今回は元ヤクザが主夫の道を極めるというギャグマンガを紹介します。
『極主夫道』(おおのこうすけ)
本作は「次にくるマンガ大賞2018webマンガ部門」で第3位を受賞しています。
どんな内容?
一晩に単身丸腰で抗争相手の事務所を十ヵ所潰したといわれる伝説のヤクザ「不死身の龍(たつ)」。
忽然と姿を消したといわれていましたが、彼はヤクザから足を洗い、なんと専業主夫になっていたのです。
愛する嫁・美久のため、立派な主夫になろうと奮闘します。
しかし、主夫になっても見た目はヤクザのまんま。
ヤクザの見た目で可愛いエプロンをして家事をこなします。
家事のスキルはとても高く、嫁のためにキャラ弁を作ったり、クッキーを焼いたり、完璧な掃除をします。
ただヤクザの言動のままなので、周りから勘違いされることもしばしば。
本人はいたって真面目。だから面白い。
ここが魅力的!
龍のヤクザ口調や行動が抜けきっていないせいで、普段の何気ない会話や行動がいちいち面白いです。
美味しそうな弁当を作ってると思ったら、包丁ではなくドスを使っていたり、弁当を忘れた嫁を追うため、弁当をアタッシュケースにいれ運ぶのですが確実に薬物の運び方になっています。
普通に料理教室に通ったりしてるし。
そして馴染んでるのが笑えます。
見た目は怖いですが、嫁にすごく優しいです。
いわゆるギャップ萌えですね。
美久との馴れ初めも気になります。
9話で美久が龍に出会ったころを思い返すシーンがあるのですが、龍が傷だらけで座り込んでいる1コマが描かれています。
いったい龍に何があったのか、どういう経緯で美久と結婚したのか、これからの展開が楽しみです。
1話1話のページ数も少なめなので、ちょっとした暇な時間に読むのにピッタリ。
とても面白いギャグマンガです。
おわり