こんにちは。
ドロドロした感じの恋愛漫画も大好き、カッパ室長です。
今回はグランドジャンプめちゃにて連載されている『不倫島』の第1巻を紹介させていただきます!!
漫画を描いているのは『i・ショウジョ』の高山としのり先生です。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『不倫島』
原作:真中みのり
漫画:高山としのり
人の嫁を奪ったら1億円GETな無人島リアリティショー (1/5) pic.twitter.com/gVbCiYViLe
— 星野トレン太@漫画編集者/リモート持込歓迎 (@wychee_h) November 20, 2020
どんな内容?(ネタバレ注意)
賞金10億円の無人島サバイバル・リアリティショー
新婚ほやほやの岡田兼次郎と華。
2人は夫婦限定、賞金10億円の無人島サバイバル・リアリティショーに選ばれる。
中程度の会社で働く兼次郎は華とともに節約しながら暮らしていて、「10億円があればこんな俺でも華を幸せにしてやれる」と思い参加を決意する。
イベント当日、集合場所には兼次郎たちを含め10組の夫婦が集まっていた。
そこには兼次郎の親友である伊達山夫婦の姿も。
飛行機で出発し、到着したのはアナタハン島と呼ばれる南の島。
運営から衣類以外の文明機器はすべて取り上げられ、最低限のグッズを受け取った彼らに運営は突然追加のルールを説明し始める。
それは「1回他のパートナーを奪うたび、奪った人に優勝賞金とは別に1億円が与えられる」という不倫をほのめかすようなルールだった。
しかも、この島は治外法権で殺人などのどんなにモラルを逸脱したことでも許されると言う。
伊達山はこのアナタハン島の名前の由来が昔、島の唯一の女性である会社員の妻を32人の兵隊が取り合って殺し合いが起きたことにあると言い、運営は最初から我々のパートナーの奪い合いを期待しているんじゃないかと予想した。
参加者はみな、こんなルールに惑わされず平和にサバイバルをしようと決める。
しかし、サバイバルが始まって2日目。
参加者の1人である天方翔が山田隆之の妻・バニラを奪い、1億円を手に入れる。
これがきっかけとなり、他の参加者も続々と不倫を始めてしまう。
こうして不倫サバイバルゲームが本格的に幕を開けたのであった。
ルール
■優勝賞金10億円
■1ヶ月間の無人島サバイバルを生き抜き、最後に残ったカップルが優勝
■参加者は10組の夫婦
■夫婦のどちらか1人がリタイアした場合、もう一方も強制リタイア
■ただし72時間以内であれば他の夫婦からパートナーを奪って新たにカップルとなることが許される
■1回他のパートナーを奪うたびに、奪った人に優勝賞金とは別に1億円が与えられる
感想
この作品は10組の夫婦による無人島での不倫サバイバルゲームを描いた恋愛漫画です。
10億円というぶっ飛んだ額の優勝賞金プラス、不倫をするごとにまた1億円が与えられるという恐ろしいサバイバルゲームです。
この漫画のみどころはやはりパートナーの奪い合い“不倫”ですね。
1億円という大金に目がくらみ、愛し合っているパートナーを捨て別のパートナーを奪っていきます。
愛を取るか、金を取るかという苦渋の決断ですね。
もともと今のパートナーのことが嫌いで別のパートナーのもとへ行く人なんかも出てきます。
そしてこの作品、エッチなシーンもたくさん描かれていて、サバイバルなのにみんな夜になるとエッチしまくります。
さらには治外法権であることを利用し、凶器で脅して無理矢理犯すやつも出てきてしまいます。
サバイバルが進むにつれ、みんなの精神も壊れだして、こういう人が増えていき、最後は地獄絵図になりそうで怖いですね。
登場人物もみんな個性的で、彼らが今後物語をどう広げていくのかが気になります。
女性も大人しい人、セクシーな人、地下アイドルなどなど様々なタイプがいてどれも可愛いし、エッチなのも見ごたえがあってよいですね。
この不倫サバイバルゲームを主催した人物の目的は何なのでしょうね。
ただ人々が不倫する姿が見たいだけなのか、それとも他に何かあるのか。
そして個人的に一番気になっているのは伊達山ですね。
1巻の終わりで兼次郎とキスをする華が、それを見ていた伊達山と目を合わせていた感じがします。
もしかすると伊達山と華が不倫するかもしれませんね。
というか、ゲームに参加する前から2人は不倫関係にあって、このゲームを利用して正式に華とくっつこうと計画してるのかも…
アナタハン島についても詳しかったし、黒幕説もありそうですね。
まだ殺人までは起きていませんが、ゲームはこれからより過酷になっていくと思われます。
はたして彼らは運営の仕掛けた罠や試練をかいくぐり、真実の愛を見つけることができるのか。
第2巻が楽しみです。
おわり