ミステリー

【四季崎姉妹はあばかれたい 第5巻 見どころ紹介】堂々完結!!トラウマを揉みほぐし、四季崎家を救え!

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どうも!

カッパ室長です!

 

今回はヤングジャンプコミックス四季崎姉妹はあばかれたい』第5巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

『四季崎姉妹はあばかれたい』第4巻の紹介記事はこちら↓↓

【四季崎姉妹はあばかれたい 第4巻 見どころ紹介】ついに事件の真相にたどり着く山田。あらわになる当日の事実… どうも! カッパ室長です! 今回は週刊ヤングジャンプにて連載中の『四季崎姉妹はあばかれたい』第4巻の見どころ...

 

四季崎姉妹はあばかれたい

著者:朝倉亮介

“ヤンジャンTV【集英社ヤングジャンプ公式】”より

前回までのあらすじ

探偵・山田太郎の推理により、四季崎つくし殺害事件の真犯人は長女・ゆりだと判明する。

しかし、ゆりは事件当日の記憶をなくしていて、犯人は次女・もみじだと勘違いしていた。

このままゆりに真実を伝えたら絶望し自ら命を絶ちかねない。

つくし(山田)はゆりの心のわだかまりをほぐし、四季崎家に平穏をもたらすため、三女・ひなぎくとともに行動を開始する。

第5巻の見どころ(ネタバレ注意)

ゆりのトラウマ

苛烈な犯罪憎悪を持つゆりに真実を伝えれば自ら命を絶ちかねないと考えたつくし(山田)。

そこでつくし(山田)は「つくし少年はもみじおねえちゃんに殴られた」ことにして「情状酌量を求める」ことで事件解決させる方向にした。

そのため、ゆりの犯罪憎悪となったトラウマを調査するべく、つくし(山田)はひなぎくとともにゆりが働く警視庁へとやってきた。

なんとか警視庁内のゆりの自室に潜入することに成功したつくし(山田)。

そこでつくし(山田)が見つけたものは、なんと死ぬ前の自分「山田太郎」の写真だった。

ゆりにとって山田は憧れの存在で、好意を寄せる相手だったのだ。

『四季崎姉妹はあばかれたい』第5巻 P51,52より

ゆりから山田と初めて出会ったときの話を聞き、つくし(山田)は出会ったときのゆりの眼を思い出す。

それはかつての自分と同じ「復讐に燃える眼」だった。

そしてつくし(山田)は理解する。

ゆりの「犯罪憎悪」の根源は両親を殺した相手への復讐だったのだと。

四季崎両親は事故死などではなく、ゆりの目の前で殺されていたのだと…

感想(ネタバレ注意)

今回で『四季崎姉妹はあばかれたい』も完結。

あっという間でしたね。

 

前回の第4巻でつくし少年を殺してしまった犯人がゆりさんだということが判明し、今回の第5巻は記憶を失くしているゆりさんに真実を伝えて平穏に事件を解決していくというものでした。

第4巻で真犯人も判明しましたが、今回はそれ以上の衝撃的な真実たちが明かされました。

 

その一つ目が、ゆりさんが好意を寄せていた相手が山田太郎だったということ。

山田はずっとゆりさんに敵視されていると思っていましたが、実はその逆だったんですね。

好きな人に対して素直になれていなかっただけみたいです。

山田がバナナの皮で滑って死んだという情報を聞いたときのゆりがどんなものだったのかも見てみたかったですね。

そんなドジな山田のことを今でも忘れられないゆりさん。

寝ている時に山田のことを思いながらおっぱじめたのには驚きましたね。

それを見て発情してしまうつくし少年と、さらにそのつくし少年を見て発情するひなぎくちゃんも交じってイチャイチャ♡。

カオスすぎる…

そんな状況を見たもみじちゃんもショックを受けるわけでもなく一緒に交ざって♡♡♡したいと思っていたところが恐ろしいです。

『四季崎姉妹はあばかれたい』第5巻 P134より

この家族、変態しかいないのか!?

というかつくし少年はゆりさんのことが好きで、ゆりさんは山田のことが好きで、そして山田はつくし少年の中にいるというかなり複雑な三角関係ができてしまったようです。

つくし少年も実は魂が残っていて、事件解決後に無事復活し山田と共存しているし、これから彼らがどんな恋愛をしていくのかもかなり気になりますね。

にしても、つくし少年を目覚めさせる言葉が「(ゆりおねえちゃんとの結婚が)ワンチャンある」なのは笑いました。

 

二つ目の衝撃の真実は山田がつくし少年の体に転生して理由です。

これはずっとつくし少年が家庭を崩壊させずに事件を解決してほしいから山田を呼んだと思っていました。

しかし、今回で山田に助けを求めていたのはつくし少年ではなく、犯人であるゆりさんのほうだったということが明かされました。

これには驚いたし、納得もしました。

つくし少年は生前の山田と面識がなかったからちょっと変だなと思ってましたし。

ゆりが自分の罪をあばいてほしいと願ったから山田が転生したんですね。

だからタイトルが『四季崎姉妹はあばかれたい・・・・・』だったんですね。

これでタイトルの伏線が回収されました。

 

三つ目の衝撃の真実は四季崎両親は事故死ではなく、何者かによって殺されたという事。

ゆりさんの背中の傷はこの事件のときに負ったものでした。

この事件によってゆりさんが苛烈な犯罪憎悪になり、今回の事件が起きるきっかけの一つになったようです。

そして今回一番驚いたのが、ラストに四季崎両親を殺した犯人が登場したこと。

しかもその犯人が四季崎姉妹の近くにいたあの人物・・・・だったとは…

あの見た目であのヤバさは恐ろしすぎます。

この犯人を山田が捕まえるところまで連載してほしかったですね。

 

四季崎つくし殺害事件は無事に解決しましたが、伏線らしきものはけっこう残っている感じがしました。

それこそ四季崎両親を殺した犯人との決着とか。

山田太郎の過去のお話もかなり気になりましたし。

あと本当に山田はバナナの皮で滑って死んだのかも疑問ですよね。

もしかしたらこれもあの犯人の手によって殺された可能性とかもありそうだし。

物語はまだまだ続けられそうだったので今回で終わってしまうのはかなり残念です。

ですが、物語は一応ハッピーエンドを迎えることができたのは良かったです。

つくし少年も無事ハーレムをつくって最後の最後で三姉妹の♡♡♡も拝むことができました。

『四季崎姉妹はあばかれたい』第5巻 P204より

ミステリーとちょっぴり♡♡♡を上手く組み合わせたとても面白い作品だったし、何度でも読み返したいと思える作品でした。

 

ヤングジャンプ編集部が運営する無料Webマンガサイト、となりのヤングジャンプにてこの作品の第1話が試し読みできます。

気になった人はぜひ読んでみてください。

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おわり