。
前回のバレンタイン以降、メダカが今まで以上にモナのことを意識していて面白かったです。
昼休みにお昼寝しているモナのスカートが捲れているのに気づいて、ずれたブランケットを直そうとしているのですが、傍から見たらスカート覗こうとしている変態さんにしか見えませんでした。
周りに気づかれないように頑張っていましたが、結局モナが起きてメダカの奇行に悲鳴をあげてしまいみんなにバレちゃってましたね。
普通だったらクラスメイトから変態扱いを受けているでしょうが、何もないのは普段からメダカが良い子だと認識されているからなんでしょうね。
メダカの誕生日を祝うお話では、停戦協定を結んでいるはずのヒロイン達がこっそり自分だけアピールしようと抜け駆けしまくってるのが面白かったです。
朋の一緒に肩組んで歌うやつや、旭の偶然手が触れてしまったやつは許容できる範囲内でのアピールかもしれませんが、モナの超至近距離までくっつくのは露骨すぎますね。
小早川と木戸は彼女たちの行動を見て変だと思わなかったのかな?
そして最後の3人同時にケーキのクリームついちゃったはおかしすぎるでしょ。
ついちゃったから何?早く拭きなよっていう感想しか出てきませんでした。
もしかして彼女たちはメダカに拭いてもらう、さらに欲を言えば舐めてもらいたかったのかも…
そうだとしたらこの子たち積極的すぎますね。
恋愛戦争がどんどん過激になっていってる気がします。
この作品が♡♡♡要素がそこまで多くないから今回この程度で済みましたが、もし♡♡♡要素強めだったら自分にリボン巻いて「プレゼントは私♡」とかやりだしそうで怖いですね。
そしてホワイトデーのお話へ。
白浜美波はまだ謎が多い女の子ですね。
「恋愛はするより見る方が楽しくないですか?」というセリフ、これは過去に自分の恋愛が上手くいかなかったからもう恋愛はせずに見るだけでいいということなのか?
それとも本当に他人の恋愛を見るのが好きなだけなのか?
個人的には前者な気がしますね。
彼女はかなりモテそうだし、そのせいで過去に恋愛絡みのトラブルがあったとかありそう…
メダカが選んだお返しのお菓子はその人をイメージした味のマカロンでした。
モナのイメージを言うとき「か…」で言いよどんでいたからやはり本当は「可愛い」だったのでしょうね。
モナにだけは他とは違うものをあげるのかな?と思っていましたが、全員同じお菓子だったし、まだメダカの中でこの子に決めた!というヒロインは出てきていないのかもしれません。
いつメダカの本命が確定するのか楽しみですね。
第16巻の最後には新ヒロインらしき女の子が登場しました。
その子は品川杏莉の従妹の青葉花梨。
最初見たとき、杏莉ではなくモナの親戚かと思うくらいモナにそっくりでした。
目のハイライトが無い感じは杏莉と同じですが、見た目が1年生の頃のモナにそっくりですね。
しかも男の子にモテようと猫被っているとこもモナにそっくりで、言わば劣化版モナみたいなキャラでした。
モナの弟・マオはモナのせいで耐性ついているから花梨のぶりっ子が全然効いていませんでしたね。
そして勝手にモナとマオを敵視している花梨。
これは新学期から面倒くさいことになりそうで、次の巻が楽しみです。
単行本 第17巻は2024年12月17日発売予定です。