サスペンス

【恋喰少女 第4巻 見どころ紹介】水戸部もぐは昔遊んだ「写真の男の子」?彼女の正体と想いとは…!?

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こんにちは、こんばんは。

ラブコメ大好き、カッパ室長です。

 

今回はサンデーうぇぶりで連載中の漫画 サンデーうぇぶりコミックス恋喰少女』第4巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

■第3巻の紹介記事はこちら↓↓

【恋喰少女 第3巻 見どころ紹介】5人の中から大石饗が選んだ「本命」の人は…&明かされる新たな情報!! カッパ室長です。 今回はサンデーうぇぶりで連載中の漫画 サンデーうぇぶりコミックス『恋喰少女』第3巻の見どころ紹介...

 

恋喰少女

著者:カワバタオ

 

第4巻の見どころ(ネタバレ注意)

水戸部は「写真の男の子」?

大石饗は祖母の「ばあちゃんが帰ってきた時、饗ちゃんが小学生のとき仲良くしてた子とすれ違った」という言葉を聞き、水戸部もぐが昔遊んでいた「男の子」の姿と重なった。

念のため大石は火野がぶりに水戸部の性別を確認したため、水戸部が「女の子」であることは確定している。

そのため残る可能性は「写真の子」と「水戸部もぐ」は昔「男の子」と勘違いしていただけで同一人物か、ただ似ているだけの別人かの2つとなった。

大石は「写真の子」と「水戸部もぐ」は似ているがなにかが違うと感じ、この違和感をハッキリさせるためにも水戸部を夏祭りに誘うことにした。

ふたりで夏祭りを楽しんでいると、水戸部が大石のことを「饗ちゃ―」と呼びかける。

饗ちゃんという呼び方は「写真の子」と同じだったため、大石は水戸部に「子供の頃 オレと会ったことある?」と尋ねてみるが…

『恋喰少女』第4巻 P24,25より

2人同時のデート

夏休みの間は「デートは1人1回まで」。

今日がそのデートの日なのだが、月森守織木更城ムーシャの予定が空いているのがこの日しかなかったため、2人同時のデートとなってしまった。

奇しくも2人は5人の中でまだ正体がわかっていないため、大石はこのデートで正体を見極めようと考えていた。

しかし、今回のデート場所が遊園地ということもあり、美女2人と同時にデートしていると周囲から冷ややかな視線を浴びたり、忙しなく動き回ることで全然集中することができず…

感想(ネタバレ注意)

第4巻は水戸部もぐのお話がメインで、彼女の正体や彼女が大石に近づいた理由などが明らかになりました。

 

実は水戸部もぐは昔大石と一緒に遊んだことがある子でした。

これまで大石は卒業アルバムや昔の写真に写った「女の子」しか調べてなかったから、「男の子」として遊んでいたもぐのことに気づかなかったようです。

気づかせてくれたおばあちゃんナイスすぎるでしょ。

子どもの頃のもぐのあだ名は「ナグモ」。

これは陰キャなもぐが上手く名前を言えなかったせいで、大石が聞き取れずにつけた名前でした。

初めて会った時に大石の女の子苦手レーダーは反応していましたが、もぐは大石と仲良くなるために「男の子」だと嘘をつき、そのまま男の子として遊ぶようになったようです。

そして仲良くなっていくうちにもぐは大石のことを好きになってしまい、さらには恋喰となってしまったことで大石に迷惑をかけてしまうと考え大石から距離を置くようになってしまいました。

写真に写る子どもの頃のもぐの舌が割れていなかったのは、まだ恋喰になっていなかったからなんですね。

火野がぶりも小学生の頃はまだ恋喰じゃなかったし、過去の写真では誰が恋喰かは判断できませんね。

 

大石から離れていたもぐでしたが、高校になって声をかけたのは他の恋喰たちが大石を狙っていることに気づいたからでした。

彼女は他の恋喰から大石の恋愛感情を守ろうとしていたんですね。

もぐは大石に自分のことを好きになってもらうことで他の恋喰に恋愛感情を食べられないようにしようと考えていました。

そして5人の中に本当に大石のことを好きな「本命の人」がいた時は、その人に大石を譲って幸せになってもらおうとしたんですね。

『恋喰少女』第4巻 P81,82,83より

自分も大石のことが好きなのに、なんて優しい子なんでしょう。

恋喰である自分は恋人関係ではなく、自分の気持ちを押し込めて友達の関係を保とうと。

ですが、やはりラブコメ主人公の大石はそんなことは許さず、もぐがナグモであることに気づき、もぐが恋喰であることを知ったうえでもぐを受け入れてくれます。

こんなん惚れるに決まってますよね。

これによりもぐも大石に好きだと気持ちを伝え、ヒロイン争いに参戦してくれることになりました。

「本命の人」を見つけた後、大石が誰を選ぶのか楽しみになってきましたね。

 

そして最後は月森守織、木更城ムーシャとの2人同時デート。

2人を同時に相手するのは大変だからと、交互に抜けて負担を減らしてあげてる2人が優しすぎますね。

結局2人が「恋喰」なのか「本命の人」なのかは分からずじまい。

あと「恋喰」と「本命の人」以外にも「恋喰を狙う人」がいる可能性もあるんですよね。

大石の推理通りだと、守織とムーシャは①「本命の人」「恋喰を狙う人」、②「本命の人」「恋喰」、③「恋喰」「恋喰を狙う人」のパターンがあります。

一体どれに当てはまるのでしょうね?

ラストにあからさまに怪しい人物がふたりを見ながら「そうか、アレがあの子・・・が言っていた、恋喰か」と言っていたので、どちらかが恋喰の可能性は高そうです。

そうなるともう一方は「恋喰を狙う人」か「本命の人」になりますね。

もし「恋喰を狙う人」だったら、5人の中に「本命の人」がいないということでちょっと悲しいことになりますが…

というかこの怪しい人物は何者なんでしょうね?

コイツも「恋喰を狙う人」なんでしょうか?

そしてあの子とは誰のことなのか?

誰かがコイツに情報を流しているということですもんね。

今後はこの怪しい人物から恋喰を守るという展開もあるのかも。

ヒロイン5人のうち3人の正体が明らかになったし、これからこの恋愛模様がどうなっていくのか楽しみです。

 

単行本第5巻は2025年冬頃発売予定です。