こんばんは。
カッパ室長です。
今回はとなりのヤングジャンプにて連載中の漫画『聖母の断罪』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第1巻の紹介記事はコチラ↓↓
『聖母の断罪』
原作:カズキ
漫画:亀島潤斗
YouTube“ヤンジャン漫画TV【集英社ヤングジャンプ公式】”より
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
真里亞vs.式見くみる
イジメの実行犯のひとり、小和瀬翼の断罪を遂行した明星真里亞。
彼女は次なる標的を美人局の常習犯で唯一の女子生徒・式見くみるに絞る。
真里亞はさっそく式見の担任である厚木先生に式見が美人局をしているという情報を流す。
仲間しか知らない情報が洩れていることで式見は鬼怒川強や阿直六太がチクったのではないかと疑い始める。
さらに真里亞は式見の体操服を鬼怒川の鞄に隠し仲間割れを誘う。
これは以前式見が真里亞の息子・流桐崇に仕掛けたイジメと同じもので、彼女たちはつい他のクラスメイトがいる前で「流の時と同じだろがッ」と桐崇のことを口に出してしまう。
そして真里亞が鬼怒川は自分とずっと一緒にいたため犯行は無理だと証言したことで冤罪だったことが分かり、ひとり騒いでいた式見はクラスメイトから冷たい視線を向けられるのであった。
こうして式見から恨みを買ってしまった真里亞は職員たちとの飲み会の帰りに式見の仲間の男達から襲撃を受けてしまい…
感想
今回は真里亞が式見くみるを断罪するお話が描かれました。
式見は桐崇くんの件以外にも美人局で小遣い稼ぎをしていたりと救いようのない悪者でした。
仲間を使って悪いことをする式見にマリアさんは孤独という恐怖を味わわせていきます。
桐崇くんが式見にやられたことをやり返しているんですね。
まずは美人局の情報を流したり体操服を鬼怒川の鞄に移したりして、式見と鬼怒川たちの仲に亀裂を与えていくマリアさん。
ちょっとの攻撃で最大のダメージを相手に与えていて、本当にマリアさんは凄いなと思います。
標的のことをしっかりと調べ上げているし、この復讐は本当に長い間計画されてきたことなんだと実感しますね。
次に式見が送り込んだ刺客も簡単に倒してしまいました。
ガタイのいい男を含めた4人の男性に絡まれても怯えることなく戦えるのが凄いですね。
そしてあの身体能力の高さは何なんでしょう。
前回の小和瀬の首を掴んで引き寄せるシーンでも思いましたが、この人復讐するために尋常じゃないトレーニングを積んできているのかもしれませんね。
最後は背後からの不意打ちを喰らいピンチになってしまいましたが、それも難なく対処していたし。
襲われる側だったはずのマリアさんが逆に襲ってて、相手もマリアさんの虜になってて笑っちゃいました。
飯島に捕まってピンチと思ったのに、次のページでいきなりマリアさんが式見の家に侵入してて背後から現れるのが怖すぎました。
こうしてマリアさんに捕まってしまった式見。
小和瀬は気づきませんでしたが、彼女はマリアさんが桐崇くんの母親であることに気づきました。
そして岡谷のためにカッターの刃の中からSIMカードを探し出すところはちょっと凄いなと見直しちゃいましたね。
最初あんなに嫌がっていたのに、岡谷のためならできるんですね。
しかし、こんなに頑張ったのに大好きな岡谷は自分のことなど少しも興味がないことに気づき絶望していく式見。
他の男たちからも見放され、孤独となって死んでいきました。
前回もそうですが、即死ではなくジワジワと苦しみながら殺すやり方なのがむごいですね。
これで残る敵は3人。
岡谷が残りのメンバーを団結させて反撃に出てくるとマリアさんが予想しているし、次からは復讐を実行するのがより困難になっていきそうです。
これから物語がどう展開されていくのか楽しみです。
そして元夫の流諦一郎も少しずつですがマリアさんに近づいていってます。
今回学校に聞き取り調査に来ましたが、マリアさんは休みでニアミス。
ふたりがいつ再会するのかも気になるところですね。
おわり