どうも。
カッパ室長です。
今回はコミックDAYSにて連載されている漫画『この世界は不完全すぎる』第10巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
『この世界は不完全すぎる』第9巻の紹介記事はこちら↓↓
『この世界は不完全すぎる』
著者:左藤真通
前回までのあらすじ
(株)エンタメイションとの戦いに勝利したハガ達。
しかし戦闘中に(株)エンタメイションのレンによってアキラはNPC化されてしまう。
何度もクエストのやり直しをしてみるが、プレイヤーとして死んでしまったアキラはパーティとして復活することはなかった。
アキラや今まで死んだりフリーズした人達はゲームの外で生きている可能性を信じ、ハガ達はログアウトするためデバッグ作業を完遂させることを改めて決意するのであった。
第10巻の見どころ(ネタバレ注意)
チュートリアルステージからの脱出
アカネとアルバと別れ、ハガ、二コラ、アマノ、マユの4人で旅を続けることに。
港町ブルバキでハガ達は地下ダンジョンで手に入れた宝石を使い、船を買って海路で次なる王都リオーノを目指す。
しかし怪物クラーケンに船ごと飲み込まれ、ハガ達が辿り着いた場所は見覚えのある風景だった。
そこは「チュートリアルステージ“はじまりの大地”」。
これはクラーケンの口からチュートリアルステージへワープするというバグだった。
チュートリアルをひと通り終わらせ、元いたクレボーン島へ戻ろうとするハガ達であったが、バグによりワープポータルが開かれず戻ることも出来なくなってしまう。
焦るハガ達。
そんな時、ハガ達と同じようにチュートリアルステージから出れなくなってしまったデバッガーのマツタニと出会う。
彼は1年以上もこの場所に閉じ込められていた。
ハガ達はマツタニとともにこのチュートリアルステージからの脱出を図る!!
感想
サイ公国編が終わり、今回から新たな旅が始まりました。
アカネと別れてしまったのはちょっと残念でした。
マユもアカネと一緒に残るのかと思いましたが、彼女は一緒についてきてくれましたね。
たぶんハガのことが好きだからでしょう。
マユの本当の姿も気になるから、ぜひとも最後まで一緒にいて本当の姿を見せてほしいものです。
マユは今回も二コラと張り合っていたのが可愛かったです。
船に乗ってリオーノへ行くのかと思いきや、この手のゲームあるあるの海の怪物遭遇イベントからの遭難へ。
そしてまさかのチュートリアルステージに。
そこで新たな仲間・マツタニ(通称:ナマズ)と出会いました。
バイキングメットを被った小柄なファイターキャラの男性。
彼は1年以上もこの閉ざされた空間を一人でずっと生きてきたというのが凄いですよね。
一人でずっと石を切り出して塔を作っていたとは…
何度か心が折れかけていたようですが、それでも死なずに続けていたメンタルが凄まじいです。
そして彼が色々頑張ってくれていたおかげでハガ達もこの空間からすぐに脱出することができたんですよね。
今回もハガのデバッガー魂が光っていました。
海の向こうを見に行くと言って、バグを利用して海の上を走るとは思いませんでした。
あとみんなの技を連携させて穴を掘るのも凄かったです。
連携技は今後の戦闘でも活躍しそうだし、他の連携技も見てみたいですね。
みんなの協力によりチュートリアルステージを脱出したハガ達が降り立った場所はウィルソード帝国でした。
このウィルソード帝国もかなりヤバい場所でした。
描画が追いついてないバグが発生していて遠くから見ると城や家が浮いているように見えます。
下から家の中やボスなどが丸見えでしたね。
そして街道を歩いていたらクエストが始まってしまい、なんと仲間になったばかりのナマズが姫として連れていかれてしまいました。
ハガ達も勝手に敵扱いされているし、まだこの国で何が起きているのかさっぱり分からない状態です。
これからハガ達はこの国でどんな事件に巻き込まれていくのか。
あとナマズは助かるのか。
続きが楽しみです。
単行本第11巻は2024年春頃発売予定です。
おわり