どうも！
ファンタジー漫画大好き、カッパ室長です。
今回はマガジンポケットで連載中の作品『黒猫と魔女の教室』第4巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
YouTube“マガジンチャンネル”より
『黒猫と魔女の教室』第3巻の紹介記事はこちら↓↓
『黒猫と魔女の教室』
著者：金田陽介
魔女が呪いを解く為に×××にキスする話（１/１８） pic.twitter.com/1MSBJgXnY7
— 金田陽介＠黒猫と魔女の教室１巻 (@yousukekaneda) July 8, 2022
前回までのお話
中間試験不合格になったスピカ・ヴァルゴ、ハナ・サソリジョウ、キロン・サジタリウス、タルフ・キャンサー、ユゥ・アリーズの5人にカペラ・カプリコーンを加えた6人は冬期合宿に参加。
7人の先生からスタンプをもらうまで終わらないこの合宿で、ハードな特訓を次々にこなしていくのであった。
第4巻の見どころ（ネタバレ注意）
ユゥの本気
合宿2日目、6人目の先生・ヘルクルスの特訓はカヴン対抗のゲーム“マジック・サバイバル・ゲーム”。
最近魔術師の間で流行っているゲームで、二つのチームに分かれて魔法を撃ち合い、全員倒せば勝ちという殲滅戦。
負けて不合格となったチームは1週間合宿が延長になると聞いて、皆やる気満々だがユゥ・アリーズだけはめんどくさがっていた。
ゲームが始まり、ヘルクルスカヴン相手にスピカたちクロードカヴンはリーダーのカペラ・カプリコーンの作戦で先制を取る。
しかし、ユゥが敵の罠にかかったせいで一気に仲間がやられ劣勢状態となってしまう。
「誰かの為になら頑張れる事ってあると思うよ」というスピカの言葉、そしてカペラの「お前はずっと私の憧れだからな」という言葉を受け、ユゥは自分を信じてくれる人の期待に応えたいと思い、力を覚醒させていく。
『黒猫と魔女の教室』第4巻 P27より邪教徒襲来！！
合宿も無事終了したスピカたち。
帰りの汽車へ向かおうとしたところ、スピカの荷物がなくなっていることに気づき、スピカはひとり宿に戻る。
荷物を見つけたスピカであったが、そこでスピカの回復魔法を狙うアルク・トゥルスと名乗る邪教徒の少女の襲撃を受ける。
『黒猫と魔女の教室』第4巻 P95より邪教徒のことを「黒蛇教団」だと言うアルク・トゥルスは、なんとクロードの元教え子だった。
クロードやハナたちも駆けつけスピカを助けようとするが、そこにもう一人の邪教徒リゲル・アルゲバルも現れてしまう。
彼らが使う蛇遣い座魔法に苦戦し、クロードは魔力を使いすぎて猫の姿に戻ってしまった。
絶望的な状況に皆恐怖を隠せない。
スピカたちはこの窮地を脱するため、力を合わせて行動を開始する。
感想
今回は冬期合宿の後編と邪教徒の襲撃のお話などが描かれました。
ヘルクルス先生との特訓はカヴン同士の戦いでした。
ここではカペラとユゥの活躍が描かれていました。
カペラはカヴンのリーダーとしてみんなを引っ張り、そして相手の作戦を読み切って逆に罠にハメる作戦を考えたりしてくれました。
ちょい悪な雰囲気を出していて本当にカッコイイです。
でも根は真面目な子なんですよね。
敵を罠にかけたときの悪そうな顔とかはアウトローものの小説を読んで勉強した賜物なのかもしれませんね。
カペラの山羊座魔法もとてもカッコよかったです。
相手の魔法を羊の骨が喰って無力化させる魔法、メチャクチャ強くないですか！？
どっちかというと防御寄りな魔法ですが、カペラ自身が格闘技もできるから、相手の力を無力化させつつ接近戦で勝つという戦い方ができるようですね。
ユゥもとてもカッコよかったです。
周りの期待に応えたいという思いで力を覚醒させたユゥ。
いつものボヤーとした表情からキリッと凛々しい表情になって無双するのはカッコよすぎますね。
ユゥの牡羊座魔法は炎魔法で、これまた強いんです。
バカでかい火球を放つことができたり、炎をブースターとして使うことで恐ろしく速い接近戦も行うことが可能。
そしてとんでもない魔力量を秘め、体術はカペラの格闘技を見よう見まねで覚えているとか天才すぎる…
もしかしたらクロードカヴン最強はユゥなのかもしれませんね。
合宿が終わったかと思ったら、今度は邪教徒の襲撃。
第3巻に登場してたゴシックコーデの可愛い女の子ですね。
アルク・トゥルスは可愛い見た目ですが使う魔法は精気を吸い取る蛇遣い座魔法という禁忌の魔法でヤバい雰囲気プンプンです。
そしてこの子、クロードの元教え子らしいです。
ということはカストルやポルックスと知り合いの可能性が高そうですね。
第2巻のP67の回想シーンに見切れてますが彼女に似た女の子が描かれているので、もしかしたらそうなのかも…
アルク・トゥルスはなぜ黒蛇教団に入ってしまったのか。
この子は可愛いし、今後戦ううちに仲直りして仲間になるという展開になると嬉しいですね。
もう一人の邪教徒リゲル・アルゲバルはかなりヤバそう。
今のスピカたちでは彼らに太刀打ちできないため、クロードを元に戻すためセレネの泉を目指すようです。
そしてついに男性陣が活躍するようです。
キロンとタルフがどんなカッコいい姿を見せるのか楽しみです。
今回は緊迫するシーンが多めでしたが、最後の特別読み切りでみんなの水着姿が描かれ可愛い成分も補給できて最高でした。
単行本第5巻は2023年7月7日（金）発売予定です。
おわり
