カッパ室長です。
今回はマンガUP!にて連載中の漫画 ガンガンコミックスUP!『ヤンキーよ、杖をもて!』第1巻を紹介させていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『ヤンキーよ、杖をもて!』
著者:七海慎吾
どんな内容?(ネタバレ注意)
伝説の大魔女がヤンキークラスの担任に!?
かつて名門と謳われたベルンシュタイン魔法学校は、今や不良学生がはびこる問題校になってしまった。
他校が新設備を整える一方で、ベルンシュタイン魔法学校は校舎を修復する予算もなく割れた窓も直せない状況。
そのため優秀な生徒は上位ランク校へと流れ、集まるのは素行不良の生徒ばかり。
このままでは廃校になってしまうと教師陣も心配するほどであった。
ベルンシュタイン魔法学校に通うヤンキー学生・グレンは喧嘩ばかりの日々を過ごしていた。
「クソみてーに退屈な毎日。なにかに期待することもされることもねえ。ただ俺らみてーな落ちこぼれにはこの日常も悪くねえ」と半ば諦めたように。
そんなある日、グレンたちの1年K組にアステラと名乗る新任の教師が赴任してきた。
『ヤンキーよ、杖をもて!』第1巻 P18,19よりどうせ口先だけの教師だと高を括ったグレンはアステラのことを認めず、アステラに一対一の決闘を申し込む。
しかしグレンが得意の炎魔法で攻撃してもアステラには一切通じず、逆に赤子のように扱われ敗北してしまうのであった。
実はアステラは400年前に人々を脅威にさらしていた悪しき竜をたった一人で千匹倒し世界を救った英雄 大魔女アステラだったのだ。
校長に頼まれ、この困った生徒たちを一人前の魔法使いに育て上げることにしたアステラ。
こうしてヤンキー魔法学生と魔女先生の学校生活が幕を開けるのであった。
感想(ネタバレ注意)
この作品は伝説の大魔女がヤンキー魔法学生のクラスの教師になる、ヤンキー魔法学生×魔女先生のマジカルコメディです。
最初読んだ時、ドラマ『ごくせん』のファンタジー版みたいな感じかな?と思いましたが、今のところそれよりもコメディ寄りの作品っぽいですね。
アステラと生徒たちの愉快なやりとりを見ているのも楽しいし、なにより作画がとても綺麗&丁寧でとても読みやすいです。
アステラは400年前に千匹の竜を倒した伝説の大魔女なのですが、見た目は20代の綺麗なお姉さんです。
もちろん魔法の実力も健在で、グレンとの決闘でもおそらく全力は出していなかったと思われます。
『ヤンキーよ、杖をもて!』第1巻 P37,38,39よりグレンがアステラの魔法を見て「人間業じゃねえ」と言うくらいだし、あれでも相当凄かったんでしょうね。
そんな伝説の魔女と対等に話せている校長って一体何者なんでしょう?
彼がアステラに手紙を出したのが400年ぶりらしいし、彼も相当長生きしているようです。
校長をやっているくらいだし、やはり彼も相当な実力者なのでしょうね。
グレンはクラスの中心人物のようで、魔法の実力も喧嘩の実力もクラスの中では1番のようです。
あれほどの魔法の実力がありながらなぜグレンは落ちこぼれになってしまったのでしょう?
ひねくれた性格のせい?目つきが悪いから?
それだけで親に見切りをつけられるのでしょうか?
他にも何か理由があったのかもしれませんね。
アステラに指導してもらうことでグレンや他の生徒たちが抱える問題なども解決していくといいですね。
あと気になったのがなぜベルンシュタイン魔法学校が落ちぶれてしまったのかです。
元々は由緒正しい学校だったそうだし、何か理由がないとここまで落ちぶれることはないはずです。
まぁ 近くに競合する学校ができてしまい、生徒を持っていかれたとかなのかもしれませんが…
もしかしたら過去に何か事件が起きてしまい、そのせいで不良ばかり集まるようになってしまったのかもしれませんね。
この辺りも後々描かれると嬉しいですね。
アステラが指導したことで不良生徒たちが他の学校の優秀な生徒たちに魔法で勝つなんて展開がきても面白そう。
そうなればベルンシュタイン魔法学校も廃校の危機から一転して人気校に戻るかもしれません。
グレンたちK組の生徒はアステラに反抗していきますが、アステラは嫌な顔もせず見事にあしらい、むしろグレンたちをおちょくることでやる気を引き出しています。
だてに400年以上生きてないですね。子どもたちの扱いに慣れています。
でも年の差がありすぎるせいか、最近の流行についていけてないのが面白かったです。
『ヤンキーよ、杖をもて!』第1巻 P117,118より読者からしたらアステラの姿こそザ・魔女って感じなのですが、それはもう流行遅れなんだそうです。
今の子たちは魔法の杖も魔女っ子みたいなオシャレなやつで、見た目もアイドルみたいにキラキラしているんですね。
伝説の大魔女でもこういう弱点があるのが可愛いですね。
あとグレンの魔法杖は釘バットみたいな杖でヤンキー感があるのも良かったです。
まだまだ反抗的なK組の生徒たちがこれからアステラとどんな学校生活を送り、アステラを慕うようになるのか。
また一人前の魔法使いにするためにアステラが彼らにどんな授業をしていくのかも楽しみです。
単行本第2巻は2027年春頃発売予定です。


